昼食!
「やっと昼休みだ!」
私は寮に戻り昼食を食べに行く準備を済ませた。
「ねぇ、アイリ。昼食はどんな感じなの?」
「昼食は基本自由だよ。スモーキンテラスで自由に食べ物を買って食べるんだよ」
「へぇ、なんだか学生って感じがするな!前の学校は学食なんてなかったら」
「そうなんだ。学食のない学校があるんだ~…」
アイリは珍しそうな感じの表情をした。学食がないのがそんなに珍しいのだろうか…
「行こうか!」
アイリが言ってきた。私も「うん」と返事をした。
--スモーキンテラス--
「そういえばここに来るための鍵は無いの?」
私はふと疑問に思った。
「ここの鍵はファイビングになると貰えるの」
「そうなんだ…」
そんな会話をしながら私は昼食を買った。そして近くにある椅子に座った。
「やばい…こんな生活続けてたらお金が足りなくなるよ…さっきでさえ1,000ペンスかかったもの…」
私がそうつぶやいていると
「大丈夫だよ心配しなくても。私たち学生は毎月おこずかいが貰えるの。値段は階級によって違うけど…」
「へぇ、そうなんだ。どれくらい貰えるの?」
「えーと、シングルは1,000ペンス、ダブルスは7,000ペンス、トリプルは13,000ペンス、フォーグは16,000ペンス、ファイビングは25,000ペンスかな」
「結構沢山もらえるんだね…金額が大きすぎてビックリしたよ…」
「まぁ、最初はみんな驚くね」
「よし、食べ終わったし次の授業に行きますか!」
「オッケー」
私たちは昼食を終え、次の授業の準備をするため自室に戻ることにした。




