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側近と高すぎる要望

サキュバスが全員退職しました

魔王「側近、お茶」


側近「はい」


魔王「側近、飯」


側近「はい」


魔王「側近、漫画買ってきて」


側近「へい」


魔王「400円のやつな!」


・・・・・


三日後


・・・・・


魔王「側近、「あいすくりーむ」買ってきて」


側近「あのー、魔王様」


魔王「何だ、我は甘いものが今すぐに食べたいのだが」


側近「最近私をこき使いすぎじゃないですかね...」


魔王「仕方がないだろう、サキュバス共をメイドとして雇っていたが

   全員辞めてしまったのだからな」


魔王「お前がこき使われるのは自然なことだろう?」


側近「自然じゃないですよ!労働基準法で訴えますよ!?」


魔王「魔界にそんなものはない!」


側近「では私も辞めさせていただきます。 今までありがとうございm

魔王「辞めないでください側近様 我が死んでしまう」


側近「こっちが過労死で死にそうですよ!」


魔王「しかしな..」


側近「他の物をこき使えばいいでしょう!」


魔王「誰が残っているんだ?」


側近「ゴブリンとオークとドラゴンです」


魔王「脳筋ばっかりじゃねえか! むさくるしいわ!」


魔王「我は可愛いくて胸がでっかい子にお世話されたいのだ!」


側近「(うわぁ...)し、しかしもう この城にはメイドが居ません」


魔王「だったら募集すればいいだろう」


側近「...へ?」


魔王「募集だ募集!「魔王城で働きませんか!」だよ」


側近「募集ですか? では面接が必要ですね」


側近「戦いが無くなって落ちぶれても、一応魔王ですから

   それなりの品があるメイドを雇いましょう」


魔王「うむ、当然だ」


側近「それで、どういった条件を付けますか?


魔王「えーっと...まずメイドだから女を募集して...

   あー美人がいいな! それで優しくて...こき使えて..

   胸の大きいお姉さんタイプがなぁ..


側近「」


・・・・・


20分後


・・・・・


側近「...そ、それで 条件をまとめると..」


側近「女で美人で可愛くて優しくてほぼ不眠不休で給料は無しで

   魔王様に忠誠を誓っていて

   天才で完璧な最高のメイド(魔王様よりも年下) 」  


魔王「そうだ。頼んだぞ」


側近「」


魔王「楽しみだな~ 100人くらい集まったらどうしようかな~」


側近(これ面接するまでもないな)



魔王の要望に応えることのできるメイドは現れるのか!

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