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真・こことは違うどこかの日常  作者: カブト
過去(高校二年生編)
99/199

第十一話 『ミネルヴァ強襲(後編)』 その6

 ミネルヴァの乱行を見てブチギレた玉藻。

 怒りに任せてとうとうリビュエーの拘束を力任せに振り切る。

 そして、連夜の膝まくらにうっとりしながら尻を撫ぜ続けていたミネルヴァの腹に怒りの一撃をくらわせたのだった。

 ほとんど手加減なしの高速カカト落とし。

 相当なダメージを与えたはずであったが、勿論それだけで玉藻の怒りがおさまるわけがない。

 憤怒と憎悪で血走った眼をぎらぎらと光らせながら、伝説の殺人鬼その『人』のようにゆっくりとミネルヴァへと近づいていく玉藻。

 そんな玉藻から逃れようと、わたわたと四つん這いで床を這うように進んだミネルヴァは、ちょうど自分の進行方向にいた連夜の背後へとこそこそと隠れるのだった。


「連夜、たすけてぇっ!!」


「ちょっ、あんたそれは卑怯でしょ。出てきなさいよ」


「いやっ。出て行ったら最後、玉藻、私のこと蹴り殺すつもりでしょ」


「大丈夫、痛くしないから。一撃で決めるから」


「そういう問題じゃな~い!!」


 レストランの中を、まるで子供のようになって追いかけっこを繰り返す二人。 

 そんな二人の姿を、呆れたような、それでいてどこか懐かしむような表情で連夜はしばらく見守り続ける。

 幼き頃、仲良く遊ぶ二人の少女の姿を、連夜は遠くの木陰から見つめていたものだった。

 ちょうど今のような感じで。

 それを思い出して少しではない何かが胸にこみ上げるのを感じたが、今はそれを無理矢理押し殺す。

 そして、ぱんぱんと両手を鳴らして二人の注意を自分のほうへと向けさせた連夜は、追いかけっこの終了を二人へと告げた。


「はいはい、二人とも追いかけっこは終了です。ただでさえみ~ちゃんの馬鹿騒ぎのせいでお店に迷惑をかけているんだから、これ以上は流石にもう勘弁してくださいね」


「「え~~、だって、こいつが!!」」


「これ以上騒ぐっていうなら、お二人とはしばらく口をききませんがいいですか?」


「「ごめんなさい、もうしません」」


 二人ともいろいろと言いたいことがあった。

 あったがしかし、それを押し通して、目の前にいる最愛の『人』の不興を買うのは非常によろしくなかったので、自分の中の不満をとりあえず一旦心の棚の上に押し上げて休戦することを了承する。

 ジロリと睨んでくる連夜の姿を似たような表情、似たような上目づかいで様子を窺う二人。

 やがて、その表情が緩むのを確認してほぼ同時に肩の力を抜いた二人は、やっぱり同時に安堵の溜息を吐きだし、そして・・


 再びほぼ同時に相手に向かって口撃を開始する。

 

「まったくもう、玉藻のせいで連夜に怒られたじゃない。どうしてくれるのよ!!」


「何言ってるのよ、自業自得でしょ? 『人』の家の前で大騒ぎするわ、呼ばれてきてみれば夢の住人扱いするわ、そもそも人に向かって気持ち悪いってなによ!? あんたほんとにいい加減にしなさいよね」


「た、玉藻がすぐに出てこないのが悪いんじゃない。そ、それにあとから合流したなら合流したで一言言ってくれればよかったじゃない。黙って飲んでいたら気付かないわよ」


「盛大に酔っぱらってわけがわからない状態になっていたくせに。あんたリビュエーが来た時も全然気がついてなかったじゃない」


「ちょ、ちょっと思い出話に集中しちゃっていたのよ。っていうか、人が気持ちよく話していたのに、フライングクロスチョップはないんじゃない!? いくらなんでもひどすぎるっしょ」


「ひどいのはあんただ!! よりにもよって連夜くんに対してあんな・・あんなうらやまし・・いや、あんなハレンチなことしようとしていたなんて!!」


「『愛』があるもん!! 連夜と私の間にはどんなことでも許しあえる『愛』があるんだもん!!」


「ないわよ!! あってたまるか!! あ、それで思い出した。あんた、あれはどういうこと?」


「へ? 『あれ』ってなんのことよ」


「『へ』じゃないのよ。今、私とあんたの目の前にいるこの子が『連夜』くんなのよね? 私からひた隠しに隠してきたって言っていたわよね。この子はあんたのいったいなんなわけ? 私から隠さなくてはいけなかったこの子とあんたの関係はいったいなんなの? 私にわかるように説明してくれるのよね、当然」


