第45話 学園都市建設(前編)
いつもご愛読ありがとうございます。
3Dをいじると落書きでも時間を食うのが
判っていながら止められません。
そして配下の女性も止まりません。。。
今後ともよろしくお願いいたします。
ドーンッ・・・ズドンッ・・・ガラガラッ
えっ?何をしているのかって?いやそれが。。。
学園都市建設開始の1ヵ月前になって、この規模の都市で
プラントや農業、発電所などを作るには井戸水のくみ上げ
では賄えないってオオワシが言い出してね~
すでにフライングしてコンクリート工場とアスファルト
工場を建設したくせに、終わってから言いやがった。。。
まあ、アヤメに鉄拳制裁喰らっていたから勘弁して
やったけどね。
実際、建設準備佳境になってからの話だったから焦った。
もう面倒なのでマノール伯領の北側の大河から運河を引く
事にした。王都南側のザリド近辺の大河に接続してバグ
リム獣王国方面に流す予定だ。
国外からのアクセス路としても海運が利用できるように
タイール→マノル→王都までの浚渫も行っている。
将来的にはバグリム獣王国内の浚渫も行って船で一周でき
るようにするつもりだ。
元々両大河共に流域幅が2kmを超える巨大な流域なので
運河は500mの流域幅で掘削している。
マノール伯のフィオンはちゃっかりマノル→学園都市間
の山脈の取り崩しを依頼して来た。主要街道の急こう配な
難所で、西部諸侯は苦労していたし掘削するついでだから
良いんだけど、フィオンも逞しくなって来たな。
現在は山脈を崩し終わって、運河の掘削とタイールから
マノル間の浚渫を配下の半分を出して行っている。河川の掘
削土や砕石は学園都市建設に使用する予定でマジックバッグ
に入れている。まあ、港湾都市と同様に水を押しのけてから
土魔術を使用したり、他の攻撃魔術を使用しているので特に
問題は無い。川砂が大量に取れて結果的にホクホクだ。
ここに来て困ったのは橋である。今までは流域に降りて
河道に2~300mの橋を何本か掛けて利用していた。
増水期には流されるのが前提の仕様である。今回は河川を
浚渫して全体を深くしており、全体に水深が深くなっている
ため。この方法では齟齬が出る。
仕方が無いので、急遽土木商会にタイールで橋脚と橋台を
作って貰った。王都の東と南、西都とマノルの2km橋を含めて、
2km橋4橋、学術都市周辺に1km橋4橋仮設する予定だ。
主要街道は幅15m橋を並列に並べてダブル30m幅として、
その他は15m幅のシングルとする。
橋桁は鉄筋コンクリートのRCTだと2~30m、ローゼ
(アーチ)橋でも50m位しか径間が取れないので、オオワシに
70mの鋼製箱桁を量産させている。
2.5m角の鋼製箱桁を4本架設してI鋼で横連結を行う。
唯一有利なのは、70m一本物の鋼材が製造可能で、運搬可能
な事だ。なお、表面は最終的に鉄筋コンクリートを打設するが、
間に合わないので厚さ30mmの圧延鋼版を敷き詰める予定だ。
オオワシには鋼材の伸び縮みから固定支承と稼働支承も依頼
してあるので発狂していた。
それはそうだ。。2kmだと29径間、1kmでも15径間
でシングル換算で262径間なので、箱下駄は4倍の1048本
支承は固定支承と稼働支承がそれぞれ1048基なので2096基で
ある。ざっと計算しても15万tかな?
