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『ミーム&語録』という謎のスキルを得た24歳、現代ダンジョンにて無双する

掲載日:2026/03/08

またアレな夢を見たので書きなぐってみました。俺精神状態おかしいよ…(自己診断

「それじゃ、田所のダンジョン探索始めて行きますよ~行く行く。時間が有れば視聴していって、どうぞ」


:待ってたゾ

:今日はどのダンジョン?

:またレア物ドロップ見せてくれよな~、頼むよ~


「みんな期待してくれてありがとナス!だったら今日もレア物ドロップ見せてやっか!しょうがねぇな~。…っとその前に、いつもの儀式、やりますよ~やるやる」


 そう言いながら姿勢を正し、腹に力を込める。そして…


「(ダンジョンさん)粋過ぎィ!?ンアッー!」


:ンアッー!?

:ンアッー!?

:ンアッー!?

:ンアッー!?

:ンアッー!?

:(≧Д≦)


 <スキル効果発動。ダンジョンを退出するまでドロップ率等のプラス効果を永続的に付与>


「よし!いつも通り効果もバッチリだし、探索を始めますか!」


 ……初見の人は間違いなく「危険なダンジョン内で何でいきなり叫んでるの?こいつ精神状態おかしいよ…」とお思いになる行動だが、これも自分が得た謎スキルを発動させる為のものだからね、しょうがないね。 さてそろそろ読者諸兄はスキルがどんなものか知りたくてウズウズしてるよね?まま、そう焦んないで。それを説明する前に自分、過去語り良いッスか?



──────────────────



 俺の名前は田所浩一、大学を卒業して二年の24歳だ。両親は居ない。この世界には自分が産まれる前からダンジョンが現れた世界だったのだが…自分が中学生の時にダンジョン氾濫によるモンスターパレードに巻き込まれてしまい、その時に元探索者だった両親は亡くなった。 俺は運良く助かり、探索者を続けていた拓也叔父さんに引き取られ、大学まで行かせてもらった訳だ。

 叔父さんの事は尊敬していたがダンジョン関連で両親を喪ったこともあり、ダンジョンとは関わらない進路を歩もうと思っていたのだが…大学卒業直前に事情が変わってしまった。 叔父さんはSランク探索者(世界探索者協会が定めたもので、上からS~Fランクになっている)だったのだが、世界でも有数の高ランクと認定されている『東京タワーダンジョン』の最前線攻略組からの救援要請を受け、国が結成した特殊救援チームに参加・出撃したのだ。


 ……だが叔父は帰還出来なかった。ダンジョン内で攻略組と無事合流・そのまま帰還しようとした矢先に、世界探索者協会ですら把握していない謎の存在に遭遇。即時撤退を試みた瞬間、謎の存在が放つ光に包まれ…攻略組も、叔父さんを含めた救援チームも全員消えてしまったのだ。後には記録用の機材などの機械のみが残るばかりだった。

 後詰めの救援チームが現場に駆け付け機材は回収出来たものの、周囲には生きた存在は誰一人おらず…まさに『神隠し』にでも合った状態だったらしい。記録データは即座に各国の協会の主要拠点に回され研究と議論がなされているが、未だに明確な答えは出ていない。


 その事件により俺は進路を変えざるを得なかった。誰かの為に日々頑張っていた拓也叔父さんの事は尊敬していたし、自分の中で『叔父は死んだ』と認めなくなかった。だから自分でダンジョンに消えた叔父を探そうと決意した訳だ。

 一念発起した俺は卒業後すぐに協会東京支部を訪れ、探索者としての講習を受けた訳だが…その時の適性チェックで判明したのが、謎スキルこと『ミーム&語録』だった。 希少スキル…というか世界初の名称だった為、協会の人たちと色々調べた訳だが、ダンジョン内で何かしらの効果がある…という推測くらいしか結論は出なかった。


 スキル判明当初は叔父の失踪から来る気持ちの乱れと相まってダンジョン探索は上手く行かなかった。半年ほど経ってから「まさかそんな筈は」と冗談交じりに例の語録を口に出してみた所、トンでもない効果を発揮したのだ。 最初は「拓也叔父さんのように…強くなりたくば喰らえ!」と喋りながらダンジョン内で食事をした所、身体能力がレベルアップ時と同じように向上したのだ!

 どうやらこのスキルは「こうなって欲しい、こうなってくれ」とイメージを明確に持ちながら、いわゆる語録やミームになった言葉を口にすれば効果発動…というモノだったらしい。但し制約もあり、強い効果を発動する場合は使用者の力量に見合ったもの(例えばレベル1の状態で「ダンジョン消えてくれよな~頼むよ~」みたいなクソデカ効果は発動不能)であるというのが一つ。 もう一つはミームや語録自体の知名度も影響するらしく、全く知名度がないものでは発動しない…というのがもう一つの制約だ。


 そんな訳でようやく自分のスキルの使い方がわかった俺は、スキルを活用しながら自己強化に務めた。勿論いつか東京タワーダンジョンに挑戦し、拓也叔父さんの行方を調査する為に……



──────────────



「(自分の周囲が浄化の力で)すっげぇ白くなってる、はっきり分かんだね」


 今日挑んだのは不人気ダンジョンランキング(半年に一度更新)で毎回上位の、アンデッド系ダンジョンだ。いわゆる『キツい、汚い、臭い』の3Kダンジョンなのだが…そういう所のドロップアイテムに限ってわりと需要が多いのだ。 今回狙ったアイテムはスケルトンアサシンとポイズンゾンビが落とすレア物の『百毒の小瓶』と、リッチが落とす『睡夢の邪水』だ。毒を持って毒を制す…というが、こうした毒物を研究して様々な解毒薬が開発されているそうで、サンプルは有れば有るほどありがたいんだとか。


:はえ~すっごい…

:相変わらずチートで草生えますよ

:え?なんでこの人喋っただけでアンデッド消えてんの!?

:お?ここは初めてか?(初見の視聴者は)力抜けよ


 ん?久しぶりの初見さんだなぁ。まぁ初めて見たら「訳がわからないyo!?」ってなるわな、俺のスキルww説明は古参リスナーに任せるか!

 そんな訳で今日も俺はスキルで無双する…いつか拓也叔父さんを見つける為に! でもスキルを使ってる所、叔父さんには見せたくはないなぁ…。

とりあえず全国の田所浩一さんごめんなさいm(_ _)m スキルは『ミーム&語録』と言魂をプラスしたようなものですね。弱点は間違いなくマホトー○ですww

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