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銀河戦争?こちとら中世剣と魔法の世界ですが何か?  作者: 窓際の憂鬱
第一章 転生
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第2話 覚醒

少し煤こけた石積みの壁に囲まれ、やわらかな温かさを

放射する暖炉の傍、何かの毛皮の上で3歳になる

ラファエルは、少し歳の離れた2人の少女と遊んでいた。


「ねえさま~ねえさま~」


トテトテトテ・・・ペタンッ


「?ラフィ~?大丈夫?」


鬼ごっこに付き合っていた、7歳年上の姉カトリナが素早く

ラフィーを抱え上げる。


「ラフィ 強いもん 泣かないもん」


強がりながらカトリナの胸に顔をうずめてグリグリする。

ラフィはカトリナの控えめな胸がお気に入りのようだ。


「もう、ラフィったら・・・」


「ラフィーのえっちぃ~」


そう言ったのは4歳年上のネイトライム。

2番目の姉で早熟な元気娘だ。


「あら?ラフィーおねむみたい」


気が付くと静かに寝息を立てて眠っている。

電池の切れたおもちゃのように。



「お嬢様、ありがとうございました。

 ラファエル様はカトリナお嬢様とネイトライムお嬢様が

 本当にお好きみたいでして、お召替えが終わるとすぐに

 こちらに走ってきてしまうもので。」


第一夫人のミランダ母様専属メイドのマリエが

そう言いながらラフィーを受け取る。


「そろそろラフィーにも専属メイドが必要ね」


「お館様とミランダ様もそうおっしゃって、

 メイド長の伝手をたどって東方の方を手配されたようです。

 もうそろそろ当家に現れると思いますが。」


「東方から?遠方からわざわざ、大丈夫なのかしら?

 あまり裕福でもないのに・・・」


「聞かなかった事にしておきますね。

 ラファエル様をお部屋に寝かしつけてきます」


「よろしくね」



<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>



穏やかな微睡の中で、次第に記憶と意識がはっきりと

してくる。前世日本での記憶、アルテイシアとの約束、

自分の使命。


「あ、もう3歳になったのか」


とつぶやいたつもりが


「あ もーさんちゃい になった か」


とつぶやいていた。


どうやら、肉体年齢は地球同様まだまだ未熟なようだ。

さて、ここから寿命が尽きるまでにやる事はかなり多いぞ。

時間を有効に使いたいところだが。。。

まだ無理は出来ないな。。。


しばらくは情報収集と頭の中で計画を練るとするか。

少なくとも頭脳はそれなりに使えている気がするしな。


メイドのマリエが俺の子守に飽きて時々つぶやいていた

この呪文。


「すてぇーたす おーぴゅん」


お、舌足らずでも大丈夫だったようだ。

目の前に半透明の板が現れる。



*****************************************

  ラファエル ロンドベル


 種族 人族   性別  男

 年齢 3歳    Lv  3


 HP 15 / 15

 MP 21 / 21

 筋力   4

 耐久   5

 敏捷   5

 知力   7

 魔力   6



【スキル】

 wiki    Lv 1 / 5 ※

 経験値増加 Lv 1 / 5 ※

 血族    Lv  ∞  ※

 鑑定    Lv 1 / 5


【加 護】

 主神アルテイシアの加護 ※

 火精霊の加護

 水精霊の加護

 風精霊の加護

 土精霊の加護

 光精霊の加護

 闇精霊の加護

 時空神の加護


【称 号】

 転生者       ※

 アルテイシアの使徒 ※

 性豪

 辺境伯家次男


*****************************************


ふむ、女神様の言った通りだな

いや。。言った通りだけど

「性豪」3歳にして性豪って。。。。



スキルの詳細はスキル名に意識を集中すれば。


********************************************

  スキル名 wiki

  種  別 ユニーク(通常鑑定では看破されない)

   レベル制 最大Lv5 知識範囲の拡大

  効  果 現代地球の知識参照及び

       ラムール大陸内の知識参照

       通常は本形式で発現するが意識する事で

       脳内で情報を参照する事も可能

********************************************


ラノベ読んでおいて良かった!親切設計!

そうそう、女神様が追加してくれた「血族」ってなんだろ?


********************************************

  スキル名 血族

  種  別 ユニーク(通常鑑定では看破されない)

   レベル制 ∞(固定)

  効  果 血族に自分のスキルを2つまで継承できる。

       成長率にもプラス補正

       血族は両親及び兄弟に加えてパートナーを含む

********************************************


確かに。確かに。。。

これなら最初の仲間は家族で良いかもしれない。

絶対に裏切らない身内って重要ですよね。

そこまで手が回らないし。


加護とか称号ってのは。。。


********************************************

  加護名 主神アルテイシアの加護

  効 果 全ステータスに最大+100%の加護

********************************************


********************************************

  加護名 火精霊の加護

  効 果 火属性魔法の適正を付加

********************************************


********************************************

  称 号 アルテイシアの使徒

  効 果 6種精霊と時空神の加護を取得し

      全属性の加護を取得する。

      また、アルテイシアを含めた神を崇める

      教会関係者は無条件で好意を抱く。

     (但し、似非宗教家は含まない)

********************************************


********************************************

  称 号 性豪

  効 果 性技卓越で経験により、スキル「絶倫」

      を取得可能

********************************************


うん。。。最後の称号は見なかった事にしよう。


いやー、まさにチートだね~魔法寄りな感じだけど

アルテイシア様最高です!


って。。。ダメ。。睡魔が。。。ねむぃ。。。


当方、初めて物書きに挑戦いたします。

誤字脱字、読みにくい等のご指導をお願いいたします。

豆腐メンタルなので過激な指摘はご容赦くださいますようにお願いいたします。

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