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萩は散り

作者: 秋葉竹

ほそいピンクの秋の花

けさのすんでる青空に

儚いけれど

にあっていた

消えいりそうに

咲いていた


あいてもおらず

うすぐらいへや

かえってきたとき

花は散り

夕やみに消え

枝葉となって

庭はみるだに

うす寒かった


宵のとばりに

秋の虫

あかるくおどけて

うたっている

月はひがしで

ゆうたりと

天にいたらん

ときをまつ


酔いのせいでは

ないものの

なぜかさみしく

ひとりめし

たべて夜空の月ながめ

ふきくるかぜの

こえをきく

おまえのいき来た銀の道

いま月光にみちびかれ

いっぴきの蛇はいすすむ

どこへなりとも

いけばよい

どこへなりとも

いくかくご

酔いのせいでは

ないけれど

どこへなりとも

いくかくご

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