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銀河戦争?こちとら中世剣と魔法の世界ですが何か?  作者: 窓際の憂鬱
第二章 幼少期
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第68話 ロンド連合帝国

いつもご愛読ありがとうございます。

週末は書けないかと思いましたが、少し短いですが

進みましたので第68話を投稿いたします。

PVとブックマークが増えていると少し無理しても

書きたくなるものですね。

皆さんありがとうございます。

今後もよろしくお願いいたします。



 シャルアンテの言を取り入れて、6王国を束ねる連合王

国を建国して王位に就く事にした。

 正式名称としては、ロンドベル家から取った「ロンド連

合帝国」とする。王国から帝国に変わっているのは7人の

王では序列が曖昧になるため、6人の王を従える帝となる

ように調整した。

 急な建国のため、詳細を詰め切ってはいないが、基本的

には現行の王政を継続して、その上位君主として俺が君臨

する。諮問機関として4大貴族と6王をメンバーとした元

老院を設置する。


 また、俺の臣下の取り扱いは今までと変わらず、私設軍

とする。但し、臣下は俺の名代としての性格が強いため、

身分は4代貴族や6王に準ずるとした。

 簡単に言うと体面上は国家に従属していないので、俺の

命令しか聞かないけど、俺の名代だから彼らの言う事は俺

の言う事と同様だから聞けよ?って事だ。


 細かい税配分などの取り決めは今後の課題として、今は

これだけを決めておく。何せ、愚王たちが到着してしまう

からな。




 昼食の前には各出身国に伝達に言っていた臣下が戻って

来た。4カ国も紅桜も共に異論は無く、細かい制度設計を

した上で正式な建国式典を行いたいそうだ。

 その後、間を置かずにマリーとシャルが3人の女性を伴

って帰還した。3王妃だ。


「お初にお目にかかります。ラファエル陛下。現第一王妃

 のベラドンナです。この度は敵国であるにも拘らず、我

 が家族を御助命頂きましてありがとうございます。

  我が故国は亡国と成れど、一族は私が責任を持って 

 ご恩に報いるよう指導して行きます。」


 そう、第一王妃はウリエル王国の第二王女だったのだ。

幸い、ウリエル王国の亜人差別は比較的穏当であり、バ

グリドの獣人族も然程問題視しておらず、戦争において

も本格的にぶつかる前に降伏した為、王族と貴族の大半

は助命するつもりで、バグリドから引き取って軟禁して

ある。


「ウリエル国王は帝国の圧力に屈しただけですからね。さ

 すがに王国は残せませんが、働いて貰うのも隠居して貰

 うのも亡命するのも自由ですよ。

  逆に第一王妃は長い間微妙な立場に立たされての執務

 お疲れ様でした。ご心痛をお察しいたします。」


「ありがとうございます。」



「第二王妃のラタシアーナです。陛下には故国のみならず

 亜人全体の保護と地位向上、貧困対策などに多大な貢献

 をして頂いて居る事は以前よりお聞きしておりました。

 心より感謝申し上げます。今後も亜人と手を取り合っ

 て行って頂ければ幸いです。」


「もちろんですよ。私の配下は多分半分以上が亜人で占め

 られています。世界もそれぞれの長所と短所を補いあっ

 て上手くやって行けると思いますよ?」



「第三王女のケイコだ。突然のお話に困惑している。

 陛下は使徒で、イーストのカトウ家は臣従していると

 聞いているので私としては協力したいが、一つだけ確認

 しておかなければならない。

  国王を排除した後に私は兎も角、第一王妃、第二王妃

 や子供たちはどうなる?」



「率直な言い方は女王に向いていますね。ケイコさん。

 明言しておくと、国王と嫡子は処刑対象です。ですが、

 マリーとシャルに嫡子のカーライル君に関して助命嘆願

 が有ったので助命いたします。

  よって、処刑対象は国王と喧嘩を売りに来ている宮廷

 貴族達だけです。


  第一王妃と第二王妃には皇伯叔母となって頂きます。

 まだ、正式に世間体をどうするか決めておりませんが、

 マリーもシャルも私の恋人で子を産んでもらいます。

 よって、皆さまは叔母である皇伯叔母となります。ケ

 イコさんが引退した場合も同様になりますね。

 実権は有りませんが、命と生活の保障はします。


  お子様方に関しては、マリーとシャル以外はまだ幼い

 ので、叔母の子供として中途半端な位置付けですが、勉

 学に励んでもらって将来を選択して貰いたいと考えてい

 ます。

  私はマキシの王宮は使いませんで、ケイコさんは公私

 共に王宮を自由にお使いください。但し、後宮の女官は

 一旦、解雇してくださいね。細かい事は今後詰めましょ

 う。」


「わかりました。では、お話はお受けします。10年だけ

 王位を預かります。」



 意外とみんなあっさりしているな。国王には未練が無い

 のかな?