細かい部材はキースクのギムレットにぶん投げたらしい。
まあ、自業自得だけどね。現在鋼材の目途が付いた橋梁の
部分から運河を掘削している。
ロジーナは橋の長さが初めから1kmか2kmで決まって
いるので河川両側の成形に苦労したようだ。光学測量機器も
無いのに橋脚を良く設置できるものだと感心したのだが、
いつの間にか、極少数のアナログ測量機器は作らせたらしい。
レベル(高さ測量)とトランシット(角度測量)だけだけどね。
時間優先なので、橋台も橋脚も高さ30mの製品を大量生産
して現地を掘削、底面を丁寧に仕上げて据え付けを行ってコン
クリートで根固めする工法を採用している。
また、今回は河床を掘削して大幅に深くしたので今後の
浸食状況を見て、斜面の補強や堤防の嵩上げを考えて行か
なければならないな。
「主、ここの掘削は完了しました。ロジーナに測量と底面
の整正を依頼して次に行きましょう。」
レイコが声を掛けて来る。彼女達学術都市在学組は現在
学年末の長期休暇中で再来月から新学年が学園都市に移行
して始まる予定で今回の建設作業にはフルメンバーが参加
している。
「そうだな。これで学園都市から離れている橋梁は完了
だ。ロジーナも直にこちらに回れるだろう。後は学園都市
周辺の4橋だな。こちらにはナツキ、ハルナを置いてゆく。
ロジーナと合流次第、橋台と橋脚の設置をさせてくれ。」
「御意!」
「残りは一緒に学園都市建設予定地に行くぞ。キョウコ達
が大まかな運河を掘削し終わっているはずだ。」
「「「御意!」」」
王都マキシの東側から学園都市建設予定地に飛竜の集団で
飛ぶ。もちろんオーサも一緒だ。現地ではギムレットとオオ
ワシが測量を行っていた。
半径15kmの都市は東京23区より少し大きいぐらいだが、
人口はとりあえず東京の1/10しかいない。
今回の運河計画の追加によって、所々計画が変更になっている。
防壁は高さ5mから20mに変更して、その外周は運河を2つに分け
てそのまま学園都市の堀とする。
東西南北に計画していた門はすべて取りやめにして、高さ20m
まで橋梁で上り、防壁の上にアクセスする。
有事には橋を落としてしまう予定だ。
一旦上がった通行者は都市に寄らない場合はそのまま直進する
と空中でランドアバウトがあるので、好きな方向の街道へ抜ける。
都市に降りる場合は東西南北の下り街路から降りる事が出来る。
全て高架橋なので、ロジーナには怒られた。
オオワシとギムレットは新しい都市形状に興奮して率先して徹夜
をして製作していた。
まずはギムレットとオオワシの測量に従って、凡そ平坦な土地
に外周半径15kmの防壁を掘削して設置して行く。
これはタイール改良時から使用しているT字巨大擁壁を
埋めて行くので慣れたものだ。
円形だが正確には正72角なので測量に従えば、然程違いなく設置
が出来た。角の隙間は後でロジーナ商会に埋めてもらう事にする。
外周防壁が決まると、運河の位置が決まるので掘削を行う。
船着場から直接都市にアクセスはさせないので、都市の東側対岸に
船着場用の岸壁を埋めて置く。ここならば王都へも海運で運び込ん
だ荷を1日程度で王都に持ち込む事が出来る。将来的には集積所を
作るか、都市内側に入口を設ける事になりそうだ。
4箇所ある1km橋梁の橋台と橋脚の位置を掘削してロジーナ
待ちである。
ギムレット達を手伝い円形の都市内を測量して町割りを決めて
目印の金属杭を設置してロープを張って行く。
地表面の街路位置と幅が判ったので、都市内の高架橋用の橋脚位置
を一斉に掘削してここもロジーナ待ちである。
ロジーナとロジーナ土木建築商会の負担が凄まじい。
まだ事前準備なのに。。。
少し休憩した後に、ギムレットとオオワシと相談して、
俺の領主館建設予定地を決定する。ぶっちゃけ道路予定地
に掛かってさえ無ければ何とでもなるのだが。
遊んでいる臣下総出で領主館を設置する。俺は後で良い
と言ったのだが、様々なコンクリート施設の鋼鉄製型枠を
製作している間、建築職人が空いていた為に真っ先に完成
したらしい。
基本的にタイールの領主館と同様の物である。もうここが
王都で良く無いか?とか思ったが本当に成り兼ねないので
口には出さない。今回の領主館はわずかながらアルミ材が
作成できたので、試作品のアルミサッシが採用されている。
主の館で耐久試験てどうなのよ?
