その1『世界観』
○緑星
この物語の舞台となっている惑星。
人口約90億人。陸地面積は約1億㎢で比較的狭め。
地球から遥か遠くのどこかに存在し、遥かに進んだ文明を持つ人類が存在している。そのためその経済規模もデカい。また、惑星としての大きさは地球よりも少し小さく、その公転周期は342日程と少し短い。
土地としては大きく分けて、より科学の進んだ東大陸(アトラ大陸)と、魔術大国の多い西大陸(ディンサール大陸)が存在する。その間には狭い中央海が、そして反対側にはとても広く荒波な地獄海が存在する。海の島々の利権においては数々の紛争があったり。
また、全部で35の国家しか存在しない。弱肉強食の風潮の強いこの世界では、多くの国家が淘汰された結果である。
その他の特徴としては、人類といってもこの世界だけで多くの種類がいる(魔族・サラマ族・巨人族など)。また地下資源が豊富で、魔力や核融合といった新動力とも相まって、未だに資源の枯渇等は発生していない。
そして何と言っても一番の特徴は、“魔素”と呼ばれる固有の元素が存在することである。
“これ”と“聖典”が、この世界の運命を大きく変えている……といっても過言ではない。
① アルディス連邦王国[234~]
高崎が飛ばされた地点を治めている国家。
世界三大国の1つであり、特に科学技術に秀でる。
[人口 6億9867万人(3位) 国土 568万㎢(5位)
[GDP 7154兆円(3位) 1人当たり1024万円(1位)
[陸軍A+ 海軍S+ 空軍S+ 技術S+ 魔術A+ 資源B
《政治》
その名の通り“連邦王国”であり“王国”。アルディス2島と、大陸における“4州”から成り、ある程度の自治権も存在する。
その体制はいわゆる立憲君主制。ただし王の権力は最低限度に収められ、宰相や国会が実際の政治を行う。その為、一般的には民主主義的国家と認識されている。
大陸間戦争以降は三大国の一翼として、そして世界の中央付近に位置する国家として、東大陸と西大陸の対立におけるバランサーの役割を担ってきた。
《歴史》
国内の多数派であるアルディス人は、元々は西大陸における新教派の民族“エスタ族”の一派である。
しかし宗教対立による迫害で東へと逃れ、その結果現在のアルディス朝の元が成立した。その紀元234年から実に2200年以上に渡る歴史を持ち、世界で最も古くから続く王朝である。
《地理》
メイン領土であるアルディス2島とカドナ半島だけでなく、惑星を北から南に渡るように、資源の豊富な海外領土を多々持つ超大国である。その領土は島が本拠地にも関わらず、なんと世界5位と広大である。
実はアルディス人以外にも、島の原住民やウラディル人なども分布している多民族国家。
《技術》
一般に世界一と呼ばれる。特にAIを含めたIT産業は他国を寄せ付けぬ力を持ち、近年は世界全てを演算可能なコンピュータを作る研究さえも進めてる……とか?
