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序章 〜始まりは突然に〜





ピリリリリリリリリリリ


……と、スマホの目覚まし用アラームが鳴り響いた。


しかし、高崎佑也は朝に弱い系高校生である。

だからこれが普段通りなら、あともう3回くらいは追加で鳴ってくれないと起きられなかったりする。


だが。今日は違った。

何故かというと、視界が猛烈に眩しいのだ。

親あたりが部屋の電気でもつけたのだろうか?



そして、その眩しさで少し目が覚めてきた高崎は、他の違和感にも気が付くこととなる。

何故だか分からないが、微かに“風”を全身に感じるのだ。

この時期に窓を開いている筈もないのだが……。


また、布団はこんなに硬かったか? さらに枕がない。

加えて、変な体勢になってしまったためなのか妙に腰が痛む。

……寝相が悪いために、布団から出てしまったのだろうか?


──まぁそんな違和感は一旦置いといて、だ。

彼はとりあえずそんな心地よい眠りから覚めるためにも、ゆっくり起き上がって目を見開いた。


脳がまだまだ寝たいと喚き散らしているが、やすやすと従うわけにはいかない。今日は土曜日だが部活があるのだ。




──ただ。


その視界に映ったものは、自分の部屋の壁などではなく。

綺麗な青空と、所狭しと立ち並ぶ超高層マンションだった



「…………………は?」


あまりの動揺に理解が追いつかない。

訳の分からないまま、彼は辺りを見回した。


その結果まず始めに気がついたことは、今まで自分が横になって寝ていたのは、全く見慣れないデザインではあるが……いわゆるベンチの上であるということだった。


さらにあたりを見回してみると、カラフルな子供用の遊具のようなものが散見され、それらを囲むように様々な花や植物が植えられた花壇が配置されている。これも見覚えのない光景ではあったが、どうやらここは公園であるらしい。


そして、その公園を囲むように並ぶ高い建物が立ち並び、その壁には所々巨大なスクリーンが設置されていた。そこには超絶美麗な画質の広告が堂々と流されている。


また、それらの高層ビルは、テレビやネットでしか見たことがないような高さのように……。


──いや、それ以上のようにさえ感じられた。



それらが当然のように、ずらっと視線の先に並んでいるのだ。

30階建てくらいの建物で高い高いとはしゃげるような田舎生まれの高崎にとっては、それら全てが圧巻の光景である。


さらに、そのまま空を見上げると、そこを颯爽と飛んでいる飛行機はとても小さく見えた。……のに、ものの十数秒で視界から消えてしまった。どれほどのスピードが出ているのだろう?


ふと空を見上げると、眠気でしょぼしょぼな目にはきつい日差しが照りつけた。春の訪れを感じさせる温かな空気が、嫌でも寝起きでぼんやりとしていた意識を一層覚醒させる。

それはまるで、凍てついた凍土を溶かしていくように、脳の活動をゆっくりと再開させていった。




──そして。


そうしてゆっくりと景色を眺めている内に。

高崎の頭は、ようやく現状を理解し始めた。




「…………ど……どこだよここォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!?」



周りの鳥達がばさばさと逃げる程の声量で、そう叫んだ。


現状を理解するのと感情が落ち着くのは全く別のモノである。

そういう訳で、彼はより気が動転してしまったらしい。



──いや、冷静に考ると現在の状況は「目が覚めたら突如全く見覚えのない場所のベンチにいた」……こうなる。


だから、まぁその反応は当然と言って然るべきか。




が、そうして大声で叫んで息を切らしている内に、少しずつではあるが動転した心も落ち着いてきたようだ。


そう言う訳で、彼は深呼吸のように深く息を吐いて、再び辺りを見回しだした。まずは、今のワケ分からん状況をどうしようか考え始める必要がある。



(…………いや、まぁ。見たとこ体の何処も縛られてないし、こんな場所に放置されてる時点で誘拐の類ではねーか)


そんなことを考察しながら自身の体の状態を軽く確認した後、高崎はベンチから立ち上がった。


そして、とりあえずここはどこなのか知るべきだ。という結論に至り辺りを見回すと、そのベンチの端に手紙が一通あるのが目に入った。


普段ならそんなもの気にも留めないだろうが、もしこれでこの謎の状況について少しでも知れるならラッキーだなぁ。

……という軽い気持ちで、その手紙を手に取る。


封を開けてみると、文字はしっかり日本語で書いてあった。ということは、一応ここは日本国内なのだろうか?



