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序章

今日から新学期!

私はリリア・フィリング中学2年生です。

今の今まで普通に進級出来ると思っていたが何故か魔法使いが通う魔法学校『マジライト魔法学校』に通うことになりました。

「はぁ、今日から皆とお別れか…新しい学校で友達が増えるといいな。あとお父さんやお母さんの手掛かりもつかめるといいな…」

私の両親は今、行方不明。でも手掛かりになりそうな手帳が残っていたのでもしかしたら生きているかもしれないと思ったの。それに最近、父の姿を見かけたという噂も聞いたから可能性は高いと感じたからでもあるの。

「ワクワクしてきた!不安もあるけど新しい生活、満喫するぞ!」

準備も整ったのでそろそろ駅に行くとしよう。

「でも、この地図に書いてある場所って近くにある普通の駅なんだけど…こんなところから魔法学校になんて行けるのかな…」

とりあえずよく分からないが行ってみることにした。


――歩くこと数分――

「駅にとうちゃ〜く!でも魔法学校に行きそうなホームなんて見あたらないんだけど…どうしたらいいのかな?時刻表にもそれらしい駅名は書かれていないし…」

当たりをキョロキョロと見渡してみた。すると壁をすり抜けていく人を発見した。

「えっ!?なんで?人が壁に入っていくなんて…」

一瞬夢かと思い頬をつねってみたが痛かった。

「やっぱり夢じゃない…え〜と、とにかくあそこに並んでいるし誰かに聞いてみよう」

例の壁に入るために並んでいる人達がいたので取り合えず並んで誰かに聞いてみることにした。




「あ、あの〜ここって魔法学校に行く駅への入り口ですか?」

恐る恐る私は前に並んでいた男の人に話しかけてみた。

「えっ?あぁ、そうだよ」

男の子は振り返ってそう言った。その男の子はメガネを掛けた優しそうな子だった。

「ありがと。私今日初めてだから…よく分からなくって」

「そうなんだ。君、何年生?」

「中学2年生です。あと私、リリア・フィリングです」

「そうなんだ、一緒の学年なんだね。一緒のクラスになれるといいな。あ、もう行くね。じゃ」

そう言って男の子は行ってしまった。

「そういえば名前きくの忘れてた…まぁいっか」

そんなことを考えていると順番が回ってきた。

「よ、よし。行くか」

なんか壁に向かっていくなんて違和感があるけど勇気を出して突進した。





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