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食事!

「もうすぐ晩御飯の時間だから行く準備してね」

アイリは時計を見てそう言った。

「やばっ、もうこんな時間なんだ!」

いつの間にか7時の15分前だった。私は慌てて行く準備を済ませた。

「じゃ、行こっか!」

「うん!」

「でも、今からだと走らないと間に合わないかも…急ぐよ、リリア!」

なんで急がないといけないんだろうかと内心私は思った。食堂はそんなに遠いんだろうか。取り合えず私はアイリについていった。




「はぁ、はぁ…と、遠いよ…」

走ること5分。やっと食堂に着いた。やっぱり食堂もめちゃくちゃ広くてビックリした。「広すぎでしよ、この学校!」

「まぁ、しょうがないよ。とくにこの食堂『スモーキンテラス』は全校生徒が集合しているからね」

「そうなんだ…どこで食べるの?」

「空いているところを適当に探そう。しかもここ、椅子が人数分しかないから探すの相当大変だよ。頑張ろう」

「え〜!もう大分アツマッテルシ、空いてる席探すの大変だよ…」

私は早く食べたかったし探すことにした。意外にもかかわらず席は簡単に見つかった。



「よし、食べよう!リリア」

「うん!」

食事はとても豪華で和、洋、中と何でも揃っていて食べ放題!なんだか太りそう…

「遠慮なく食べていいんだよ」

アイリはそう言うけどけっこうこれが大変。皆、どんなけ食べるんだよ!



食事が終わり、今日はもう寝るだけらしい…私は部屋に戻った。

「明日からはもう少し早く行こ!」

「そうだね」

アイリはそう答えながら着替えていた。

「明日はどんな授業があるの?」

私は明日から何があるのかさっぱりだったので聞いてみた。

「え〜と、ちょっと待ってね」

アイリはそう言って何か紙を出した。どうやら時間割らしい。

「えーと、午前中は1時間50分の授業が魔法実技2時間と魔法薬2時間があって、午後は箒使いと、魔法動物だよ」

「うわっ、2時間続けてある授業なんて嫌だな。でも魔法動物の授業は楽しみかも」

「魔法動物の授業はけっこう面白いよ。たまに危険なこともあるけど…」

「そうなんだ。明日は何時からご飯?」

「8時からだよ。だから7時には起きてるといいよ」

「分かった。でもこの部屋って時計はあるけど目覚まし機能無いよね。どうやって起きるの?」

「それわねぇ」

そう言ってアイリは何か棒みたいな物を取り出した。

「ん〜と、この時計に時間になったらアラームが鳴るように魔法をかけるの」

「すご〜い!やってみて」

私は魔法という言葉に興味を示した。

「いくよ!『コールタイム7時!セットアップ』!」

そう唱えると時計が光った。

「これで終わり。どう?簡単でしょ?」

「す、すごーい!やっぱり魔法って格好いいね!」

「そう?これぐらい誰でも出来るよ。リリアもこれぐらいなら出来るんじゃない?小等部の子でもできるし」

「そうなんだ。じゃ、明日は私がやってみるね」

「いいよ!じゃ、今日はもう寝ようか。お休み」

「おやすみ!」

そう言って私達は今日は寝た。明日の授業楽しみだな。私はワクワク感が溢れそうだった。


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