そんなことを考察しながら、手紙の封を切って中身を取り出し、その一番上へと目を移すと────。




「…………初めての異世界……??」


と、そこには書かれていた。




早速意味の分からん手紙だが、とりあえずざっと目を通してみると、そこにはこんなことが書かれていた。








────────────────────────────





高崎祐也くんへ


どーも神でーす(^_^ )

この度はあなたを異世界に転移させて頂きました(笑)


いやでも別に気分でw、とかではなくて。

細かく話すことは出来ないんだけど、色々あってちょーっと今、世界に“綻び”が生じててね?


じきに修復作業は終わるんだけど、どうしてもその綻びがこの宇宙に影響を与えることは免れられなかったみたいなんだ σ(^_^;)


まぁぶっちゃけると、“君が“()()()()()()()()”を遂げる”ことになってた訳。


だからそういった不幸な人をなんとか救うする為に、別の世界に転移させることなったのであります!( ̄^ ̄)ゞ


え?そんなことして大丈夫なのかって?

まぁまぁこれも、神の権限ってヤツ?w


あぁ、あと元の世界のコトについてはこっちで上手くやっとくから心配しないで大丈夫☆♪(´ε` )



……まぁいきなりこんなこと言われても、あんまり信用できないかもしれないけど。


でも信じてください!神に誓います!

…………って神は自分だったわwwwww


もし神って信用できないなら、ここに電話かけてくれればちゃんと証明するよん♡(*´∇`*)


 電話番号 XXX-XXXX-XXXX



ps.異世界、楽しんでね☆


神 より




────────────────────────────







「…………………………」


彼は読み終えると、なんとも言えない表情のまま手紙に再び目を通した。そのままこんなモノは無言で破り捨ててやろうかと思った……のだが、ギリギリのところで踏みとどまる。



何故なら。


(…………これ、俺宛の手紙なのか)


手首を捻って一応裏にも何か書かれていないかを確認しつつ、高崎は少し驚いたように心の中で呟いた。


そう、もし自分の名前が書かれてなければ、こんな馬鹿みたいな内容の紙は即破ってただろう。

ざっと思いつく可能性としては、壮大なドッキリ……いや、彼にそんな馬鹿げたことをする知り合いはいない、はずである。



(まぁ今の時代、ネットを使えば個人の名前を知るなどそう難しくないことなのかもしれないけどな)


手紙に再び目を通しながらそんなことを考える。

実際のところ、彼はSNSの類をやっていないのでそれは中々難しいことではあるのだが。


とにかく、手紙には一片たりとも信じられないようなふざけた事が書かれていた事はよーく分かった。



だが、彼はとりあえずスマホを手に持ち、書いてあった電話番号に電話をかけてみることにした。(よく見たらなんと圏外表示だったのだが、何故か掛ける事が出来た事が出来た。)


──普段なら決してそんな迂闊なマネはしないだろう。



しかし、確かにふざけた文章ではあるが、ここはどこか慣れ親しんだ世界とは違うような気がする。


よく見ると、ビルの見た目や周辺の植物はまるで見たことないようなものであるし、この公園の鳥たちも見慣れたハトやカラス・ムクドリなんかとは異なる種であることは感じ取れた。


そう考えていると、空気すらいつもと違うように感じてくる。



このままここから移動して、ここが結局どこなのか直接その目で確認するのもいいのだが……。

今自身の頭に浮かんでいる“()()()”だけは正直否定したかった。それは本来は非現実的なことであるし、信じたくもないのだが……、現在のとんでもねぇ状況に置かれた身としては、易々と否定し難い可能性なのだ。

もし見に行ってしまえば、それが確定してしまうなモノを見てしまいそうで何だか嫌だった。


だから高崎は、これが実はテレビ関係の緻密なドッキリです! ……みたいな些細な事を通話で告げられて終わるのを期待して、電話が繋がるのを待つのだった。



そして。

彼がかけてみた電話は、2度目のコールにも入らない内に繋がったようである。


『──おっす、高崎くん。やっぱ早速掛けてきたかぁ』



その相手は、なんというか明るい声の完全体みたいな声をしていた。聞き覚えのない声ではあるが何故か強く親しみを覚えるような……。いや、何故か長年を寄り添ってきた親友の声な気さえしてくる。

電話なのではっきりとは分からないが、少なくともジジィとかないだろう。


そして、出た奴も当たり前のように名前を知っている。……こいつはあの手紙を書いた奴と同一人物と見ていいのか?


とりあえず彼の声()()の印象を概して言えば、悪党ではなさそうな感じだ。



(……いや。でも、“()()()()”じゃない……?)


