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あやしい火柱

「なんっだあのプラズマ炎は」


 ヘルメットの中でどんな顔してるのかはわからないけど、びっくりしてるか冷や汗たらしているかどちらかだろう。


 遠目にもはっきり見えている以上、かなりの大きさなんだろうと思う。


 向こうに見える星がユラユラと揺れてるし。


 あ、止まった。


「あの炎は何だと思います?」


「知らん! いやホントにわからん。 一体なんだアレ?」


 心当たりは無いらしい。


 うん、俺もわかんない。


 そもそもあんな火柱あげられる施設のあったことすら知らない。


 あ、いや南極側って北極と同じような坑道みたいなのがあったんじゃなかったっけ?


 もっとも南極側は割と早い時期に坑道としては使われなくなって・・・。


 そのあとどうなったんだっけ?


 MOMOに確認・・・。


 は、止められてるんだったチクショウ、データが調べられねぇ。


 んんー。


 思い出せ。


 あそこに何があった。


 いまどんな状態になってる?


 ・・・。


 百聞は一見に如かずとも言うし直接確認に行くか。


 スライダーを前に進める。


 火柱の上がっていたところ。


 何があるのか。


 誰かが何かしてるのか?


 エルたち。


 あるいは宇宙慈愛の協会?


 どっちが細工したとかは置いておいて、あんなふうにプラズマ炎出してなにする気だ?


「おい大島クン」


 声をかけられたので振り返る。


 あれ、岩居さんがいない?


 どこ・・・あ、いた。


 コロナの表面にへばりつくような位置に。


 なんであんなところに。


 ゴ、グン!


 向きが!


 な!


 ゴ!


 またぁ!


 視界が・・・回って・・・!


 何が起きた!


 なに・・・あ!


 今視界の端をかすめた!


 なんかあの銀の何かから撃たれた!

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