オオワシに命じて取りあえず水が利用できるように
チェックさせる。初期利用のために屋上に10000Lの水タンク
を取り付けて使用できるようにしてきた筈だ。
「ジル、オーサ達竜族4人娘を連れてマノルで待機してい
るお母様達を連れて来てくれ。バスケットは向こうに
置いてある。」
「御意!」
・・・ロジーナ、お疲れ様。今はどんな感じだい?・・・
・・・あ、主様。。。死ぬ。。。・・・
・・・三文芝居は良いよ・・・
・・・ちぇっ、現在は下部工がすべて設置済み。
この急結コンクリートってすごいね。30分で
固まっちゃう。・・・
・・・本当は水中コンクリートのハイドロコンクリート
が良かったんだけど成分が判らなかったからね・・・
・・・あと二橋架設すれば後は学園都市周りかな。
橋梁床板のコンクリートは追っかけてるけど
今日は終わらないと思う。
架設は4時間で終わらせて今晩は学園都市泊だね。
コンクリート部隊はマノルの橋やってるから今晩は
マノル泊まりかな~・・・
・・・いや、今ジルにマノルまでドラゴン4頭でお母様達
を迎えに行かせた。ジルと連絡を取ってその便で
学園都市に来させてくれ。どうせ次はこっちの橋だ
ろう?・・・
・・・?わかりましたよ?今夜は宴会ですね?・・・
・・・良くわかったな。明日と明後日は休息日とする。
作業員が保たんだろう?何もないところだが連休を
やろう。我々は明後日計画の確認と修正位の軽い仕
事はするけどな。・・・
・・・かしこまりました!わかってるよね?
ちゃんと愛してね?・・・
・・・わかったよ・・・
ちょうど、別動班で海までの浚渫工事をしていたキョウコ
達がワイバーンロードでやって来た。
「良し、みんなもう半日頑張って、明日と明後日は休暇とする。
キョウコ達は一息吐いて領主館での宴会の準備、大浴場も
開放する。4~5000人は寝れるだろう。
プライベートスペースの9~10階以外は開放してくれ。
それと想定より作業員が増えているから食事を作るな
り、王都から屋台を攫ってくるなりしてくれ。多い分に
は構わん。プライベートスペースの寝具や家具類は2時
間ほどでお母様達が到着するので、足りない分は買うな
りなんなりしてくれ。
予算は白金貨2枚で頼む。」
「御意!」
「残りは線路を敷いてしまうぞ。ギムレットとオオワシは
技術指導をしてくれ。」
「御意!」
今回は電車や汽車が間に合ってないので、線路の敷設と
駅舎予定地の確保のみだ。基本複線で当面は馬車鉄道で利用
するが、標準軌で設置するように定規を持って来ている。
設置路線は東西南北の主要街道両側に上下線をそれぞれ
敷設して防壁でUターンする路線を2路線。
半径7.5kmと半径12.5mの環状街路沿いに環状路線を2路線だ。
枕木は木製でレールはかなり前からコツコツ製作して、ここでは
使えきれない量が確保できている。
今回は馬車鉄道なので木製枕木でバラストは無しである。
馬の蹄が痛むからだ。後々電車化の時はコンクリート枕木と
砕石でやり直そう。
夕暮れ前には線路の敷設も終わり、ロジーナ班も学園
都市に戻って来た。数時間前からお母様達とフィオンや
獣耳3娘が宴会の準備をしてやってきた人間を端から大
浴場に案内していた。
キョウコは本当に王都の屋台を端から拉致して来たよ
うだ、数十台の屋台が領主館の前に立ち並んで、すでに
食欲をそそる匂いが充満していた。
お母様達と共にやって来たメイド部隊たちは既に準備して
有った立食パーティー用のオードブルのような食事を大量
に机に並べた上に、昆布、鮭の握り飯を大量に生産していた。
お腹が鳴りそうである。。。。。
俺の姿を見つけたロジーナが走り寄って来る。
「主、お風呂に行きましょう。私たちの班で最後です。」
うん。。。まあ、そうなんだけどね。。。
仕方が無いので、プライベートスペースの9Fの大浴場に向かう。
脱衣所を出て風呂に場に入ると項垂れたロジーナが居た。
うん。。。そうだよね。
臣下は大半一緒に帰って来たんだからこうなるよね。。。
レイコ。。。色々隠しなさい。。。
「せっかく、お役に立てたから勇気を出したのに。。。」