また、世界で初めて核融合による発電を実用化するなど、その他の分野でも世界を牽引している。そして実は、魔術においても世界最大の新教派国家として強い力を持つ。
《軍事》
島国であるため、海空軍に力を入れている。それらは世界最強と名高く、本土侵攻は不可であるとAIが結論を出す程。
しかし近年の平和に伴い、軍事方面の拡大は次第に抑えられていた。……が、第四次アルディス=ウラディル戦争の苦戦で、軍事力の必要性を痛感。現在は軍事に再び力を注ぎ、最強の名を名実ともに再獲得している。
《宗教》
言わずと知れた新教国家。だが、信仰の自由は認められており、国内には様々な宗教が存在する。
①’カラヴィナ公国
アルディス南島の端に位置する小国。
国家元帥はアルディス国王の配下にあり、実質的なアルディス朝の属国。かつて東大陸へと亡命したアルディス人の中でも、取り分け宗教熱心だった者が集まった地域で、現在では新教の聖地の1つとして数えられる。
② ウラディル共和国 [1584~]
アルディス連邦王国の隣に接する国。
同国とは長年の因縁があり、ライバル関係にある。
[人口 5億4026万人(4位) 国土 398万㎢(6位)
[GDP 3652兆円(4位) 1人当たり676万円
[陸軍A 海軍B+ 空軍A 技術A 魔術B 資源S
《政治》
東大陸初となる本格的な共和制国家。後述の歴史から強い民主政治の特徴を持ち、国民感情が強く政治に反映される。
《歴史》
1584年の独立戦争まではアルディス領。独立時には、全ての人が“ウラディル人”として団結をしようという理念の元に建国された。
その歴史から同国とは長年犬猿の仲。未だにその風潮は根強く、30年前にも第四次アルウラ戦争を起こしている。
《地理》
旧ア領ウラディシアの国境線をおおよそ継承。
その為“ウラディル人”は、多数の民族で構成されている。
因みに、1000年もの間アルディス領であったことから、公用語はウラディル地方訛りのアルディス語だったりする。
《軍事》
独立以来、アルディスに対抗する為に力を注いでいる。
それでも度々大国のアルディス王国に苦しめられていたが、第四次アルディス=ウラディル戦争[2532〜2536]では、奇襲攻撃ながらもアルディス軍相手に善戦するなど、近年は列強国としての地位を確固たるものとしている。
《宗教》
ウラディル共和国は、世界で最も宗教に寛容な国と呼ばらる。
その為、新教・旧教だけでなく、“邪教”と呼ばれる宗教も保護している。
③ 大正帝国[2541~2563]
世界一の経済規模を誇った大帝国。
世界三大大国の1つであり、量と質で共に秀でる。
[人口 18億2643万人(1位) 国土 1842万㎢(2位)
[GDP 1京893兆円(1位) 1人当たり596万円
[陸軍S+ 海軍B 空軍A+ 技術A+ 魔術C 資源S+
《政治》
皇帝風早による帝制……だったが、雅建隆の反乱によって帝国の解体が宣言された。議会そのものは存在したが、実質的な実権は皇帝やその仲間の『七英雄』が握っていた。
今後は共和制国家となり、大統領選挙が開かれる予定。
《歴史》
正朝の歴史は浅いが、前王朝より帝位を受け継ぐ形では続いており、それには5000年以上の歴史があるとも。
歴史上にない20歳程の少年が初代皇帝の国家だったが正朝七英雄の活躍もあり、国土は歴史上最大クラスにまで拡大、経済も十数年程で一度抜かれた王座を取り戻すなど繁栄を極めた。
しかし、2551年の北方戦争以降、鎖国政策も相まって経済発展の勢いは多少弱まっている。
《地理》
東大陸の右端から左端までを支配する巨大な国家なため、多種多様な民族を擁する。
また南東は熱帯、北東や西部は温暖気候。中央部は山岳地帯で乾燥。そして北部は寒帯など、気候も多様である。
《軍事》
