第34話 王都召喚
皆さんお疲れ様です。
本日?二話目になります。お楽しみ頂けましたら幸いです。
引き続き、ブックマーク及び評価をお願いいたします。
「おはようございます。ラフィー様」
珍しく、キョウコがもう起きて起こしてくれた。
「王都から使いが来ております。すぐにお支度を」
ああ、そう言う事か。。。
二日連続でストイックな朝を迎えて
ちょっと残念な気持ちになっているのは
キョウコの思惑通りだな。。。
手早く身支度を済ませて、応接室に行くと既に父上と
執事のセバスチャンが応対を始めたところだった。
「遠路遥々ご使者のお役目ご苦労様です。コリンズ男爵」
「いえ、大分街道が整備されておりましたし、シェルム
商会の改良馬車が間に合ったので、然程苦労な旅路では
有りませんでした。」
使者はコリンズ男爵と言う宮廷貴族のようだ。ぱっと
名前が出て来る辺りは、やはり父上も貴族なんだなと思う。
「それではご嫡子もいらっしゃったようですので、先に
使命を果たさせて頂きます。」
「どうぞ」
コリンズ男爵は恭しく取り出した羊皮紙の巻物合わせ目の
封蝋が破損していない事をこちらに見せた後に、パキンッと
封蝋を割り羊皮紙を開いて読み上げる。
「こほん。
王命
我が親愛なる臣下、ベルナルド フォン ロンドベル
辺境伯に命ずる。先日のSS級魔獣による魔獣襲撃に
おいて、嫡子ラファエルが辺境伯一家に相応しい働き
をした事、誠に見事である。
また、辺境伯領における昨今の著しい発展と王国への
税納増加について、卿らに並ぶ者の居ない偉業である。
ついてはわずかながら、卿らの働きに対する報奨を
準備したので、今より一か月後の4月10日に謁見に
王城に登城する事を命じる。
マキシアム王国 第21代国王
ライオデルト フォン マキシアム 」
「王命を拝命いたします」
父上が返事をした。今日は3月20日なのでコリンズ
男爵は10日で来たのか。以前は14日掛かっていたのに
早くなったものだ。
20日もあれば十分王都まで行けるな。
その後は応接室で雑談に付き合う。
「街道の整備具合にも驚きましたが、西都の賑わいも中々
のものですな。王都はともかく南都を凌ぐのでは?」
「いえいえ、まだまだですよ。領全体の人口は増えて
いますが、領都の人口自体はそれほどでは無いですし、
どちらかと言うと民に清潔感が出てきた事の方が嬉し
いですよ。匂いも抑えられますし病気に罹りにくく
なりますから。」
「ああ、それですね。西都が最近賑わって見えるのは
民の表情が明るいからでしょう。
残念ながら道中の他領では見られない光景でした
から余計に西都が良く見えたのでしょう。」
「そんなに他領は景気が悪いのですか?」
「景気と言うか。領民が疲弊している印象でしたね。
ああ、マノールのお嬢は良くやっているのかマノール
はそうでも無かったですね。」
「ほう。マノール伯爵一家は残念でしたが、次女殿が
善政を敷いて上手く経営しているのなら伯爵も浮か
ばれますな。
そういえば東方と南方の国境線はどうです?