──なんというか。

どうも胡散臭いような、何かの違和感が高崎を一瞬取り巻いた。まるで、その明るい声の“裏”に蠢く何かがあるような。


まぁ、相手の一言で分かる訳でもあるまい。彼はとりあえず話をする事にした。




「……んで、アンタが神ってやつか? そんなら早速、その証拠とやらを見せてくれよ」


と、高崎はとりあえず全く信じてないようにおどけた口調で呟いた。まずは相手の様子見である。


『オーケー。じゃあ見せてあげよう!』


しかし返ってきたのは、今度は何の陰りもない声だった。

嘘ならば多少は声や間に出るかなー。と思っていたが、そんな手じゃまるで分かりそうもない。そんな自分の駆け引きの弱さに辟易しつつも、彼は時期に電話先から届くであろう次の言葉に耳を傾けた。



『うーん、どうしよう……あっ!そうだ!高崎くんの部屋にあるエロ同人誌の場所とタイトルを当ててみようか!』


「……………………は?」


何て言ったコイツ? 俺の同人誌?



「おいおい何言ってんだ、俺はそんなん持ってn─」


『まず一つ目、机の鍵付き引き出しの中、タイトルは「超快楽の楽園 ぱーとわんっ!」』




…………………………おい。


『二つ目、表紙のカバーを変えて本棚、タイトルは「ハーレムほうていしきっ!」』




…………………………ちょっとまて。



『これじゃまだ信じれない?なら君が中学生の頃に書いていた小説、「真・漆黒のナイト(1)」を初めから朗読すr』

「ちょっとまてェェェええええええええええええええええええええッッッッ!!!!!!いや待ってくださいッッッ!!!」


『ん?どうしたの?ようやく神って信じてくれた?』

「はい!信じます信じますッ!信じさせて頂きますともッ!!なのでもうやめてェェえええええッッ!!!?」 


高崎が玩具を盗られた子供のように泣き叫んで首を縦に全力で振る。流石に自身の厨二小説の内容朗読はキツイようだ。

……タイトルだけでも思わず軽く首を吊りたくなるくらいに。



(コイツ、俺が誰にも話していない秘密を知ってやがる……。まさか、本当に神だというのか……?)


『心の声でカッコつけてももう手遅れだと思うけど』


「当たり前のように心読むのやめてもらえませんかねッ!?」


『まぁ神だからねぇ。てかなんで前作なんてないのにタイトルに真がついてるの?』


「……もう……これ以上、古傷を抉らないでくれ……」


高崎が頭を抱えながらしゃがみ込む。

その目には最早、涙さえ浮かんでいた。世の中にはやって良いことと悪いことだってある筈なのだ……!



すると「流石にからかいすぎたかな?」と思ったのだろうか。電話先の神様とやらはお詫びとばかりにこう言ってきた。


『……ま、まぁここじゃスマホも圏外だからネットも使えないからね……。死ぬ運命とはいえここに飛ばしちゃったこととからかい過ぎたお詫びで、君の部屋の同人を持ってこよう』


ぽんっ、と突然高崎の目の前にいつもお世話になってる同人の入ったカゴが突如として現れた。

……やはり、コイツは神なのだろうか。



「………………………」


「うん?まだ不満?……じゃあ君の持ってる作品の傾向から他の持ってない奴もサービスであげよっか?」


「…………………………………」



『……要らないの?』




……………………有り難く頂戴した。







──その後、まだ信じきれない証拠がほしい。

と高崎が意地を張って言ってみたところ、突然コ◯ンくんみたいに身体が小さくなるという事件が起きた。


どうやら、それも通話先のカミサマの仕業らしい。


それからは彼がもう分かったからいいと言っても、急に声が女みたいになったり、髪の毛が2m以上に伸びたり、チ◯コが馬鹿デカくなったり……とやりたい放題であった。


今はもう元に直してもらったものの、ここまでやられたら流石に長年無神論者だった高崎としても、神という者の存在を認めるしかないのだろうか。



──いや、しかし。

()()()。彼は“ヤツ”に、どこか“胡散臭さ”を感じていた。


ヤツを神様と言うのには、“()()が引っかかる。”……そんな感覚がしているのだ。



まぁこんないきなりの展開だ。

ただそれに、脳も心も付いて来れてないだけかもしれないだけ……なんだといいのだが。








──そうして。

高崎は通話を切った後、自身の今後について考えていた。


(……まぁ元の世界に戻りたくない、と言ったら嘘になるけど、あっちじゃ死んじまうみたいだしなあ)



悩ましそうにそう呻きながら、腕を組む。


というのもあの後、一応本当に自分は死ぬ運命だったのか聞いてみたところ、奴はその場合の世界の映像を見せてくれたのだ。それはなんとも無残な光景だったのでここでは割愛させていただくが、平和ボケしてる高崎にとっては、軽く1時間は立ち直れなくなるヤバさであった。



(少なくとも今は、この世界でやってくしかない、んだよな)

 

