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王道冒険×推理「LAST DAWN」  作者: d.2026


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第9話「獣王と星屑」

驚きは、まだ終わらない。





続いて運ばれてきたのは、


深海の獣王のコンフィコンフィ・ド・ソヴァージュ


肉厚な白身魚のソテー。


表面には焦げ目一つない


――なのに、ナイフを入れると“カリッ”と香ばしく、内側は白く瑞々しく輝く。


「これは炎魔術と水魔術を融合させた『調理の極致』や」


ソラがさらっと言う。


「表面を瞬間的に焼き固めつつ、完璧な温度制御で旨味を一滴も逃さず蒸し上げとる」


レンが一口。


弾力は獣肉のように力強い。


だが噛みしめた瞬間、とろりとほどけ、深海に潜む幻獣の魚を思わせる濃密な味が爆発した。



続けざまに三皿目。


星屑の魚醤パスタパスタ・ステラマリーナ



多彩な魚介から抽出された旨味が、魔法料理術で深く練り込まれている。


フォークで巻き取るたび、微細な魔力が輝くチーズが宝石のように煌めいた。


一口ごとに、濃厚な香りと共に身体の奥底から力が湧く。


ただ空腹を満たすのではない。回復を促す“魔法のパスタ”だ。


レンとアイは夢中でフォークを動かした。


極限状態だった肉体に、料理に宿る魔力が染み渡り、心身が生き返っていく。



それを見守るルタオの口角が、ほんのわずかだけ、満足げに上がった。


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