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あるあるその9 とにかく人に感謝しすぎ

 どのビジネス書にもお決まり文句のように「人に感謝しないといけない」と書いてあります。

「言葉には言霊があり、ありがとうを10000回つぶやきましょう」なんていう本もあります。

 親に感謝し、友人に感謝し、上司に感謝し、同僚に感謝し、部下に感謝し、顧客に感謝しろ。そうすればすべてうまくいくとまで言い切る本も多いです。

 ですが私からすればそんなのは滑稽な「感謝教の狂信者」としか言えません。なぜなら、木端の雑魚がいくら感謝しても何も変わらないからです。




 真面目な話をしますけど、感謝というのは「強者の戦略」であって強者がするからこそ効果があるんです。何の実績も無い木端の雑魚や弱者がいくら感謝しても何の意味もありません。


 どういう事かと言いますと、強者にとって感謝するだけならタダで出来るわけなので、やらないよりはやった方がいいだろうと部下たちや顧客に感謝のバーゲンセールをやるわけです。

 ここでのポイントは「立場が上な人間が立場が下の人間に対して感謝する事」でそれをやると感謝の効果は何倍、何十倍にも増幅されて「この人こんな役職なのに腰が低くてスゲェ!」ってなるわけで、「だからこそ」感謝すれば何もかもうまくいくわけです。


 成功者が感謝しろって言うのはこの辺に理由があって「成功した後なら(・・・・・・・)タダなのに効果抜群でコスパが良い」からなんだろうと思います。

 あくまで「成功者がやるから」こそ効果が高いので成功していない人には大して効果はないでしょう。

 そう。「成功している人」だからこそ効果がある、いわば「強者の戦略」であって、「成功していない人」がやっても大して効果はないでしょう。




 だからキツい言い方しますが、吹けば飛ぶような木端の雑魚がいくら感謝感謝って言っても何にもならないんですよ。

 だってそれは「強者の戦略」であり「雑魚の戦略」、マイルドな言い方をすれば「弱者の戦略」では無いんですから。

 資本金が100億ある大企業と、100万くらいしかない零細個人事業主では戦い方は全く違います。私が思うに感謝というのは「大企業向け」つまりは「強者の戦略」なので弱者には向いていないと思います。


 似たような話に「お客さんの何気ない一言を覚えてて数日後プレゼントするとか工夫しよう」とかいうのも「強者の戦略」で、「時間が無い人がそこまで丁寧な仕事をするのか!」と思わせるからこそ成功する事例なので、弱者の戦略ではないでしょう。


 なので人によってはむしろ「憎悪」とか「怒り」を動力源にした方がうまくいくかもしれません。

 もちろんそういうネガティブな感情をエネルギー源に「し続ける」とどこかで身体や人間関係が壊れると思うのではっきり言ってオススメは出来ませんが。「一時的には」それでも良いかもしれませんが、そのまま突っ切ると多分破滅すると思います。ご注意を。

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