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詩集

もしも私が告白したら……

作者: キハ

みんな大好き人の恋バナ


誰かと誰かが付き合ってるらしい


そんな噂を聞いて目を輝かせる私達


その時にいつも思っちゃう


「私達にも彼氏が欲しいよー!」


「俺達にも彼女が欲しいよー!」


心から思うあの人と晴れてカレカノになれたなら


ううんそんなことないよねって


教室は恋バナが持ち上がりっきりみんな魅力されてる



「好きな人いるー?誰ー?」


そう聞かれた瞬間思い浮かぶあの人


「……いるよ」


「えー誰ー?誰にも言わないから教えて!」


人の恋バナを知りたい私達は


ほのかな温かい想いを打ち明け合って


両想いだといいななんていう希望を持って



「彼氏欲しい?」「彼女欲しい?」


答えはもちろん YES !


心から離れないあの人がもしも私の隣にいたならば


ううんそんなことないよねって


「分かんないじゃん!告白してみたらー?」


恋バナに告るという単語は付き物で


告白という余興は見るものは楽しむ癖に


当の本人は緊張して死ぬかと思うぐらい


「だから告るのなんて無理だなあー」


でももしもあの人の隣にいれたなら


ううんあの人の隣にいたいのなら


告白するしか無いよねって思ったりする


でもやっぱり勇気がなくてダメダメすぎて



もしもあの人に私が告白できたのなら


振られる怖さも振り切って告白できたのなら


あの人はなんて言ってくれるかなって思う


きっと優しいあの人なら優しく断るのかな


もしかしたら受け取ってくれるかも知れないよ


でもそれはさすがにないかな


こう考えるから勇気がなくてダメダメで


想い隠して笑顔であの人に話しかけるの


今はまだその幸せだけでいい


それ以上は望みたくても望まないから



でもみんなからは私の想いはバレバレみたいで


「告白しないのー?」なんて聞いてくる


私だってしたいけれど私そんな勇気なさすぎて


みんなよく言えるよ勇気分けてよ


友達に好きな人がいると言えばすぐに当てられて


何ならあんま話さないクラスメイトにも当てられた


そんなに私ってバレバレなのかな



それならもしかしてあの人にもバレてるのかも


そう考えるとどうしていいか分からなくなる


もしかしたら鈍感で気づいてないかも知れないけど


気づかれていたら恥ずかしいし


気づかれてなかったら残念にも思う


結局何がしたいんだ私は


こう悩むのならサッサと思い伝えろってそう簡単にいかないよ



もしも私が告白したら……


あの人はなんて言うのかな


そんな実現しそうもないこと考えて


今日も勇気がなくただ想い溜めています


あの人と話せた今日は一日中ハッピーです♡

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― 新着の感想 ―
[良い点] 中学生の頃、好きな女子に告白して振られても好き好き言い続ける男子がいましたが、常に嫌そうに拒絶されていたのを思い出しました。 今思うと、彼には勇者の称号を与えたい。
[良い点] 恋バナ……羨ましい……。 恋するお年頃なのに私には恋愛話が何も巡ってこないー!
[良い点] (*´ω`*)
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