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三月二十日

 明日は三月二十日だ。


 結局この日に何が起きるのかわからずじまい。


 ・・・。


 単に誰かの個人的な用事の何かだったのかな?


 でも洪やダイアナは何か落ち着かない様子にも見える。


 気になる。


 気になるけど、この間聞いてもはぐらかされた。


 ハッチポッチ・・・じゃない、八田と堀田の二人はしばらく前から姿が見えない。


 別のところの作業に駆り出されたと言ってたけど、具体的にどこの何の作業をしに行ったかはわからない。


 聞いてもはぐらかされた。


 ・・・・・・。


 何しようとしてんだ?


 明日になればわかる。


 明日。


 一晩寝たらわかるんだろうけど、でもホントに何やるんだか。


 布団に入っているけど、いろいろ考えてたら寝付けない。


 ・・・。


 ・・・・・・。


 ・・・・・・・・・。


 ・・・ぐう。




 Pipipipipipi・・・。


 ・・・アラームがなった。


 ヤギを小屋から出して鶏の小屋掃除・・・。


 ボロを指定の場所に片づけてから朝食の準備。


 ふう。


 今日も終了。


 この後は洪さんについて別のブロックへの物品配送。


 どこのブロックも入り口までしか行けなかったし入れなかったけど、大体の場所は把握している。


 MOMOで登録していたコロナの地図と照らし合わせてみると、それぞれの施設は三角形か六角形の頂点に近い位置に設置されている。


 まぁ、それぞれに繋がる通路は直通でなかったり、何か所か通路を経由したりするようになってるけど、そろそろ迷わずに行けるようになった。


 ただ、外周の南極にあったあのプラズマ炎の出てた所に通じる道だけがない。


 メンテナンスもあるはずっだけど、どうやってあそこに行くんだ?


 いや、単に別に道があるのかもしれないけど。


「いるかい?」


 あれ?


 ダイアナさん?


「今から移動するよ。 荷物持ってきな」


 どこへ行くのか?


 何するんだろ。

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