陸軍は世界最強のひとつと名高い。軍事費では世界2位ながらも、陸海空全てが最新鋭のモノで固められており、特に陸軍はパワードスーツを始めとした最強の編成となっている。
《宗教》
宗教色はそこまで強くない。
しかし、中雅の土地固有の神話と新教が混ざった、独特の神話が信仰されているなど、新教旧教国家からは“邪教”とも呼べる宗派が主流。
③’ 大燿帝国[1862~2541]
紀元12世紀に始まりし祖王朝時代から約3000年。
その内の1500年程を支配していた由緒ある一族『雅氏』によって作られた王朝。燿は光り輝くような繁栄を願った国名であり、燿王朝[158〜650]も存在し、分けるため前燿と呼ばれることも。
しかし末期は腐敗に陥り、賄賂と悪政に溢れていた。
その為国力は衰退。地方では自立勢力も出現し、最後には風早によって滅亡に追い込まれた。
2563年5月8日のクーデターによって、3度目の燿朝の再興が雅建隆によって狙われたが失敗に終わった。
④ブラーデン帝国[1962~]
東大陸最北端に存在する帝国。
地理的な問題で発展が遅れていたが、近年は先進国としての地位を徐々に占めつつある。
[人口 2億3606万人(9位) 国土 1484㎢(3位)
[GDP 1218兆円(10位) 1人当たり516万円
[陸軍B 海軍B 空軍B 技術B 魔術D 資源S
《政治》
帝政。皇帝による強権による政治を続けていたが、正朝との戦争で実質的な傀儡に陥った。……が革命騒動の時に密約でそれを脱し、民主国家になることが決まった。
《歴史》
1800年代程までは、あまりの寒さも相まり、大きな“統一国家”という枠組みがこの地域には存在しなかった。
科学の発展でなんとか住めるようになってくると、アルディス朝や燿朝が北進。それに対して反抗した勢力が建国した。
100年程前までは中小国であったが、近年は大国……とまではいかなくても、先進国という枠組みには入れる程発展した。
しかし、2551年に北方戦争で敗北。以降12年間は、正朝の実質的な属国として運営して行かざるを得なかった。
《地理》
その地理通りに寒さは凄まじく、領土の実に半分以上は人がほとんど住めないような地域である。しかし地下資源が豊富であり、林業や漁業も相まって技術力に比べ経済は安定している。
《軍事》
全体的に並以上のモノは揃えている。だが周りがアルディスや正朝と最強クラスの国家が揃っているため相対的に敵わない。
《宗教》
完全にその土地固有の神々を信仰している。
そのため魔術は“悪魔の力”として忌み嫌う者も多いとか。
⑤マナスダ合衆国[2072~]
西大陸最大の国家。
世界三大国の1つで、人口2位・国土1位を誇る。
[人口 16億8900万人(2位) 国土 2308万㎢(1位)
[GDP 9220兆円(2位) 1人当たり546万円
[陸軍S 海軍S+ 空軍A+ 技術S 魔術A+ 資源S+
《政治》
連邦制国家。大統領による国家運営と、数十の州による内政が行われる。それらは元々全く別の存在であることから、宗教・文化・風土に至るまで異なるモノを持つ。
《歴史》
20世紀末には先進国の植民地獲得の動きが少しずつ高まり、西大陸のこの地域はロムラナなどの進出が見られた。
そしてそれに反対する運動が巻き起こり、それによって数十もの民族が協力し、統一国家の成立を目指され設立された国家である。
《地理》
軽く100以上の民族が混ざり合って出来ており、それ故に国内で対立することもしばしば。その広大な国土には、ジャングル・草原・砂漠など様々な環境が存在し、人口的にも偏りがある。
《技術》
最新の科学技術に対して半ば否定的だった北側の諸国家に対して、彼らはどんどんアトラ大陸から技術を取り入れたため、現在ではその力関係は完全に逆転している。
大陸間戦争でも西側の主力として、敵の進出を食い止め、西大陸における覇権の存在感を露わとした。
