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"僕"とバスの相性は最悪

 ついに今日は僕が待ちに待った林間学校初日。でも一つ問題がある。それは……


「オロロォ…」 






僕はバスとの相性最悪男なのだ!






「大丈夫ですか颯くん?」


 今、俺を心配しているこの女はメス堕、って異性として見るんだった。


 仕切り直してこいつは 黒瀬 藍里


 俺のクラスメイトであり隣の席、そしてクラスで1番美人と呼ばれている女だ。


 だが、こいつには裏の顔がある。そうとんでもないヤンデレなのだ。こいつは俺のカバンや服に盗聴器などをつけていたり、俺にセックスをしようなどと馬鹿げたことを言い出すやばすぎる女だ。


「あ、あぁ…大丈ぅ、オロロロォ」


「もう、汚らしいわね」


「そ、そんなこと言うなよ、傷つくだろ」


 たった今、俺を侮辱しているこの女は俺の唯一信頼できる友達……なのかな?

 

 まぁいいや、この女は 後藤 梨花


 俺とはあのゴミクズ共に復讐するために協力して仲が良くなった。俺と似て性格がひん曲がっている。


「まぁまぁ、そんな強く言ってやんなよ、なぁ颯」


「ほんとそれな!」


 こいつの名前は 遠藤寺 秀真


 俺の元親友でありクズ女の浮気相手だ。


「なぁなぁ颯、この写真見てくれよ!」


「なんの写真?」


 秀真が見せてきた写真にはこの学校のマドンナである月城 彗が体操服姿で走っている写真だった。


「……気持ち悪」


「おい!そんな目で俺のこと見るなよ!」


 すまんねぇ、ゴミクズくん…俺、昨日彗さんとデートしたんだよね。


 俺は心の中で優越感に浸っていたら俺を呼ぶ声がして振り向くとそこには……


「颯〜バスで酔った〜」


 今、俺に話しかけてきた女は 霧島 優奈


 俺の幼馴染でカノジョ、そして、秀真と浮気しているゴミクズ女。


「俺のところで吐くなよ」


「いやいやそんな吐かないよぉ〜」


 こいつとはクラスが違う。じゃあなぜここのバスにいるのかって?答えは簡単このバスは1組と2組が合わさってるからである。ゴミクズ女は2組で俺は1組だ。


「じゃじゃーん!みんなこれ見て」


「それは……何?」


「私の愛犬のぬいぐるみ!」


 唐突だなぁと思いながら窓の外を覗いてるとさっきまであった街並みがほぼ緑に染まっている。もうすぐこの地獄から抜け出せると思うと安心すると、いつのまにか目を閉じていた。


「ーーん」


「ーーくん」


「颯君!」


「うわぁ!脅かさないでよ!」


「いやいや、もう着いたよ!」


 えっ、と思いながら周りを見るとみんながバスから出る準備をしていた。


「ご、ごめん、藍里さん」


 シュンとした僕を見て藍里さんは焦ったように言った


「だ、大丈夫だよ!別に怒ってなんかないよ!」


 よかった〜と僕が言った時、藍里さんは思い出したように言った


「そういえば、林間学校期間中は颯くんは私の奴隷だからね」


 目のハイライトを消した藍里さんは酷く冷めた声で言った。


「は、はい…」


マジで怖え


「じゃあ、これから私のことは藍里って呼んで」


「わ、わかったよ藍里」


「ーーっ!」


「えへへぇ、颯くんが藍里って呼んでくれた」


 はぁはぁと鼻息を荒くする藍里の横で僕はあたりを見まわし、覚悟を決めた。


『ここで優奈との関係に終止符を打つ』


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