「それは!! それは・・それは、え~~っと」


 いつ果てるともしれぬと思われた二人の壮絶な舌戦であったが、玉藻の放った必殺の一撃がミネルヴァの口を一瞬にして凍結させる。 

 今までの自信たっぷりな態度から一変、眼は挙動不審にきょろきょろと虚空をさまよい、あれほど滑らかだった口は意味不明な単語を羅列させるだけ。

 どこかに突破口がないか、打開策がないかと周囲に視線を走らせるミネルヴァであったが、クレオ、リビュエー、そして連夜の表情は不気味な笑みに彩られ、その眼にははっきりとある要求が映し出されていた。


(しゃべっちゃえよ。全部、正直にしゃべっちゃえよ)


「い、いやあああっ、ひょっとして、今、私って、孤立無援、四面楚歌状態なのぉ!?」


 今更ではあるがようやく自分の状況を悟ったミネルヴァ。

 しかし、状況を悟ったからといって、事態が好転するわけもない。

 そして、事態が好転しない以上、ミネルヴァが出せるカードは限られる。


「ほら、早く説明しなさいよ。あんたと『連夜』くんはいったいどういう関係なのよ」


「わ、私と『連夜』・・の関係は別に玉藻には関係ないでしょ。べ、別にいいじゃない」


「あ、じゃあ、僕の口から」


「連夜はしゃべっちゃらめぇっ!!」


「なんなのよ、あんたは。とりあえず私は事実が知りたいだけだから、どっちの口から聞いてもいいんだけどさ、できれば親友のあんたの口から正直に話してもらいたいなあ」


 何気ないさらっとした口調。

 普段と変わらない口調で、よく注意していなければ普段と同じと断じて聞き逃したであろう。

 しかし、長年付き合いがあり、お互いを親友と認め合っているミネルヴァは、その口調に隠された想いにすぐに気がついた。


 玉藻はこういってるのだ。


 せめて自分の口から真実を明かしてくれと。

 

 自分が親友を裏切っていた事実については、嫌というほど自覚している。

 いつかバレて責められる日が来るということも覚悟していた。

 覚悟していたが、実際にこうなってみると、想像以上に重い。


 ミネルヴァは、深いため息をゆっくりと吐き出し、そして、玉藻のほうに向きなおった。


「わかったわよ、話すわよ」


「うんうん。それで、結局、どういう関係なの?」


「連夜は・・連夜は私の・・」


「私の?」


「私のおと・・」


「おと?」


「私のおと・・おと・・」


「『おと』、何? 声が小さくて聞こえないんだけど」


 事実を公表するのがよっぽど悔しいのか、ミネルヴァの眼はだんだん悔し涙にぬれて行き、声は小さくなっていく。

 それでもなんとか覚悟が決まったのか、再び顔をあげたミネルヴァは、その答えを口にするのだった。


「連夜・・連夜はね・・私のおと」


「私のおと?」






「私の夫よぉぉぉっ!!」





 ミネルヴァの魂の雄叫びに、その場が一瞬凍りつき静まり返る。

 玉藻が

 リビュエーが

 クレオが

 そして、連夜までもが声を失い、埴輪のような表情で中心に立つミネルヴァを放心したように見つめるばかり。

 一方とんでもない内容の絶叫を放ったミネルヴァはというと、妙にスッキリ満足したというようなドヤ顔を浮かべて一人うんうんと頷きを続ける。

 まるで、これで納得してもらえるだろうといわんばかりの自信満々の態度。


 しかし。



「「「うそつけっ、このアンポンタンがぁぁぁっ!!」」」


「たわばっ!!」

 

