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90話 夜の森へ行ってみよう

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 あれからヤヨイさんやファルコさん達と素材を分けてパーティを解散した。ボス素材の方は俺の活躍が、というかカルマの活躍が大きいとの事で貰える事になった。自分達はこの後他の人達を2マス目に到達させる手伝いの為に周回する必要があるから気にするなとも言ってくれたので気兼ねなく貰える事が出来た。

 東の3マス目の素材についてもギルドに売る分を残して買い取って貰えたので懐もかなり温かくになった。イベント中もレベル上げに行って素材が大量にあったからね。中でも鉄鉱石はヤヨイさん達だけじゃなくてファルコさん達も喜んでたのは驚いた。理由を聞いてみると自分達も購入してクランの人達のイベントポイントを他のアイテム交換に当てられるからだそうだ。確かにイベントポイントを使うよりお金で買えるならそっちの方がお得ではあるかな?イベントポイントではまだお金を出しても買えない物が多かったしね。

 ヤヨイさん達はボス戦が早く終わったのでクルストに戻って他の人達の支援に戻って行った。俺の方は一旦ログアウトして少し休憩を取ってからまたログインしてきたばっかりでこれからエラルシアの里を見てまわる予定だ。


「さて、何処から見て回ろうかなー。先ずは道具屋から見てみようか。森の中にある里だから果物とか売ってるかもしれないし」


 道具屋を見てみようと決めたは良いが何処にあるかは分からないので適当に歩きながら探す事にした。適当にぶらつく事数分で道具屋の看板を発見したので中に入ってみた。


「いらっしゃい。おや?人間のお客さんとは珍しいね」


 受付にいたお姉さんに声をかけられた。勿論お姉さんはエルフだった。どうやらエルフは美形しか居ない様だな。これは絶対エラルシアを拠点にするプレイヤーが多数出て来るだろうな。まぁ、それは置いといて。


「エラルシアに来たばかりなんですが、何かこの里特有の物ってありますか?」


「この里特有の物?んー、特にこれと言ったのは無いわねぇ。でもこの里では果物や薬草類なんかは豊富よ?何せ森の中にある里だからね」


 お姉さんの言うとおり、商品棚にはクルストの街ではあまり無かった果物が多くあった。薬草類では月光草も売っていたのでエラルシアに来ればポーションの材料は全て簡単に買える様になった訳だな。これで美味しいポーションが大量に作れるか。


 このお店では果物と薬草と月光草を買って店を出たのだった。


 「これで今度ポーションが大量に作れるな。Mポーションのレシピさえ分かればMポーションも作ってみたいんだけど。今度マイさんに聞いてみるかな?」


 次は近くにあった武器、防具屋に入ってみたけど、売っているラインナップがほぼクルストと同じだったな。違う点といえばクルストよりも弓系の武器が充実しているぐらいかな?お店のエルフのお兄さんに聞いてみたらエルフは弓と魔法に長けてる人が多いらしい。門に居た人達も弓を持っていたしね。

 他にも雑貨屋を見てみたけどここは畑に植える種や苗、肥料なんかを売っていた。いずれは畑を持って色々育ててみたいと思っているハルトだが今はまだレベル上げやマップを進むのが楽しくて手を出せてはいなかった。なのでこの店でも何も買わずにスルーした。


 「他に見るお店は無さそうだし、これからどうするかなー。木の上の家は見せてくれなさそうだったし」


 一応お店の人に聞いてみたが基本外の人間を入れたりしないそうだ。


 「んー、昼までもう少し時間はあるな……。もう少しで夜になるけどこの里の周辺で狩でもしてみるかな?ギルドの納品依頼に幻惑蝶の鱗粉があった筈だし。たまには納品目的では集めてみるか」


 そう思い、早速門へと向かって行く。


 「ん?出かけるのか?」


 「はい。この周辺で狩りをしようかと思いまして」


 「そうか。この森には厄介なモンスターが多い。それにもうじき日も暮れる。気を付けてな」


 そう声を掛けられたハルトは門番にお礼を言ってアッサム、ゴブスケ、カルマ、ヨナギ、プリンを召喚し森の中へ入って行った。


 「大分薄暗くなってきたな。念の為ライトを使っておくか、ライト」


 しっかりと視界を確保して里の周辺を探索していると、まだ他のプレイヤーがいないお陰で里のから少し離れただけで多数のモンスターと遭遇する事が出来た。

 モンスターと遭遇する際に洞窟ではあまり活躍しなかった気配隠蔽が役に立った。


 「ふぅ、やっぱり夜になってくるとモンスターの数も強さも上がってくるな。今までは洞窟で戦う事が多かったから時間をあまり気にしなかったけど外で戦うなら気を付けないとな」