何か聞いていますか?」
「いえ、改めては聞いていませんが、リスリッドと
ウリエルは散発的な戦闘を繰り返しているようです」
「そうですか。各領主の負担も厳しいでしょうな。
一時は我々も財政を圧迫されて厳しかったですから」
父上とコリンズ男爵が雑談を続けている。
「父上、コリンズ男爵も長旅でお疲れだと思います。朝食
をご一緒してゆっくりして頂いたらどうでしょうか?」
「おお、そうだな。コリンズ男爵済まなかった。朝食は
まだだろう?ご一緒に如何かな?」
「ご配慮ありがとうございます。ではお言葉に甘えまして
朝食を頂いて、仮眠させて頂いたのちに出立したいと
思います。一泊して西都を視察したかったのですが、
残念ながら帰って報告するまでがお役目ですので。。。」
食堂に案内後、コリンズ男爵に家族を紹介して朝食を
取った。特別なメニューでは無いが、新鮮な卵を使った
卵焼きやボイルしたウィンナーの入ったスープ、米粉を
使ったパンなど、一昔前の朝食とは雲泥の差である。
「美味いですな。軽い食事とはいえ香辛料や塩、砂糖が
惜しみなく使われて新鮮な食材を引き立てている。
最近王都でも出回っているコメから作ったパンは
食感が違って面白いですな。
いや、王宮の朝食かと思いましたよ?」
「いえいえ、急だったので特別な用意が出来ませんで
普段食で申し訳ありませんな」
コリンズ男爵が目を丸くしている。
「これが普段食とは。いやいや流石は辺境伯様ですな」
「寝酒にこれを飲んでみてくれ。寝やすいように少し
温めに温めてある。」
父上は日本酒のぬる燗を陶器のぐい吞みに入れて
勧める。
「ほほう。これは珍しい。透き通っていますな」
コリンズ男爵がくいっと飲む。
「ほほう。これはこれは。。。
どことなくフルーティで美味いですな。
冷たくても暑くても飲めそうですね。」
「それも米から作った酒ですよ。今年から大々的に
売り出すつもりです。
2Lのガラス瓶で幾らでしたら買いますか?」
俺が問いかけてみる。
「う~ん。そんなに数も無いんでしょうね。ガラス瓶入
りで希少価値も入れると金貨5枚から10枚でしょうか。
むしろ私が買えない価格が適正だと思いますよ」
「ありがとうございます。お土産で後ほど3本ご用意
いたしますのでお持ちください。」
「いやいや、それは貰い過ぎですよ?」
「1本は男爵へのお礼、1本は宣伝に誰かとお飲みくだ
さい。最後の一本はその報酬と言う事で。」
「なるほど。ご嫡子が麒麟児と噂されているのも納得です。
もちろんお引き受けいたしましょう。」
コリンズ男爵がほろ酔い気分で退出すると父上が声を
掛けて来る。
「ラフィー、断れないから頼むぞ?」
「承知していますよ?ただ、少し遅れて行きますね。」
「どうした?馬車旅はきついか?」
「いえ、コリンズ男爵のお話ですが、王都直轄領から
この領地までマノール領を除くと、キリング侯爵領、
リオール子爵領の西部諸侯領の2領です。
そんなに圧政を敷いて居るのかと。。。
マノルで4月5日に合流とさせて頂ければ2週間ある
ので西部諸侯の領地を自分の目で確認して行けると
思ます。」
「なるほど。良いだろう。馬車は私がマノルまで連れて
行くよ。今回はクリスを連れて行く。
ミランダとエメルダ、レイとリンはお留守番だな。
領地はセバスチャンに任せるので上手くやってくれ。」
「かしこまりましてございます。」
セバスチャンが返事をする。
「ラフィーは誰を連れて行く?それによって護衛の人員
を決めるが?」
「そうですね。
護衛としてずっと同道するのは、キョウコ、ミナミ、
マニエットと3人娘です。王都到着後は一旦全員を
集めます。丁度良い機会なので他国に散っている配下
を再配置したいので。42人と3人娘になります。」
「ほほう。それは。。。俺も見たことが無いな。。。」
「ついでに帰りがけに学園都市で用事があります。
そろそろ学園都市に拠点を設けようかと思っている
ので視察して物件探しですかね。」
「わかった。
では、道中の護衛主体はハルメットの傭兵団を使おう。
騎士はアルトとミラールの2人で、メイドは4人居れば
良い、王都屋敷常駐の連中も居るから十分だろう。
スタッドは留守を頼む。」
「かしこまりました。」
「ああ、父上。出立は明後日でしょうか?」
「そうだな。」
「では、明日の夕刻までに新型の箱馬車を4台、荷馬車
を4台届けさせます。そちらをお使いください。」
「良いのか?わかったありがたく使わせて貰おう。」
ようやく解散して自室に戻り、オオワシに念話を送る。
・・・オオワシ。すまん。最優先の仕事だ・・・
・・・御曹司。。。又無茶を言うんでしょう?・・・
・・・最新鋭の箱馬車と荷馬車を4台づつ、箱馬車3台に
は辺境伯紋章、1台は俺の紋章入りで明日の夕刻に
領都屋敷着だ。出来るか?・・・
・・・やっぱり。。。。出来ますよ。
部品はストックがあるので組み立てるだけです。
金属フレームにサスペンション、ゴムタイヤ仕様で
革張りソファーシート、平面ガラス窓で黒漆に金箔
捺しの紋章ですな。。。夜なべでやれば。。。
ああ!?何?嫌なのか??
