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「冗談だよ」が嫌いなあなたへ〜人間関係を壊さない良い冗談とはなにか?〜

作者: ぽぴ
掲載日:2025/12/18


 私は「冗談だよ」という言葉が苦手だ。


 大抵、この言葉は、相手が驚いたり、怒ったりした時に使われる。「冗談だよ」の一言で、自分のしたことの責任を「冗談と受け取れないほうが悪い」という展開にすり替えてしまう、非常にズルい言葉だと感じる。


 本当に苦手だ。


 だからこそ、「友達100人できるかな?」という歌の問いかけに、「できた!」と答える私が、これまでの人間関係から学んだ『冗談の秘訣』をこのエッセイに書こうと思う。


 冗談の秘訣を知っていれば、『いい冗談』と『悪い冗談』の区別がつき、ズルい言葉にモヤモヤする事は減るはずだ。


 参考にできるところは、ぜひコミュニケーションの参考にしてほしい。そして、もし「冗談だよ」「ネタじゃん」という言葉にモヤモヤしたら、このエッセイの内容を思い出してほしい。



 そもそも、冗談は良いものだ。人を笑わせたり、言いにくいことを伝えたり、悪い雰囲気を変えたりできるからだ。


 でも、そんな楽しいはずの冗談がきっかけで、人を怒らせてしまったり、炎上のきっかけになってしまうこともある。これらは、「冗談を言う環境・関係ではない」場合に起こると私は考えている。


 では、「冗談を言う環境・関係ではない」とは、一体どんなことを言っているだろう?


 まずは、【冗談を言う環境ではない】という話を例を挙げながら解説する。


 たとえば、あなたが高い所から下を見ているとき、背後から背中を強く押された。あなたはびっくりして身をすくめる。すると、背中を押した友人は「冗談だよ」と言って笑っている。


 これは「本能的に命の危険を感じる場所」であること、そして「友人の表情が見えなかった」というのが特に問題だ。


 冗談は本来、場を盛り上げるものである。


 人が本能的に身の危険を感じる場所での冗談は成立しにくい。ましてや『冗談』には、言葉や動きだけでなく、表情も重要だ。表情が見えないと、どんな顔で冗談を仕掛けてきたのか分からない。


 自分の背中を押した友人は真顔だったかもしれない。そんな一抹の不安が、対人関係を悪くする。


 つまり、命の危険がある環境や、人の顔や姿が見えない状況での冗談は成立しない。


 次は、【冗談を言う関係ではない】を解説する。

 

 たとえば、あまり親しくない人が、あなたの洋服に「食べかす付けよ〜」と笑顔で手を伸ばしてきた。あなたはそれを急いで避けた。すると相手は「冗談だよ」と笑っていた。

 これは、洋服が汚される以前に「相手の情報が少なすぎる」ことが問題だ。


 親しくないからこそ、相手の言葉と表情の真意が分からず、あなたは不快に思う。本当に食べかすを付けられてしまう可能性を強く感じてしまうからだ。


 不快に思われた時点で冗談は失敗する。人は、相手に関する情報(性格や好み)を無意識に考えながらコミュニケーションをとる。だから、相手の情報がなければ、言葉や表情、動きの意図が読めず、困惑してしまう。


 つまり、冗談を成立させるためには、相手が自分の情報ことを、それなりに知っている必要があるということだ。


 だから、自分のことをよく知らない人には冗談を行わない。たびたび、インフルエンサーが炎上するが、この心構えを知っていれば、少しは防げたものもあったのではないかと思う。自分の発信パフォーマンスを受け取る人の中には、自分をよく知らない人もいるという視点は、自分の身を守る上でとても大切だ。


◇ 


 長くなったので、ここからは冗談の秘訣を簡潔にまとめようと思う。この秘訣を抑えるだけでも、格段にいい冗談が言えるようになると思う。もちろん、「冗談だよ」という言葉にも惑わされなくなるだろう。


【冗談が成立するための4つの秘訣】


・冗談は安全な場所で行う

(高い場所、水や火の近く、暗い場所などはNG)


・冗談は表情や動きも大切

(冗談だよという意図がはっきり伝わるようにする)


・不快に思われると冗談は成立しない

(勝手に体に触れる、不謹慎ネタはNG)


・自分の情報を先に渡しておく

(冗談をするための信頼貯金みたいなもの。)


【さらに意識すると完璧に近づくポイント】


・人の欠点を笑いにしない

(シンプルに1番難しい!)

・もし、どうしても人をいじりたいなら、″褒め言葉″といじりを組み合わせる。

(例:「基本、料理下手だけど、たまにプロ顔負けの料理つくるよね。ポテンシャル高すぎるやろ!天才か!?」など)



「冗談だよ」と言われてモヤモヤしたときは、


【1.命の危険はなかったか】

【2.相手の表情や動きが見えたか】

【3.不快感を感じなかったか】

【4.自分と相手は冗談を言い合う仲か】


という4つのポイントをチェックしてみると、モヤモヤが晴れると思う。そうすると、「私の心が狭いだけ……?」というモヤモヤも晴れるはすだ。



 もし時間があるのなら、この4つのポイントを使って、過去のモヤモヤをチェックしてみてほしい。過去のモヤモヤが晴れたりしないだろうか。


 最後に。


 もしこれを読んでいる人の中に、冗談で失敗した人がいるのなら、楽しい雰囲気にしようとした気持ちは間違ってないと思うよ。


 でも、冗談って難しい。

 人を喜ばせることって本当に難しい。


 だから、ここに書いてある冗談の秘訣を使って、冗談の練習をするといいかもしれない。コメディ映画を見ると、動きや表情の参考になるかも。


 冗談の練習って、「何の冗談だよ、ガハハ」と思うかもしれないけど、人がしていないことを練習するからこそ、人と大きな差がつくんじゃないかな。


 『冗談』を上手く扱えるようになると、コミュニケーションが上手くいく。そして、コミュニケーションが上手くいくと、自分の周りに自然と人が集まるようになる。


 自分の周りに人が集まるって楽しいよ。コミュニケーションって本当に奥が深い。だからせめて、『冗談』の秘訣を覚えていてほしい。そうすれば、秘訣を知らない人よりは、コミュニケーションが上手くいくと思う。


 応援してるよ。 








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― 新着の感想 ―
 冗談には別の側面もあり、単に相手を嘲笑うことが目的だとすると、結果を気にしないなんてことも。だから物事が終わってみれば「まあいっっか、他人事だし」なんて笑って済ますことも少なくなく、酷い場合はもっと…
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