「わかったわかった。今日は一緒に寝て良いから元気出せ」
「やった~!」
ぱあぁぁって擬音がしそうなくらいの笑顔に変わった。
ロジーナも可愛いね~
そう言っている間もちゃっかり、レイコ、ミヅキ、ナツキ
が背中を流している。
君らは学校で何を勉強しているのか、小一時間。。。。
いや。。。うん。。。元気になる前に出よう。。。
臣下を引き連れて領主館の玄関ホールに降り立つ、左右に
は、久しぶりにカトリナ、ネイト姉様が立ち臣下が壁際に並ぶ、
そう今日の主役は労働者諸君だからね。
「皆、今日までの作業非常にご苦労だった。
明々後日より、本格的に学園都市内の整備に取り掛かる
ので、明日、明後日は休暇とする。
何もない場所で済まんが、屋台と食事は明後日の夕食時
まで、現在と同様に深夜を除いて準備しておく。
王都の観光に行きたい者は給金の前借りも可能だ。
明々後日からもよろしく頼む。
では、酒を持ってくれ!乾杯!!」
俺の挨拶で宴会が始まった。
今回は浴びるほどの冷えたビールの他にウィスキーが大量
に用意されており、果実水で割るのが流行っているようだ。
俺は酒よりも握り飯に直行です!
鮭と昆布の握り飯を取ってかぶりつく。。。
美味い!
「ロジーナ!日本の味だぞ!」
「はい。自然と涙が溢れてきます。美味しいです。。。」
また泣かせてしまった。。。
少し落ち着いて食べようと思い、空きテーブルを探すと
カトリナ姉様が手招きしている。
「しばらく会わないうちにラフィーは悪い子になったわね。
女の子を泣かせてばかり居ちゃダメよ?」
「いや、ロジーナは故郷の味が懐かしくて感極まってし
まってだね。。。」
「ふ~ん。。。じゃ、あれは何?」
カトリナ姉様が指さす方を見るとハイエルフのジューンが
泣いていて、サラム、セラム、ミラムがあたふたとして
慰めていた。
「良かった。。。本当に良かった。。。
こんな方に敵対したら1日どころ1分で国が消えて無く
なる所だった。。。
お母様。。。
私はラフィー様にすべてを捧げて一生仕えます。
そして、子種を頂いて。。。。」
「姉様、そんなに美味しいですか?」
「美味しいですよね。」
「ラフィー様のところで安泰なのです。」
いや。。。あれも微妙だろう。。。特に後半。。。。
「まあ、良いわ。ラフィーだもん。
モテて当たり前よ。
そうそう、ついでに紹介したい人を連れて来ているから
顔を見せてあげてくれる?覚えなくても良いけど。」
あれ?カトリナ姉様性格変わったかな?
なんで、皆Sっぽくなっちゃうんだ?
「ほら、さっさと挨拶する。」
追い立てられた美少女2人が口を開く。
「だ、第一王女のマリアンナです。」
「だい、第二王女のシャルアンテです。」
「やり直し。名前と称号なんて他人にだって言えるわよ。
もっと頭を使いなさい?」
「「は、はい」」
二人が恐縮している。
「第一王女を名乗らさせて頂いております。マリアンナと
申します。この度は私財を投げ打っての王国の学識レベ
ルの改善のご提案。王族、王国民を代表して感謝いたします。」
「マリー、やれば出来るじゃない。
いつも言っているでしょう?
そうやって自分で考えて自分で行動して行けば
元は悪くないんだからラフィーの側室位にはなれるって」
「ちょ、ちょっと。。。カトリナ。。。」
顔を赤らめている。。。この王女報奨式の時と別人だな。。
「わ、私はネイトライム様にお友達にして頂いた、シャル
アンテです。第二王女と呼ばれています。カトリナ様と
ネイトライム様にはいつも大変お世話になっております。
今回は世紀の一大都市建築が見学できるという事で
お誘い頂き厚かましくもお伺いいたしました。
ラファエル様におかれましてもお気軽にシャルと
お呼びください。よろしくお見知りおきをお願いいたし
ます。」
「シャル~良いけど、固いよ~
もっとフレンドリーに行かないとラフィーには届かない
よ?」
ネイト姉様が揶揄う。
そうか、第一王女はカトリナ姉様と第二王女はネイト姉様
と同学年だった。。。
それにしても上下関係がおかしく無いか?怖いんだけど?