あ、すみません。荷馬車は完成品、箱馬車も8分
仕上りのが有るそうなんで余裕で間に合います。
運搬だけヤマトか誰かに運んでもらいます・・・
・・・わかった。頼んだぞ・・・
・・・御意!・・・
「キョウコ、全員に4月9日に王都屋敷集合を指示して
くれ。それと小遣い稼ぎだ。
このマジックバッグ30袋をマナミに渡して、今使用
しているマジックバッグの古い方から30袋を売って
来させてくれ。」
「御意!」
俺はこの時すっかり失念していた。。。
マジックバッグがタイール拡張時に使った、ほぼ無
限の容量(200t)を持たせた物だったことに。。。
翌日から西部諸侯の領地をキョウコとミナミだけを
伴って調査して回った。
真っ先にリオール子爵領とキリング侯爵領を見て回った
が、両方共に阿呆の極致だった。
街道沿いの立地で大河沿いのため、肥沃な土地に恵まれ
て農作物が豊富に育ち販売も容易なはずだが、税率が双方
ともに8公2民だそうだ。その上人頭税を取っているから
人口は増える訳が無い。
彼らに言わせると税収が減ったから人頭税で補填したの
だろうが、場当たり感が半端じゃない。人頭税は100%領
主収入だからな。
もちろん領主一族は一端以上の貴族生活を謳歌している。
初期の改良馬車を真っ先に導入してくれた、お得意様?で
もある。身の丈に合った生活しろと言いたい。
ちなみに両方共に領地からの転出は固く禁じている。
最悪一族郎党が死刑か終身奴隷だそうだ。
その後も順次視察して行くが、西部諸侯は父上とカイル
ベル伯爵、ランデッシュ子爵で保っている感じだな。
経済的にはカイルベル領は一番裕福かもしれない。
隣接する南部諸侯は比較的穏便な諸侯が多く、マノール伯
が悩みの種だったが、不幸な火事で代替わりしたからね。
ライドギグ男爵とベルナンド男爵はそんなカイルベル
伯爵の援助で狭い領地ながら危なげなく統治している。
ランデッシュ子爵は非常に堅実な領地経営を行っている
が、国内最小領地のニキーロ男爵とリンベル男爵への援助
で経済的に困窮している。
その上、北部諸侯のグリムアール伯爵とアキレス伯爵の
圧力が強く、ラクエ大森林の魔獣への対応とで軍事的にも
厳しいようだ。
最後にライムライト伯爵領だが、長い間領地経営をして
いた前領主はかなり優秀で開墾率が高く、農業的に成功し
ている。しかし前領主が死亡して後を継いだ現領主は無能
では無いが、女狂いの浪費家で前領主の残した貯蓄の大半
をハーレム宮殿の建設と運営に使ってしまっていた。
一説によるとそこには200人からの女性が囲われている
らしい。
全体的にう~ん。て感じだ。。。
ハーレムは作っても良いけど自分の稼ぎで人に迷惑を
掛けないようにしないとね~
キリング、リオール、ライムライトは排除しよう。
ランデッシュとニキーロ、リンベルは早急にテコ入れが
必要。北部諸侯のグリムアールとアキレスはお仕置きだな。
「う~ん。でも国王じゃないから無理やり領地を取り上げ
られないしな~」
悩みが口に出てしまっていた。
「我が君、3領地共に年頃の娘が居ます。マノールの時の
方法で良いじゃないですか?