《軍事》
その特徴を一言で言うのなら、『ザ・大鑑巨砲主義』。
航空機も戦車も駆逐艦も空母も、何でもデカく高威力に作られている。勿論、それらの威力は絶大である。
《宗教》
旧教を信じる者が多い……が、特に国教という訳ではない。
その土地固有の神を信じる者、新教を信じる者。さまざまな人々が存在する。
⑥マナスダ連合国[2135~]
アフメド大陸の南部に位置する国家。
マナスダ合衆国とは分離したものの、現在は関係良好。
[人口 3億2890万人(7位) 国土 720万㎢(4位)
[GDP 1578兆円(8位) 1人当たり480万円
[陸軍A 海軍B 空軍B 技術B+ 魔術A 資源B+
《政治》
共和制国家。後述の歴史から、その内部はいくつもの州に分かれており、それぞれが各民族に割り振られ、かなり強い自治が認められている。
《歴史》
実はマナスダ合衆国建国時に、民族ごとの自立を目指すべきだと反対した勢力も存在した。そういった人達が、合衆国に対抗するために一時的にと建てられた国家である。
《地理》
多くの土地が砂漠やジャングル、人口の偏りが見られる。
《軍事》
国力の割には規模が小さい。大陸間戦争にも全面的には参加していないなど、比較的平和主義的な国家。合衆国とも分離の歴史がありながらも、争うことなく平和にやっている。
⑦ロムラナ共和国[1873~]
西大陸に君臨した、かつての大帝国の後継国家。
超歴史的な建物がひしめく、生きる『遺跡国家』である。
[人口 2億420万人(10位) 国土 98万㎢(13位)
[GDP 1376兆円(9位) 1人当たり674万円
[陸軍B 海軍A+ 空軍B+ 技術A 魔術S++ 資源A
《政治》
共和制国家。革命によって自由を勝ち取ったことを誇りに持つ彼らは今も政治に対して強い熱意を持つ。
《歴史》
その起源は紀元前1080年頃に成立したとされているロムラナ王国。紀元0年前後には帝国と化し、テスナが生まれたのも、アルディス人が迫害され始めたのもその時期あたり。
しかし1870年の革命で王が処刑され、共和制となった。
《地理》
600年代に統治が行き届かなくなり、3つに分割統治され、今残っているのは中央部分の統治地域である。
首都のロムラナは旧教の聖地であり、歴史的遺産も数多く存在するため、毎年数千万人が訪れるとか。
《軍事》
古くから地中海の王として、海軍に力を入れている。
また陸軍は、周りに位置する実質的な従属国に任せている。
しかしそのメインと言えるのは、旧教の聖地たるロムラナに設置された大聖教会の傘下にある『神の使徒たる魔術連隊』。世界最強の魔術を使う部隊と自他共に認められ、大陸間戦争でも西大陸側として大いに貢献した。
《宗教》
旧教の聖地なだけあって、超絶旧教国家。信仰の自由は存在せず、国民は皆旧教の信仰者となることを義務付けられている。
そのため、その他宗派の信仰国とは大体仲は良くなかった……が、近年は比較的交流も増えてきており、国内にも多くの他宗派の観光客が訪れる。
⑧ディノマ帝国[1475~]
西大陸北部の帝国。
古くから軍隊に力を入れており、大陸間戦争時も西大陸の危機に真っ向から立ち向かった。
[人口 3億8602万人(6位) 国土128万㎢(11位)
[GDP 2825兆円(5位) 1人当たり732万円
[陸軍S 海軍B+ 空軍S 技術A+ 魔術A+ 資源A
《政治》
帝政ではあるが、普通選挙があるなど比較的民主的。
しかし皇帝の非常大権が強く、非常時にはすべての権限を皇帝に集めることができる体制にもなっている。
《歴史》
元々は辺境の小さな王国。
しかしロムルナ王国の崩壊時に、当時の王ディノマが皇帝を自称。それ以降を帝国と呼ぶようになった。実際、彼はロムルナの王家の娘と結婚しており、ディノマ帝国はロムルナに関係ないとは言えない(?)
