転生して愛されます!
初めての投稿です!
小説を読むだけでしたが思いつくまま書いてみました!
計画性のない連載で、自己満足するだけのものになるかと思いますが、よければお読みくださいm(_ _)m
私は暗闇の中にいる。
この暗闇にいつからいるのかわからない。
ただ、この暗闇は居心地が良く、ふと思い出す嫌な記憶を癒してくれる。
私は愛されたかった。
自分や家族の名前などはよく思い出せないが、家族から愛されていなかったことだけははっきりと覚えている。
家族と同じ食卓を囲むことなく一人別の部屋で与えられた菓子パン1個を齧り、ペットボトルから水を飲むだけ。
誰も私の存在を認めようとせず、話しかけても目線が合うことはない。
自分が透明人間にでもなったかのようだった。
そんな嫌な記憶を思い出しても食事が与えられていただけましだったのかもしれないとポジティブに考えられるようになった。
ふと暗闇に眩しい光が差し込んできた。
私は生まれ変わるんだと自然と納得した。
今度は家族から愛されて幸せな日々を送りたいと願いながら私は産声をあげた。
私がこの世界に産まれて初めて見たものは、オリーブグリーンの瞳に涙をいっぱい溜め微笑んでいる艶やかなダークブラウンの髪をした女性だ。
その女性の顔を見た瞬間私は、心の奥底から愛されたいと強く願った。
しかし、産まれて後数日、母であろうその女性は私の前には現れなかった。
その間、黒い服に白いエプロンを着た女性たちが変わるがわる私の世話をしてくれたが私に笑いかけることはなく、どこか悲しげな顔をしていた。
あぁ私はまた愛してもらえないのかと産まれたての心と体が萎んでゆく…
お腹がすき、弱々しく泣き声をあげるといつもとは違う優しい香りに包まれ目を開けるとそこには待ち焦がれていたオリーブグリーンの優しい瞳が私を覗き込んでいた。
「やっとあなたを抱っこできるわ!」
そう言って女性が微笑みながら私を抱き上げていた。
嬉しかった。腕に抱かれたことも、微笑みかけられたことも、私の存在を肯定されていることも。
私を抱く女性の後ろから紺色のワンピース?を着た女性が歩み寄り、声をかけてきた。
「リリー様、あまり無理はされませんように、まだお体が完全に回復されておりません。」
「わかってるわ!でも、私が産んだ子を私が抱けないなんておかしいでしょ!」
ねぇ〜♪と私に笑いかける母の顔を見て幸せな気持ちが込み上げてきた。
やっと私は愛される幸せを感じることができた。だからこそ私もこの世界で幸せを与えられる人になろうと強く決意した!