後は我が君が妻なり妾なりにしてあげれば。」
「マナミか?やさぐれているな?
それは最後の手段だよ。どうした?」
「比較的良い知らせと悪い知らせ、どちらからが良いで
すか?」
「意味深だな。。。比較的良い知らせから聞かせてくれ。」
「かしこまりました。マジッグバッグ販売の件ですが、
白金貨1万8900枚で売れました。一袋当たり630枚
です。前回の6.3倍です。
これは、前回の荷馬車15台分(60t)より容量が
3倍以上ある事と聖国が意地で20袋を応札した事により
競り上がりました。
残りの買い手は二つの獣王国が3袋づつで、カットリ
ル帝国が2袋で魔導王国が2袋です。
幸いすべて国家で聖国と2つ獣王国は友好国です。
しばらく販売は控えないと拙いかと思います。」
「あ、ちなみに3日間滞在して12回襲撃されました。」
「そ。。。それはすまんかった。」
マナミはおもむろに俺に枝垂れかかって来て言う。
「いえ、我が君の為ですから。。。」
赤くならない赤くならない。。。。
良い匂いがするね~
いかんいかん。。。
「それで?悪い方の知らせは?」
「はい。教会、聖国からの情報提供です。今回の報奨式典
は全貴族に招集が掛かっていますが、グリムアール伯爵
とアキレス伯爵はそれぞれ代理人が出席するそうです。
ユニエール公爵の指示で、ここ西都へ進軍するようです。
あくまで伯爵たちの独断として。。。」
「あ~もうそんな事考えるのか。。。早いな。。」
「北部の彼らとキュール侯爵は王都の宮廷貴族と近い関係
です。侵攻ありきで王都に呼ばれたのかも知れません。
そもそも愚王が報奨に呼ぶなど前代未聞ですから。」
「どの位の兵力で来る?」
「動員兵力が双方共に1500人に満たないので、最大で
傭兵を加えて2000づつの4000人でしょう。
ランデッシュ領から進行すると思われます。」
「マノールのフィラン嬢に言って、傭兵を加えた2000人
でアキレス領境で演習をさせてくれ。
白金貨20枚もあれば足りるだろう。自身はちゃんと
王都に向かうように伝えろ。」
「御意!」
「キョウコ、領兵4000をランデッシュ子爵領とグリム
アール伯爵領境へ移送させてくれ。弩、クロスボウ、
大砲の使用は許可する。
飛竜総動員で1回360人くらいだな。12往復だから
シールド張って最大速度で一日3往復だから4日か。。。
今日は4月1日だからギリギリ間に合う。いくら新型馬車
でも馬車じゃ間に合わないからな。
俺はこれから子爵の了解を得るために、ニキーロ領で
子爵を探す。護衛はミナミだけで良い。
戻ったら4日までオーサも使って良いからな。」
ちなみにワイバーンロードを現在50頭、ワイバーンは
20頭を保有している。ワイバーンロード用に1頭で6人を
移送する籠を製作した所だった。ワイバーン用は3人だ。
「ああ、最後の移送後は向こうに飛竜、配下共に残って
居てくれ。とっとと片付けて、阿呆共の親玉に脅しを
かける。」
「御意!」
俺はそのまま、ミナミを伴ってオーサに乗り込みニキ
ーロ男爵領を目指す。ミナミはキョウコが居ないせいか
デート気分である。
サンドイッチを手ずから食べさせてくれるのだが、
オーサがヤメロって念話してくる。うん。。。パラパラと
パン屑が降ってるもんね。。。
2時間ちょっとでニキーロ領に着いて街道上を探したが
それらしき車列は見当たらない。日程的にもっと進んで
いるのか?