「陛下、顔に出ていますよ?

 少し位は未練もありますが、我々は国民を導く立場に

 あります。愚鈍は罪なのです。仕方が有りません。」


第一王妃が言わずとも答えてくれた。


「承知しました。私も肝に命じるとしましょう。皆様方は

 ゲートを用意しておきました。未届けはマリーとシャル

 だけで十分です。タイールの領主館にて私の母達がお茶

 を用意してお待ちしておりますので、そちらで待機して

 ください。」


「「「承知致しました。」」」




 その後、夕刻近くになって、国王一行が駅に着いたとの

連絡が入った。駅には迎えには行かない。

何故って?全員無銭乗車らしいんだよね。しかも我儘放題

でダイヤも滅茶苦茶にされたらしい。


 もう、面倒になったので王宮の謁見の間で玉座に座って

待つ事にする。もちろん赤絨毯の両脇には完全装備の臣下

が立ち並んでいる。出迎えはメイド出身のジュリアとマリ

アに任せた。



 謁見の間の高さ3mを超す両開きのドアが二人の手で

開かれた。


「ライオデルト・フォン・マキシアム国王陛下のお成り

です。」


 声を張り上げるでも無く告げられた言葉は静寂に満ちた

謁見の間に良く響いた。


 国王は大きな腹を揺らしながら入口を通り抜けて、こちら

に歩んで来る。また、その後ろには20名ほどの宮廷貴族

が付き従っており、最後尾では侍女が10歳ほどの男の子

の手を引いて続いていた。



「おい。どこに座っている。無礼であろう。国王陛下の

 来訪であるぞ!早く退かぬか!」


 良く判らんチョビ髭のおっさんが怒鳴り出した。

 俺は左手を振って、「煩いから退け」と意思表示すると

 口を開いた。


「何しに来た?ライオデルト王」


「な、何を?」



「貴様を処罰しに来たに決まっておろう!」


 またチョビ髭だ。。。


「おいおい、国王陛下のお言葉を遮っても無礼では無いの

 かね?」


「き、貴様のような小僧と言葉を交わさせる無礼に比べれ

 ば無礼では無いわ!」



 国王はキョロキョロと周り見渡してため息を吐いた。


「ふう。。。やはりか。。。」


「ん?」


「何をしに来たかと言われれば、何をしに来たのだろうか

 のう。。。神輿?いや。。。道化かのう。。。」


 小さな声で呟いている。


「いや、道化は道化らしく最後まで踊ろうぞ!

 小僧、大儀であった!

 後の事は任せて辺境伯領に戻るが良い。

 おって、論功行賞の沙汰は下す。」


 国王は覚悟を決めたかのように言い放った。



「うん。最後の最後に死に際を見つけたか。。。

 ご苦労だったな。家族の事は任せておけ。

 煉獄の炎よ。逆巻き滅せ。フレア。」


 国王は最後に泣きそうな顔ながら口角を上げると、一瞬

 のうちに蒸発して消えた。



「ライオデルト・フォン・マキシアム国王陛下は病に倒れ

 られた。陛下の遺言により、ケイコ・フォン・マキシア

 ム女王陛下が即位成される。

 宰相、4大貴族の党首及び神意教会に異論は無いな。」


「「「意義ありません。」」」


「うむ、マリー、シャル。カーライルを連れて一緒に来い。

 皆はそこのゴミ掃除を頼む。」


「「「御意!」」」




 私室に引き上げると、何故かベラドンナ王妃、ラタシア

ーナ王妃とケイコ新女王が居た。


「やっぱり陛下は、貴方たちの言った通りの方ね。」


ラタシアーナが言う。


「カーライル?お父様は天国に行かれたわ。

 あなたはもう王様になんてならなくても良いの。

 自分がしたい事をして、生きたいだけ生きて死にたい時

 に死ねるのよ?」


ベラドンナがカーライルに言い含める。


「そうなの?父上は死にたい時に死ねたのかな?」


「カー君、最後のお父様の言葉を聞いたでしょ?

 道化らしく最後まで踊るって。。。

 ラファエル様が最後にしてくれたの。

 きっと喜んでいると思うわよ?」


 シャルが少し煙に巻くように答える。


「そっか、ありがとう。」


 カーライルは俺の方を向いて寂しげな表情で礼を言った。



「陛下、我が忠誠を受け取り下さい。

 私はこの生が尽きるまで、家族達と共に陛下に絶対の

 忠誠を誓います。」


「ケイコか。。。

 その忠意は亡きライオデルト王の無念と共に受け取ろう。

 そして、マキシアム家に与えるのは我の庇護と民の安寧

 と進化だ。

  ベラドンナはマキシ宮家、ラタシアーナはシアン宮家を

 興して、それぞれの女王を名乗るが良い。

  カーライルはマキシ宮カーライル親王となるが、皇族

 を抜けるのも、生きるのも死ぬのも自由だ。」


「「「 Yes Your Majesty! 」」」



こうして、一連の騒動は片付いた。。。と思ったら、

マリーとシャルと一緒にケイコが私室に残っている。


ふぇ??

