7話:他の魔物の鑑定
しばらくして身体の変化が止まる。
(身体が2回りくらい大きくなったかな。)
ステータス画面を開く。
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種族名:大プラナリア
個体名:-
Lv : 1/10 (Exp:0/8)
HP : 10/10
MP : 36/36
攻撃力 : 9
防御力 : 10
魔法攻撃力 : 27
魔法防御力 : 20
素早さ : 10
常時スキル
│ー五感系スキル
│ │-視力:Lv2/15(Sp:0/2)
│ │-触覚:Lv4/15(Sp:0/4)
│
│ー種族スキル-
│-分裂:Lv-
残Sp:12Pt
発動スキル
│ー特殊スキル
│ │-外神の導きLv-
│ │-鑑定:Lv-
│
│ー魔法スキル-
│-土魔法:Lv2/15(Exp:17/20)
│-水魔法:Lv1/15(Exp:1/10)
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(どうやらクラスアップに成功したようだ。
ステータスが大幅に伸びた事も確認出来る。
そういえばスキルポイントも結構溜まってきたな。
私はこういうポイントは貯めずに直ぐ使う主義だ。
とはいえ、これ以上触覚に振ったところで他の魔物と戦う時、痛いだけな気がする。
視力にスキルポイントを回すのが良いだろう。)
スキルポイントを視力に振っていく。
スキルポイントを12ポイント用い、視力のレベルを5に上げる。
(視力のレベルを上げた影響は大きかった。
かなり遠くまで見る事ができ、さらには他の生物と思われる影が見える。)
意思を集中し、そのいくつかに鑑定を行う。
まず大きな影から
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※距離が遠く相手とレベル,ランクが離れているため推定値を表示します
魔物名:レッサーリバークラブ?
個体名:?
Lv : 36?
HP:952/1002?
MP:74/74?
攻撃力:531?
防御力:820?
魔法攻撃力:73?
魔法防御力:414?
素早さ:302?
常時スキル:?
発動スキル:?
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強い...これは見つかったらアカンやつなのではないだろうか。
現状で襲われてない辺り危機的状況ではないが戦うのは無理だ。
次の影に鑑定を行う
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※レベル,ランクが離れているため推定値を表示します
魔物名:スイートフィッシュ?
個体名:?
Lv : 70?
HP:2792/3291?
MP:344/778?
攻撃力:1860?
防御力:719?
魔法攻撃力:512?
魔法防御力:461?
素早さ:903?
常時スキル:?
発動スキル:?
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(おやぁ...
これでどうやって戦えば良いんだ。
身近にここまで強い魔物が居ると分かっていれば、いっそ寄生プラナリアのが良かったかもしれない説まであるレベルだ。
もっと小さい相手に鑑定を行うことにする。
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※距離が遠いため推定値を表示します
魔物名:幼スジエビ?
個体名:?
Lv : 2?
HP:3/4?
MP:5/5?
攻撃力:9?
防御力:4?
魔法攻撃力:5?
魔法防御力:6?
素早さ:20?
常時スキル:?
発動スキル:?
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(流石に全ての魔物がレッサーリバークラブ?の様な自分の何十倍もあるステータスでは無いようだ。
この幼スジエビと戦闘をしてみたい気持ちも有るが、それでレッサーリバークラブの様な魔物に目を付けられたらマズイ。
大きな魔物からある程度身の安全が取れる様な環境を作ってから戦闘を行うべきだろう。)