 順調に戦闘、採取、伐採をしている中で少し大きめの気配を感じた。


 「ん?1匹だけ?夜の森で1匹は逆に珍しいな。どんなモンスターだろ」


 夜の森ではほとんどのモンスターが群れでおり、1匹で居る事などほとんど無いのだ。その証拠に今回ハルトが遭遇したモンスターは全て最低でも5匹以上は居たのだ。


 「もしかしたらレアモンスターかもしれないな。見に行ってみるか。こっそり覗いて倒せそうに無かったら逃げれば良いしな」


 そう思いその1匹だけの気配がする方へ向かって行ったのだった。

プレイヤー名 / ハルト Lv20

職業 / ハイサモナー Lv1

ステータス

HP 50/50

MP 125/125+25

体力 10

魔力 25+5

筋力 7

精神 14+5

器用 11

敏捷 8


スキル

鑑定Lv24 剣Lv18 杖Lv23 蹴脚Lv15 火魔法Lv15 水魔法Lv3 風魔法Lv19 土魔法Lv6 光魔法Lv14 闇魔法Lv5 召喚魔法Lv20 気配察知Lv13 気配隠蔽Lv5 騎乗Lv1 採取Lv7 採掘Lv10 伐採Lv4 釣りLv4 錬金術Lv10


称号 【魔法の探求者】


装備

魔力の杖 狼の牙剣


召喚士のマント 狼皮の鎧 狼皮の籠手 狼皮のブーツ 狼皮のベルト


所持金 154300G

ボーナスポイント 15

ギルドランク4


剣技 スラッシュ 防御斬り

杖 精神集中 瞑想

蹴脚 回し蹴り

火魔法 ファイヤーボール ファイヤーショット ファイヤーアロー ファイヤーウォール アタックアップ

水魔法 ウォーター ウォーターボール

風魔法 ウィンドボール ウィンドエッジ フォールウィンド ストームエッジ スピードアップ

土魔法 アースボール アースショット

光魔法 ライト ヒール セイクリッドボール

闇魔法 ノクトビジョン ダークボール

召喚魔法 モンスターヒール 同時召喚5 召喚枠残り0



名前 アッサム Lv18

種族 モグラ二等兵

ステータス

HP 100/100

MP 20/20

体力 20

魔力 4

筋力 20

精神 3

器用 9

敏捷 11


スキル

爪撃 体当り 奇襲 穴掘り 土操作 採掘 暗視


装備

狼の鋭爪

赤いバンダナ 狼の毛皮マント



名前 ゴブスケ Lv14

種族 ゴブリン

ステータス

HP 55/55

MP 45/45

体力 11

魔力 9

筋力 11

精神 8

器用 8

敏捷 16


スキル

剣 棍 強撃 農耕 採取


装備

狼の牙剣


狼皮の鎧 狼皮の籠手 狼皮のブーツ



名前 カルマ Lv5

種族 強欲なブラックデーモン

ステータス

HP 105/105

MP 140/140

体力 21

魔力 29

筋力 20

精神 26

器用 15

敏捷 17


スキル

剣 火魔法 土魔法 闇魔法 飛行 HP自然回復上昇(小) MP自然回復上昇(中) 状態異常耐性 気配察知 暗視 闇同化


装備

強欲なツルギ


漆黒のスーツ



名前 ヨナギ Lv17

種族 コウモリ

ステータス

HP 50/50

MP 60/60

体力 10

魔力 12

筋力 6

精神 12

器用 8

敏捷 18


スキル

体当たり 吸血 飛行 暗視 風魔法


装備

なし



名前 ミュエル Lv16

種族 スケルトン

ステータス

HP 85/85

MP 30/30

体力 17

魔力 6

筋力 15

精神 8

器用 9

敏捷 10


スキル

剣 盾 HP自然回復上昇(微) 暗視 日光弱体化


装備

狼の牙剣 狼皮の盾


狼皮の鎧 狼皮の籠手 狼皮のブーツ



名前 プリン Lv9

種族 スライム

ステータス

HP 55/55

MP 60/60

体力 11

魔力 12

筋力 2

精神 10

器用 15

敏捷 8


スキル

体当たり 消化吸収 物理耐性(大) 奇襲 熱感知 水魔法


装備

なし



名前 アック Lv11

種族 ゴーレム

ステータス

HP 105/105

MP 10/10

体力 21

魔力 2

筋力 20

精神 3

器用 7

敏捷 7


スキル

大振り 不動 斬撃耐性(小) 気配隠蔽


装備

なし



名前 黒風 Lv1

種族 ブラックホース

ステータス

HP 40/40

MP 30/30

体力 8

魔力 6

筋力 10

精神 4

器用 9

敏捷 13


スキル

突進 噛みつき 蹴脚 騎乗者ステータスアップ(小)


装備

なし

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