ケイコは羽織っていた着物を落とすと透け透けの

キャミソール一枚で妖艶に言った。。。


「このような年増ですが、若輩のマリーやシャルには

 真似のできないご奉仕が可能です。この身も捧げさせ

 てくださいまし。。。」


 年増って。。。

 前世で28歳って一番美味しいところですよね。。。

 しかもケイコさん。。。ばくにゅ。。。




 翌朝はベッドの周辺については見て見ない振りをして

メイドに身を清めて貰い、朝食を摂った。


 その後、宰相と4大貴族と臣下を集めて会議を催したの

だが、何故か俺の左腕にはケイコさんがべったり。。。



「ショタ。。。」紅桜が聞えるように呟く。。。


「うちの息子下半身で国取れるな。。。」父上。。。。



「こほん。宰相、論功行賞の叩き台を作ったからみんなで

 確認してくれ。」


挿絵(By みてみん)


「基本的にリスリドを帝都として、その周辺領地を俺が貰

 う。東部諸侯全員と北部の一部諸侯は旧リスリッドに転

 地とする。面積的には2.5倍程度の領地に封ずる事とし

 た。これは転地による統治の困難さと戦争時の貢献度を

 加味して決めた。そして、空いた領地を東部及び西部の

 諸侯に割り振った。北部諸侯は加増では無く転地も多い

 が一部の帰属を除いて、概ね倍程度の加増となっている。

  新たに起こす2宮家の所領はリスリド近郊を考えてい

 たが、ケイコ女王が学園都市に近い王国直轄領のリッド

 とザリドの都市を割譲するそうだ。」


「この名前の付いていない都市は?」


「ああ、大村と都市の間程度の町だな。記載してある町は

 今後協力してやるので、交易都市や領都と位置付ける。」


「カーライル公爵も済まんな、バランス的に転地となった。」


「いや、3倍近い面積で2都市の建設を補助して貰えるな

 ら全く不満はない。むしろ陛下の所領が小さすぎでは?

 本来すべて陛下の手柄でも問題無い位なのですが。」


「あ~俺は商業と工業で稼ぐから、あまり大きな必要無い

 んだよ。あ~そうそう、父上。

 俺は辺境伯領から徐々に抜けますよ?良いですね。」


「うむ、こうなっては仕方が無いが、10年間は掛けてくれ

 後進が育たんからな。」


「頑張って子作りしてくださいね!」


「あ、その件なんだが、ラフィー既に6人孕ませてるだろ

 う?一人うちを継いでくれないか?相談してからで

 良いから返事をくれ。今更領民が納得しないんだよ。」


「ん~ちょっと相談してみる。」


「それと、カイルベルとライムライト、キリングは加増は

 無しか?」


「あ~カイルベル生意気だからね。揉めるかな?

 貢献が無いってだけで他意は無いんだが。。。

 そもそも貰っても開発できんだろう?

 今だって活用できてないのに。。。」


「まあ、キリングやライムライトは理解するだろうが、

 カイルベルは怪しいな。。。」


「文句が有るなら直接来させて。鉄道料金踏み倒したら

 殺すけど。。。」



「では、私も門題は無いと考えますので、この案で行き

 ましょう。」


 宰相が話を纏めに掛かる。


「ああ、宰相、マキシアム王国の元老院は今回の件で解体

 で、今後復活も無しって事は周知してください。

  その上で、ケイコ女王陛下即位の恩赦って事で一族へ

 の追及は無しで宮廷貴族家の存続も許可してください。」


「ふふっ流石陛下、飴と鞭の使い方がお上手ですよね。」


 いや。。。

 ケイコさんが言うと違う意味に聞こえるから。。。


 まあ、今日一日ぐらいは空き時間にカーライルを含めた

王家一家を甘やかしてあげても良いか。。。

たぶん、二人の嫁の義理の家族になるだろうからな。

 

 明日からは帝都の建設計画や根本的な技術開発の修正案、

奴隷の取り扱い、鉄道建設の促進、建国式典の時期と内容、

正教やその他の国々に対する対応等々の打合せが目白押し

で今から胃が痛い。。。


 こんな事は前世のサラリーマン生活で中間管理職をして

いた時以来だ。。。ガ〇ターかPPI系の薬下さい。。。




 




(白金貨105849大金貨9金貨1大銀貨1銀貨7大銅貨2銅貨2)


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