あるあるその14 パレートの法則出すぎ
「パレートの法則」と言う物があります。簡単に言えば「80:20の法則」という別名が示す通り、「8割の成果は2割の人物がになっている」という法則です。
それをもってビジネス書やコンサルタントは「8割の成果を出す2割を大切に育てましょう」なんて偉っそうに言ってますが、ひとこと言わせてください。
その2割が簡単に分かれば苦労しねえよバーカ。
というかあなたたちは「パレートの法則を使いましょう」なんて言っておきながら、例えば売り上げの8割を占める2割の客の探し方を教えないじゃないですか。
全体の8割を占める2割の故障の原因の探し方を教えないじゃないですか。
卑怯ですよ。はっきり言って。
「パレートの法則」「パレートの法則」「パレートの法則」「パレートの法則」
って呪文のように繰り返し繰り返し言いながら今すぐ仕事の分野に応用できるように落とし込める人なんて誰もいないじゃないですか!?
そんなのまさに「机上の理論」そのもので現場で1滴の血にも、肉にもならない、ただのお題目に過ぎないじゃあないですか!?
仮にパレートの法則が通用するとしても、8割の成果を支える2割は結局ダサくて泥臭く探し続けて溜まったヘドロの中から見つけ出す以外に無いんじゃないのかと思います。
でもそんなこと言うと売り上げが落ちるから言わないだけなんでしょうね。誰でもカッコよくスマートに問題を解決して「キャーステキー!」って言われたいのです。
人というのはだれであれ、尊敬され、褒め称えられたいのです。間違っても「あのオッサン泥臭い事してんなぁ」なんて若い衆に思われたくないのです。ジャニーズ事務所に所属するアイドルタレントのようにいつでもカッコよくバッチリ決めたいのです。
本当のところをいうとビジネス書を書いてる人にはパレートの法則なんてどうでもいいと思っているでしょう。
なぜなら彼らは「儲かりそうな(あくまで儲かりそうな)方法を売るだけの人」であって、売り物を使って実際にもうけが出るかは2の次なのです。
彼らはゴールドラッシュで言うなら「金の鉱脈を探す人にスコップやツルハシ、デニムのパンツを売る人」なのでしょうから。金脈を掘り当てる事が出来ようが、出来なかろうが、どうでもいい事なのです。
そう。彼らは「私たちはスコップやツルハシを売ってるだけです」と言って、金の鉱脈が出なくても責任をとってくれる事は無いのです。