 すかさず復活した玉藻、リビュエー、クレオの合体逆水平ツッコミチョップがミネルヴァの鎖骨の辺りに炸裂。

 またもや床の上を転がりまわるミネルヴァ。

 当たり前であるが、誰も納得などしていなかった。


「ちょっ、みんな納得してくれたんじゃなかったの!?」


『するかあっ!! するわけがあるかぁっ!!』 


「え~、そこはもうこれで納得しておこうよ、ね、ね」


「ね、ね、じゃないってば。もう埒が明かないから僕が説明するよ」


「いや~~ん、連夜、それだけはいや~~ん。玉藻にだけは説明しないで、お願いぷり~ず!!」


「そういうわけにはいかないでしょ。ほんとにもう」


 カーペットの上を転がりながらも、なんとか説明を阻止しようと連夜の足にすがりつこうとするミネルヴァ。

 しかし、足を掴もうとした瞬間リビュエーとクレオに両足を引っ張られて連夜から引き離されてしまい、その目論見は泡と消える。

 そしてその間に連夜は居住まいを正し、妙に真面目な表情になっている連夜の姿に戸惑いを隠せないでいる玉藻のほうに相対して立つ。


「たま・・いや如月さん」


「え、あ、は、はい、なんでしょう?」


「ほんといつもうちの『姉』がご迷惑をおかけして申し訳ありません。家族を代表して心からお詫び申し上げます」


「あ、いえいえ。私も迷惑をかけるときがあるからお互い様で・・え? 今、なんて言ったの? 『姉』? ひょっとして『姉』って言った!?」


 自分の耳に飛び込んできた単語の意味を正確に理解することができなかった玉藻は、心底びっくりした表情になって目の前の連夜に聞き直す。

 すると、連夜はなんともいえない困った表情でぽりぽりと頬をかいたあと、ゆっくりと頷きを返してみせるのだった。


「はい、ミネルヴァは僕の『実姉』です。如月さんとは初めてお会いしますよね。自己紹介させてください。僕は連夜。ミネルヴァ・スクナーの実弟で、『宿難(すくな) 連夜(れんや)』と申します」


「すくな・・れんや?」


 連夜の自己紹介は玉藻に想像以上の衝撃を与えていた。


 まさか、しかし、あるいはとは思ってはいた。

 ミネルヴァの話の内容から、家族ではないかと思ってはいたが、しかし、種族があまりにも違いすぎる。

 ミネルヴァは上級中の上級種族である『聖魔族』の超上位種。

 それに対して連夜は下級の中でも最も最下層に位置するという悪名高い『人間族』。

 確かに異種族結婚は珍しいことではない。

 『害獣』の出現以降、種の保存よりも『人』の絶滅そのものを防ぐことが最優先となり、異種族結婚は大いに奨励されるようになったので驚くことではないはずなのだが。


 しかし。


 『人間』と『聖魔』ではその格があまりにも違いすぎる。

 普通はありえない組み合わせだ。

 だから、血の繋がらない姉弟なのかと思っていたのだが、連夜はいま、はっきりとミネルヴァのことを実姉といった。

 それはつまり。


「お、お父さんとお母さんのどっちかがミネルヴァと同じことってことよね?」


「いいえ」


「違うの?」


「どっちかではなく両方です。僕と姉は間違いなく同じ両親から生まれてきた姉弟です。完全に血が繋がっていますよ」


「な、なななななんですってぇぇぇぇぇっ!?」


 連夜の答えを聞いて、今度こそ本気で驚きの声をあげる玉藻。

 実は玉藻、連夜からこのことについて一切何も聞かされていなかったのだ。

 聞かされていたことはただ一つ。

 ミネルヴァと連夜の間に重要な繋がりがあるということだけ。

 婚約者とか遠い親戚とか、いろいろと玉藻なりに推理してはいたのだが、まさか本物の姉弟だったとは。  

 真実は完全完璧に玉藻の予想外なところにあったのだ。


「み、ミネルヴァ、これほんとなの? あなた、連夜くんの実の姉なの?」


「否定したい!! 否定したいけど、否定したら、今度こそ連夜に縁を切られちゃうから否定できない!!」


 半ば放心状態になりつつも、いまだに床を這っているミネルヴァのほうに視線を向ける。

 するとミネルヴァは今まで見たことがないくらいめちゃくちゃ悔しそうな表情で玉藻を睨み返したあと、ぷいっと顔を背けながら小さく肯定の頷きを返すのだった。


「そうだったのかぁ。連夜くんとミネルヴァが実の姉弟だったなんて」


「驚きました?」


「驚いたわよ。でも・・」


 困ったような苦笑浮かべる連夜の顔を見た後、ちらりと床に転がったままのミネルヴァを一瞥。

 こっちの表情までは見えていないことを確認した玉藻は、いたずらっぽい笑顔で声をださず、連夜にだけ見えるように口だけを動かしてみせる。


(それでも、例え誰の弟だろうとも、私は連夜くんのことが大好きだからね)


 自分の想い人が大親友の弟だということには本当に驚いた。

 自分の大親友が道ならぬ恋に身を焦がしていたことにも驚いた。

 そして、あろうことかそれゆえに十年近くの長きにわたって自分の邪魔をしてきたことにも驚いた。

  

 本当に驚かされた一日だった。

 

