"僕"とハイキング
「颯くん!あれ見て!」
「わぁ!綺麗だね」
「あれの何が綺麗なのか私にはわからないわ」
「そんなつれないこと言うなよ」
僕たちは宿で荷物を置いたあと林間学校の行事の1つであるハイキングをしていた。
「自然豊かで空気が美味しいな!」
お前は綺麗な空気いっぱい吸って心浄化させとけっと思っていると前から誰かが走ってきた。
「た、助けてくれ!」
走ってきたのか息が荒い。
「まず落ち着いて話しなさいよ」
「落ち着いてる場合じゃないよ!」
「とにかく、どうしたんですか?」
「班員の子が突然、苦しいと言いながら倒れたんだ!」
「「「「え!」」」」
みんなの声が一斉にシンクロした瞬間、僕は聞いた。
「このことは先生たちは知ってるの?」
「いやまだ知らないと思う」
「わかった、じゃあ秀真と藍里は先生呼んできて」
「僕と梨花で助けに行く」
秀真と藍里はわかったと言いながら先生を呼びにいった
「じゃあ行こう、梨花!」
「はぁ、なんで私まで」
僕がここまで自信満々に助けに行こうと言ったのには理由がある。答えは簡単、秀真と藍里から離れるため。この離れた間のうちに梨花には復讐の準備をしてほしいからだ。
数分後、倒れている人のところに向かった僕は倒れた人の心音をまず聞き止まっていないか確認をする。状態を見た感じ熱中症の可能性があると感じた僕はすぐに処置を行った。
「まずは、あそこの日陰に移動しましょう」
「は、はい」
女性を日陰に移動させている間に僕はカバンから水とタオルを取り出しタオルを水で濡らした。
そして日陰に移動した後、その人が着ている上着を脱がせて首筋にさっきのタオルを置いて体を冷やした。
その後すぐに先生が来てその女性を連れていった。
「はぁ〜疲れた〜」
「大活躍じゃないか颯!」
「処置をしただけだよ」
「でもすごかったよね颯くん。テキパキ動いて、まるでお医者さんみたいだった!」
そこまで褒められると照れるなぁと僕は言いながらハイキングをしていると、2人は首を傾げ僕に聞いてきた。
「なぁ颯」
「どうした?」
「後藤はどこにいったんだよ」
「梨花ならさっきの女性の付き添いで先生と一緒についていったよ」
もちろん嘘である。梨花は宿の中で復讐の準備をしている。え?復讐はどんなことをするのかって?それは後からのお楽しみだよ!
その後、僕らはハイキングで景色や景観など楽しみ、僕らのハイキングは終わった。