《地理》
前述の通り元々は辺境の森に位置した国家。
しかし、徐々に領土拡大。また大国となるため東から技術を取り入れるなどをして大国へと上り詰めた。現在では豊富な資源も相まって西大陸では2番手に位置する。
《軍事》
前述の通り陸軍に力を入れている。当然魔術にも優れる。
ディノマの兵士は命知らずと呼ばれ、実際死を恐れない突撃は多くの戦争で敵の脅威となっているという。
《宗教》
特に義務などはないが、古くからの歴史的に大半の人々が旧教を信仰している。
⑨アーヴィナ国[1268~]
西大陸東端に位置する国家。
そのため東諸国との関係は強いが、アルディスとは犬猿の仲。
[人口 4億86万人(5位) 国土 205万㎢(9位)
[GDP 2500兆円(6位) 1人当たり624万円
[陸軍C+ 海軍A 空軍B+ 技術B 魔術A+ 資源D
《政治》
特筆することはない。
《歴史》
元々現在のアルディス民族が住んでいた地域を所有する国家であり、そこらの地域は自治区として保有している。
そのためアルディスとは関係自体は深いのだが、その仲は非常に悪く、大陸間戦争時には一時首都まで彼らに占領されるなど、両国の因縁は深い。
《地理》
最東端という位置的要因もあり、西大陸の中で最も東方面の文化や技術の影響を強く受けている。それ故に西側諸国の中では早くから近代化が進んでおり、現在もそれなりの強国として地位を守っている。
⑩トゥルカン=ナム国[1134~]
西大陸のロムラナ大陸と、アフメド大陸の間の回廊に位置する国家。
旧教に独自の風土的宗教が混ざった『ナムス教』が国教。
[人口 1億9600万人(11位) 国土78万㎢(15位)
[GDP 706億(15位) 1人当たり360万円
[陸軍A+ 海軍C+ 空軍B 技術B 魔術B 資源S+
《政治》
ナムー教のリーダー、“ナム”によって統治されている。
法律などもナムス教に基づき作られており、先進国とはだいぶ異なる異質な存在。
《歴史》
元は遊牧民族が建てた国家であり、昔からロムラナ王国の最大の敵として君臨していた。近年は近代化の波に遅れているが、それでも国の威信は維持している。
《地理》
砂漠やステップといった気候が国土の大半を占めている。
鉄や金などの金属や、石油などの地下資源は豊富で、その資金で近代化も進めているとか。
《軍事》
かつては遊牧民として馬を駆使して周辺国を苦しめた。しかし現在は陸軍を中心に現代社会化を次々と進めている。
⑪魔民族共和帝国[2058~]
[人口 6987万人 国土 302万㎢
[GDP 169兆円 1人当たり242万円
[陸軍B 海軍C 空軍C技術B 魔術S++ 資源D
南アトラ大陸における独立国家の1つ。
その名の通り魔術に特化した体を持つ『魔族』によって作られた。建国前は勢力が分裂して常に内戦が起きていたとか。
今となっては世界的に見ても珍しい単一民族国家とも呼べる国家であり、移民なども特別な場合を除いて認めていない。
この地域。いわゆる南アトラ大陸には、彼らのような“一般的な人類”から少し離れた存在が多いため、他地域とは異なり『民族自決』の精神が根付いているとも言われる。
大陸間戦争時には、魔術に比較的疎い東側諸国に、魔術の特性などを教えるなど、だいぶ活躍したらしい。
⑫サラマ王国[856~]
[人口 3046万人 国土 104万㎢
[GDP 56兆円 1人当たり183万円
[陸軍C+ 海軍C 空軍D 技術C+ 魔術S+ 資源B
エルフのような見た目をした人々、“サラマ族”によって建国された単一民族国家。
古くから存在する国家であるため、古の伝統が受け継がれており、世界遺産も国土を考えるとかなり多い。
そのため近代化の流れこそある程度来ているものの、鎖国気味で他国との差は結構離れているという事実がある。
▲各主要国の総GDPと一人当たりGDP
※人口や国土面積、GDPといった細かい数字に関しては我ながら少しガバガバ……もといおかしいと思う所もあるので、あくまでおおよその目安として、また国家同士の比較的な意味として見てくだされば幸いです。
因みに、いろいろ単位に㎢とか円とか使っていますが、あくまで見やすいようにそうしているのであって、この世界では勿論違う単位が使用されています。




