ガチやべぇ
いっぺん遠ざかろう。
何度か近づこうとしたけど・・・も!
また飛んできた。
うん、やっはり離れるとそれなりにかわせる。
距離・・・どんぐらいだろ。
自動砲台が手のひらサイズくらいだとかわせないけど、グーに握ったくらいに収まってる大きさまで遠ざかると何とかかわせるようになってくる。
つっても中にはかわせないのもあるけンゴ!
痛ぅー。
足に当たった足に。
右足痛っぁ。
早ぇえとこどっかに身を隠すなりなんなりしないと、体中ぼこぼこになりそうだ。
とは言っても、距離を取る以外であれから攻撃を受けないで済むようなところは・・・。
やっぱりコロナの表面にへばりつくか?
見たところ、あの自動砲台は上と左右の広い範囲には自由になるような感じだけど、下向きの角度は結構きつい感じっぽい。
だったら下側の死角になるところに行けばいいって発想になりそうだけども、今見えている範囲の中にあるコロナの表面に、そんなうまい具合に隠れられる死角はない。
あと上から回り込むのではなくて、右なり左なり大きく回り込んで別の角度から近づく方法もやってみたが、進んだ先で別の自動砲台に攻撃されたし・・・。
どうにも複数の自動砲台で、プラズマ炎の噴射が行われている何かを守っているようだ。
まぁお約束と言えばお約束か。
何らかの重要な施設なら死角をつぶすようにして防御手段を講じるわな。
・・・だとするとどうあっても近づくのは難しいなぁ。
こっちとしちゃ、どこかコロナの内部に入れる扉でもあってそこからは入れりゃいいんで・・・って。
今更ながらに恐ろしいことに気が付いた・・・。
扉があったとして入れるのか?
スライダー待機室を見つけた時のように、うまいとこ暗証番号とかが合致すればいいけどそんな事が頻繁に起こるか?
エルが何らかの手を回してて入れないようにされてたら?
むやみに飛び回っててもスライダーの電源かガスが無くなって漂流する羽目になるんじゃ・・・。
やべぇな。
ハンパじゃなくヤバい。
っつっても一気に解決できる手段なんてのが都合よくあるってわけでもない・・・シッ!
いい加減にもう何とかなんねぇかこの攻撃!
避けるのも何とかできるようになってきてるけど、何度も続くんじゃそのうちガスが尽きる。
っていうかいい加減、弾尽きねぇのかアレ!
・・・。
ああ!もうっ!
無理!
無い頭使っても来れ無理なだけだ!
『コンシェルジュアプリMOMO、システム起動しました。 おはようございます大島クルス天馬さん』