【更新停止中】カード・ハンドラー　―ｄｉｆｆｅｒｅｎｔ　ｗｏｒｌｄ―

　～あらすじ～
　２０２Ｘ年４月１日１７時５８分。
　地球から１６８０６人と１０００の建築物が消滅した。
　それは全てが異世界。
　剣と魔法、そしてカードの世界へと転移させられたものだった。
　それは異世界において５００年前に召喚儀式によって
　呼び出された勇者と聖女と同じカードを保有している人や建物。
　ＴＣＧ【ゾディアック・インバース】のプレイヤーや
　カードを転売目的で所持していた人やカードショップの店員等で
　建築物も日本と世界のカードショップの全て。
　そして新品を売る一部のコンビニ、おもちゃ屋、百貨店等が
　無関係である人達すらも巻き込んで異世界転移のだった
　それは異世界の神の創造神による自らの世界が望む姿へと
　ならなかった事から、異世界の破滅と共に再創造を行い
　自らの理想の世界を創り直そうと目論んだ事によるものだった。
　そんな中、地球では１人の女性が怒りを露わにしていた。
　何しろ地球からカードショップが全て消え
　そして【ゾディアック・インバース】のプレイヤーが多く消えた。
　それは会社が休みの毎週土日祝日に地元の同級生夫婦が営む
　元おもちゃ屋で現カードショップリッキーという
　安住の地を奪い、対戦相手を奪い、カードを奪った。
　【ゾディアック・インバース】が商業化されて２５年。
　それよりも長く彼女が愛して止まないでいる
　ＴＣＧ【ゾディアック・インバース】を奪い取られた事実を知った
　主人公である七星（ななほし）芹華（せりか）だ。
　それも彼女は意図的に転移から除外されていた。
　彼女は地球の創造神、そして異世界にて魔王とされてしまった
　遊戯の神が異世界に隠している最後の鍵。
　それを発動させる為に異世界、剣と魔法とカードの世界へと赴く事にした。
「私をのけ者にした挙句、私から【ゾディアック・インバース】を
　奪い取ろうとした事は忘れないからね……首洗って待ってなさい！」
　これは主人公である七星（ななほし）芹華（せりか）と
　【ゾディアック・インバース】のプレイヤー、そして
　異世界の人々等を巻き込み、綴られる１つの物語である。

※「ゾディアック・インバース」は架空のトレーディング・カード・ゲームです
※各話の戦闘の▼は「戦闘回」です。