表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/57

4話:伊賀と妙子との結婚式決定

 できたら八王子が良いなと話していた。伊賀は、有名な出版社をめざすと告げた。出版社に入り、素晴らしい人達と仕事をしてみたい語った。その後の夏休み、伊賀が、実家の家の車を借り8月10日の早朝、富士高原を目指して出発。


国道20号線を走り大槻から134号線に入り11時に富士吉田に到着、冷たい吉田うどんを食べた。その後、忍野八海を散策し山中湖の駐車場に車を止めた。そこから長池親水公園、近くの湖畔の道を散策し、美しい景色の写真を撮った。


 そこから須走に向かい仁杉の交差点を右折して469号線を御殿場を抜けた。富士サファリパークに入り1時間程、園内を散策し多くの動物写真を写した。そして、北山を右折し、富士宮道路を北上し白糸の滝に立ち寄った。


白糸の滝、話は聞いた事があるが来るのは初めて、まさに白い糸を引くような滝に感動。滝つぼ近くで30分ほど涼んだ。帰り牧場が見えて見学しカフェで見た美味そうなアイスクリームを食べた。北上すると左に本栖湖の看板が見えたが通り越り。


さらに進む精進湖と書いてあったが寄らずに先へ進んだ。右折139号線と書いてあったが直進して西湖を見学しようと考えた。すると湖近くを走る道から湖の全景の素晴らしい景色が見られ直進すると河口湖の周遊道路に入った。


 その後いくつかのトンネルと越えると河口湖の景色が最高。河口湖大橋を渡り富士急ハイランド方面に左折。少し行き、再び左折し富士吉田に16時についた。そこから、一般国道をひた走り17過ぎに、藤野の彼女の家で降ろし帰った。


 1988年の11月も「60セカンド」と言う映画を見に行った。

「映画のニコラス・ケイジとアンジェリーナ・ジョリーの演技とその魅力に釘付け」

「その映画の冒険シーンに、はらはらどきどき」。


 やがて12月を迎え1989年となり、今年、大学4年、就職活動の年だと感慨にふけった。春休みになると妙子は、の就職試験前・弁護士事務所の研修に参加して弁護士の仕事とはどういうものかを体験。その後、弁護士事務所で、弁護士になるまで10年かかると言われた。



 それを聞いて妙子は、弁護士をあきらめ大手銀行の就職試験を受けることにした。その後、就職試験と面接に受かり内定をもらった。伊賀は、大手出版社4社を訪問して試験と面接を受けた。その結果、10月に神田のSE社に採用された。


 11月初旬、就職内定の祝賀会を伊賀と妙子が八王子の居酒屋で開いた。妙子が、卒業論文の提出を9月に終えたが、教授会で通らず、11月中旬までに書き直しを命じられた。11月は、家に、缶詰めになり担当教授の指示通りに卒業論文を修正。


 その後、教授と直接面接し12月初旬、やっと受理され晴れて大学を卒業。1990年、明けて、新年会を友人含め5人で、八王子の有名レストランで開催。その時、酔っ払った妙子が、今年、結婚してと伊賀に迫った。この予期せね出来事に、伊賀は、何と答えて良いのか返答に困る。


「するとイエスか、ノーはっきりしなさいと迫られ、イエスと回答」

「すると、妙子がキスして、その晩は、今までにないほど酔っ払った」

「多分、結婚すると、かかあ天下で、こうなるのだろうなと伊賀は予感」

「数日後、妙子は、前日、酔って、ごめんと素直に謝った」


 しかし、その数分後、

「ところで6月の花嫁は、幸せになれると言うので大学卒業後の6月にしたいと言った」。

「どこが良いと伊賀の顔を見ながら聞いた」

「これには、伊賀も返答に困り、俺は、どこでも良いよと答えるしかない」


「それなら横浜ホテルニューグランドか東京帝国ホテルと語った」

「これには、伊賀も空いた口がふさがらなかった」

「しかい、一生に一度だから良いでしょと迫った」

「でも、お互いの両親にも聞かないとねと言うと同意」


「 翌週、伊賀が飛騨家に呼ばれ、ご両親に、君たち結婚するって本当か聞かれた」

「その質問に、えーと答えると飛騨のご両親が驚いた」

「その後、妙子さんと、ご両親が隣の部屋で話し合いしてる声がが聞こえた」

「いいえ、嫌だとか、これは、こうしなさいと両親の声が筒抜け」


「結婚式への出席者の事も考えろと、お父さんの声も聞こえた」

「約30分後、ふすまが開いて彼女のご両親が結婚式をする事を許可しますと告げた」

「八王子のホテル結婚式場で大丈夫かと、伊賀に聞くので、えー何とかと答えた」

「妙子さんが、費用は折半するわよと、投げやりな口調で言った」


「伊賀は、内心、横浜ではなく八王子のホテルニューグランドかよと、つぶやいた」

「高齢者が多いから出席者数は少ないと告げた」

「君の所でも出席者数を調べてと言われ了解した」

「話が終わると、義理の父が、満面笑みで良かったと語った」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