「カトリナ姉様、ネイト姉様何かしました?
少なくともマリアンナ王女は数か月前と別人なんだけ
ど?」
「「さあ?」」
「私が説明するよ。ラファエル君」
あ、宰相やん!うぃっす~
全然要る事に気が付かなかった。
「お願いします。」
「あの報奨式の様子を見ていたシャル王女が、比較的仲の
良かったネイト嬢に相談事をしたんだよ。
遠路はるばる報奨のために呼んでおいて、国王は欠席、
シャル王女はあからさまに不遜な態度を取っていて、
仮にも閣下、殿下の称号を持つロンドベル伯爵家に失礼
をしてしまったと。
ついては、父と姉に変わってカトリナ様にお詫びをした
いから紹介してくれとね。」
「ネイト嬢がその話をカトリナ嬢に放した瞬間に、ぷちっ
って音が聞こえたらしいよ?
ネイト嬢はロンドベル閣下に何か王家と揉めたら私を
頼れって言われていたらしくて、すぐに伝言で伝えてく
れたんだがね。」
「私が馬を使って学園に飛び込んだ時には、すでに手遅れ
だった。第一王女付の近衛騎士6名が足元に転がっていて、
マリー王女は張り倒され頭を踏み付けられていた。
私も悪かったんだが、私と共に到着した近衛騎士20名
がその姿を見て激高してしまってね。
数名の近衛騎士は殺す気で突入したよ。3分に満たない
戦闘で近衛騎士8名が死亡した。残りも再起不能。
その間カトリナ嬢の頭から足を退けずにだよ。。。」
「ああ、まあ近衛騎士程度ならここの臣下の誰でも
同様の事が出来ますね。」
「ネイト嬢も同じ事を私に言ったよ。
私がやってみせましょうか?
残りの近衛騎士全員連れて来て下さい。
って笑顔を浮かべて言うんだよ。。。
この歳でちびったよ。。恥ずかしながらね。。。」
「私共も恥ずかしながら失禁が止まりませんでした。」
マリー王女が白状する。
いや。。。君等のおもらし事情はいいから。。。
「その後、私は昏々と3日間の間そのままの体制でお説教
を頂きました。正直、最初は王族のプライドが邪魔をし
て素直に聞けませんでしたが、3日目の夜には心を入れ
替えてカトリナ様に縋った次第でございます。」
「えっ?そのままの体制で3日?」
「はい。」
それって洗脳って言うんじゃないかな?極限状態で昏々
と説得という名の洗脳を。。。。
「ですが!本日の凛々しいラファエル様のお姿と奇跡の
数々を目にして完全に目が覚めました!
うちの後宮に逃げ込んで腰ばかり振っている、あの
怠惰な豚とは比べるのも烏滸がましい。
私はラファエル様に一生の忠誠を誓います!現王宮
はお任せください。臣下の末端にお加え下さい。」
「私も永遠の忠誠を誓います、そしてラファエル様の築く
世界を共に見届けたいと願います。どうか臣下の末にお
加え下さい。」
あらら、結果カトリナ姉様は良い仕事をしてしまった
のね。ご満悦な訳だよ。
「ら。。らふぁ。。」
「宰相は黙れ。これは我らの問題だ。」
「二人の忠誠を受け取ろう。
マリーは表のⅩⅩⅦ、シャルは裏のⅩⅩⅦを名乗れ。
二人の忠義を認め、マキシアム王国の名は残す事を
約束しよう。後は総司令のキョウコの指示に従え。」
「Yes Your Majesty! 」
(白金貨187609大金貨1金貨9大銀貨9銀貨2大銅貨2銅貨2)