カミサマ(笑)に電話を掛ける前に彼が感じた、あの嫌な予感は残念ながら当たってしまったのだ。あのふざけた内容かと思われた手紙の通り、本当にここは『異世界』らしい。


そして日本に帰ることも出来ない。両親にも友達にも……“アイツ”にも……もう会えないのだ。


先ほどまで奴と会話していたときは何だかそれが他人事のように感じていたが、1人になって考えている内にそのことをようやく事実として実感しつつあった。

その深い悲しみと、どうにもならないというもどかしさがジワジワと襲ってくる。



「……はぁ。どうすりゃいいんだ……本当に……」


考えれば考える程、彼の心には強い不安が襲ってきた。

帰ることが出来ないという悲しみに加えて、これから先自分がどうなるのかということも全く分からないという不安も同時に感じてしまうのだ。


一応、奴の話によれば、その“綻び”とやらが消滅すれば帰ってても問題なくなるらしい。

しかし。とは言ってもそれは話が宇宙レベル。修復はすぐ終わると聞いて、期待してみたら最短10年くらいだという。


だがはっきり言って、そんな経ってから戻っても意味がない気がするのだが……。




因みにであるが、あの自称神が言うことには、マイナンバーや住民票的なものへの問題は必要ないらしい。なんとそこはしっかり用意されてるとか。また、その他この世界で生きていくために必要なものが入ってるらしい大きいバックも貰っている。

というか、神様とやらは国家が管理する個人識別機能まで作成出来てしまうのか。ヤバすぎる。


だが、残念なことに用意された家はない。

──いや。これも逆転の発想で考えてみれば、ほぼゼロからのスタートというものもそれはそれで面白い、と考えることもできる……のかもしれない。



──あぁ、そうだ。これはきっと新しいスタートなのだ。

元の世界に戻れないのは悲しいが、ここからこの異世界で新しい人生を歩めばいい。

そして元の世界なんかよりよっぽど楽しく過ごせばいいのだ。だってここは異世界だ。楽しい生活が待ってるに違いない!

それなら帰れないこともいずれ悲しくなんてなくなるだろうし、最終的には忘れてしまうくらいになるだろう!!


……別にこれは、無理矢理この突然置かれた状況に納得し、気持ちを切り替えるための建前、という訳ではない……はず。

──いや。もし仮にそうだとしても、今はそう思い込まなくてはやっていけない。でなければ深い悲しみと不安でどうにかなってしまいそうだった。



それにさっき軽く聞いた話では、この世界は科学も発展してるとはいえ“魔術”のようなモノも存在するらしい。しかも限られた天才しか使えないというわけではなく、この世界の人なら誰もが使えるというのだ。


──なんともロマンのある話だろうか! 是非とも使ってみたいものだ!




「……まぁいつまでも悲しんだり悩んでてもしょーがねぇ!今はとりあえずこの異世界を楽しんでみますかぁ!!」


そう言いながら、頬を両手で叩き軽く背伸びをして。

彼は支給されたその鞄を手に取り、目を覚ました例のベンチの場所から取り敢えず移動することにした。




──そうして。


突然の怒涛の出来事に動揺しつつも、彼は希望をもって新たな世界へと飛び出したのであった。







…………しかし。


彼が「“理想”と“現実”は違うのだ」……ということに気がつくのは、すぐ先のことである。











────────────────────────────










──そして同刻。


“何もない空間”が何処かにあった。


そこには、“何か”の声が静かに響いているのだった。



『さて、取り敢えずこれで役目一旦終わりかな』


それは平坦な声だ。

抑揚も感情も感じ取れないような……そんな声色である。



『うんうん。一体“彼は”これからどうするのか。楽しみだね』


一言前とは少し変わり、不敵に笑うような感じで“何か”は呟く。ソレは、まるで無邪気な子供のような、それでいて悟りを開いた老師のような……。



『たまには“何もない奴”も放り込んでみた方が、その観察のしがいがあるってモノだ。私の“計画”に、支障をきたすような“チカラ”もない訳だし』


その真意は一体どういう意味なのか。

周りに誰もいないそこでは、丁寧に解説することもない。



そして“何か”は、言葉を締めくくるように、一旦間を空けて。


『“前の凡人”はあっけなく死んじゃったし、今回の彼は、興味深いことをやってのけることを期待しておこうかな』



──そう呟いたのを最後に、そこで再び“何か”の音が響くことは、一切として無くなったのだった。











【ぷち用語紹介】

・高崎佑也 (たかさきゆうや)

17歳の高校生。

運動神経はなかなか良く、身長もそこそこ(176cm)。

運動部に所属しており運動神経もそれなりに良いが、熱血漢的なタイプではなく、むしろ普段は比較的温厚な性格。だが正義感は人より強い。……悪くいえばお人好しとも言える。



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