結局2時間探して、アキレス領とマノール領の領境に居
た。どうやら、異変に気付きマノール領の兵を借りてアキ
レス領に攻め込もうとしていたようだ。
しかも父上も一緒のようだ。10日でここに居るって事は
マノルまで9日で来たんだな。恐るべし新型馬車。
オーサで下降して行くと弓兵がこちらに向かって構えて
来た。父上たちが大声で止めてくれたのでそのまま着陸する。
「お久しぶりです。父上!」
「早かったでは無いか?もう情報が行ったのか?」
「ええ、留守中を伺っている阿呆共の噂を聞きましたので
現在ランデッシュ子爵領のグリムアール伯爵領境に我が
領兵4000名を移送しています。
通常兵装に弩、ボウガン、大砲装備ですね。ここのマ
ノール兵も私の指示で展開しました。
こんな事で王国民を失うのは阿呆らしいのでどちらも
展開するだけです。グリムアール伯とアキレス伯は不幸
な事故に合うかも知れません。
ユニエール公爵領とキュール侯爵領にも飛竜の大群が
押し寄せて、威嚇するかも知れませんが。不幸な事です。」
「そして、領兵展開の許可を得るために私を探していたの
だね。ラファエル様」
父上とほぼ同年齢くらいに見える口ひげを整えた壮年の
紳士が口を開いた。
「お初にお目にかかります。ロンドベル辺境伯家の嫡子
ラファエル ロンドベルです。お見知りおきを。
様付けはご勘弁頂けますか?まだこのように若輩で
成人もしておらず、爵位も持っておりませんので。」
「わははは、マーシス フォン ランデッシュ子爵だ。
今回の措置迅速な措置、さすがは噂の麒麟児!
感謝いたします。もちろんご自由にご展開ください。」
ふう。。。許可は得られたね。
ん??
あれ??
マノールの兵の傍に以前助けて領主を継がせた
フィランが佇んでいた。
「フィラン?ありがとうね!いつまでもここに居ないで
王都に向かわなきゃ駄目だよ?」
「えへへ。お久しぶりです。ラフィー様。
一目でも会えるかと思って粘ってました。
いつでもどんな無茶でもご連絡をお待ちしております。」
もう。。。この娘も可愛いんだから。。。
・・・ミナミ、新型馬車有ったよね?・・・
・・・女殺し。。。ボソッ・・・
何か失礼なことを器用に念話で呟いて来たが
馬車は出してくれた。
「ラフィー様、フィラン様は伯爵です。箱馬車1台では
古い馬車とバランスが取れませんよ?」
そう言って、紋章の入っていない新型箱馬車2台と荷
馬車2台を出してくれた。
「ありがとうね。。ミナミ。」
すぐに赤くなる所が可愛いと思う。
「フィラン、これをお駄賃にあげるよ。
馬は別に用意してね。
この馬車ならここから王都まで2日とちょっとだから
安心だよ?紋章はマノルのシェルム商会に相談して
ね。」
「あ、ありがとうございます!
こ、これ新造ですよね。
箱馬車一台大金貨4枚に荷馬車が大金貨1枚だから。。。
白金貨1枚しますよ??」
「喜んでくれるなら構わないよ!大事に使ってね!」
「は、はい。必ず!」
フィランが年相応に嬉しそうな顔をして燥いでいた。
「おいおい。天然ジゴロかよ?」
ランデッシュ子爵の声は聞えないフリをしました。
「明後日には領兵の展開が終わるので、父上は約束通り
4月5日までマノルでお待ちください。」
「子爵はお早く王都へお向かい下さい。
残念ですが、新型馬車も飛竜も品切れですので。。。」
「男には冷たいのう。。。まあ、良いだろう王都で吉報を
待っていますよ。」
領境で別れて、予定通り一旦領都へとオーサを向かわせた。
(白金貨18883大金貨2金貨5大銀貨7銀貨7大銅貨2銅貨2)