 だけど


 驚きはしたが、別に自分の想いは変わらない。

 自分の想い人は相変わらず自分のことを愛してくれている。

 自分もまたやっぱり目の前の想い人のことが好きで好きでたまらない。

 自分と連夜が愛し合っていて、その想いが全くブレることはないとわかっているから、思ったよりもすんなり事実を受け止めることができた。


 大丈夫。

 目の前の想い人の心が、連夜の心が自分のモノである限り大丈夫。

 その心さえあれば、玉藻は自分が無敵でいられることをよく知っていたから。


 そして、それは多分、目の前の想い人も同じ。

 そんな風に万感の想いを乗せて、恋人の眼を見つめた玉藻。

 すると。


「ええ、勿論、同じですよ」


 まるで心を読んでいたかのように力強い頷きと言葉を返す連夜。

 思わずぎょっとした表情になる玉藻を見て、連夜はくすくすと笑いだすのだった。


「わ、私の考えていたことわかったの?」


「さぁ、どうでしょう?」


「ひょっとして連夜くんって、『人』の心の中が読めたり」


「あはははは、そんなわけあるわけないじゃないですか。適当にカマかけて言ってみただけですよ」


「え!? も、もうっ!! と、年上をからかうんじゃないの!! めっ、悪い子!!」


「あはは、ごめんなさい」


 二人の関係をまだミネルヴァに気付かれるわけにはいかない。

 なので、まだ知り合ったばかりの他人のフリをし続けなくてはならないわけだが、でもこれくらいなら、許されるはず。

 そう思い、ギリギリと思われる範囲を探りながら、お互いの絆をこっそりと確認しあう二人。

 少し寂しくはあったが、それでも二人は幸せであった。  


「ほんとにもう連夜くんはしょうがないんだから」


「あはは、いや、ほんとごめんなさい、もうしませんから許してください。・・あ、そうだ」


 ふと床で不貞腐れているミネルヴァのほうに視線を向けた連夜は、あることを思い出した。  

 

「ねぇ、み~ちゃん」


「なによ、もう、ほっといてよ。連夜の馬鹿。ちょっと自分好みの玉藻と知り合えたからって浮かれちゃってさぁ。どうせ散々遊ばれてすぐに捨てられるのにさぁ」


「ちょっと、あんたと一緒にしないでくれる!? そもそも私は一度だってあんたみたいな男遊びしたことないわよ!!」


「いや、そのことについてもあとで聞かないといけないんですが、それよりも」


 妙に真面目な表情になった連夜は、床に寝そべるミネルヴァの前にかがみこみ、ずずっとその顔をミネルヴァに近づける。

  

「な、なに? なんなの?」


「ちょっと、み~ちゃんに聞きたいんだけど」


「え?」


「さっき、み~ちゃん言っていたよね? 物置小屋の下に地下室を作ったとかどうとか」


「え・・えっと~?」


 普通の口調による、普通の問いかけ。

 なんでもない質問のはずだったが、しかし。

 ミネルヴァは、話の流れが非常にマズイ方向に流れ始めていることを敏感に察知。

 自分自身が何気ない風を装って立ち上がり、ぱんぱんと体を払って見せたりなんかする。


「それってさ、お母さん達にはちゃんと許可を得て作ったの?」


「えっと、えっとね」


「僕、そういった報告全く聞いてないんだけど」


「それはつまりその」


「それにさっきいいかけていた『拷問』ってどういうこと? ねぇ、どういうことなの?」


 矢継ぎ早に浴びせかけられる連夜の質問ガトリングガン。

 口笛なんか吹いてみたりして誤魔化せないかな~なんて態度をとっていたミネルヴァであったが、その顔からは滝のように冷や汗が流れ始め、最早敗戦になることは明確。 

 玉藻達は、『どうするんだろ、こいつ』なんて表情で生温かく見守るばかりで助け船を出す気配は全くなし。

 再び四面楚歌に陥ったことを悟ったミネルヴァは最終手段に訴えることを決意する。


「もう、ほんとにお母さんとお父さんに報告するからね。なんでそんな勝手に物置小屋を改造したり・・」


「うるさいうるさいうるさ~~い!!」


 連夜のお説教が本格的に始まろうとしたその瞬間、ミネルヴァは残った全エネルギーを自分の喉に集中。

 裂帛の気合と共に大絶叫を放ち、連夜の動きを一瞬封じ込める。

 そして・・ 


「こうなったら最後の手段よ!! みよ、私の無敗の必殺技を!!」


 物凄い形相に武術の構えで、周囲に展開する玉藻達を威嚇した後、ミネルヴァは店の出口すぐ横にある待合室に飛び込んだ。

 そこは店が混んでいるときにテーブルが空くまでの時間を客がリラックスして待てるようにと設けられた部屋。

 家族で来たお客さんが並んで座れるようにと設置された大きなソファの上に『とうっ』と掛け声をかけてダイビングしたミネルヴァは、奥義を炸裂させた。


「・・気絶」


『ここに来て、ほんとに酔いつぶれよった~~!!』



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