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36話 レベル上げ開始

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 さてまずはロックツーの町で買い物でもしますかね。


 ハルトは中央広場を出て通りを歩いて雑貨屋を覗いていた。その中の1つの店でハルトは必要そうな物を買い揃えようとしていた。


 発掘用のツルハシと伐採用の斧は、あったあった。


【採集用アイテム】

 伐採の斧1 品質C レア度1

 伐採用の斧。戦闘には使えない。使用するとランダムで壊れる。


【採集用アイテム】

 伐採の斧2 品質C レア度1

 伐採用の斧。戦闘には使えない。使用するとランダムで壊れる。1よりも頑丈で品質の良い物が採れる。


【採集用アイテム】

 採掘のツルハシ1 品質C レア度1

 採掘用のツルハシ。戦闘には使えない。使用するとランダムで壊れる。


【採集用アイテム】

 採掘のツルハシ2 品質C レア度1

 採掘用のツルハシ。戦闘には使えない。使用するとランダムで壊れる。1よりも頑丈で品質の良い物が採れる。


 この町の方が良い物が買えるって言ってたのはこれか。両方2の方を3本ずつ買っとくか。

 後携帯食料も少なくなってたな、買い足しとくか。ポーションも少ないけどこれは味付きのをヤヨイさんの所で買うから良いとして、Mポーションも買いたいから1度クルストに戻って買いに行くか。


 ワープポイントを使いクルストへ飛ぶ。


 到着っと。あー、やっぱりここはプレイヤーが多いな。ソヨ村もロックツーもまだプレイヤー全然居ないしな。

 まずはギルドに行って素材を売ってMポーション買って来るか。


 ギルドに到着し、インベントリを見ながらクリア出来る素材納品クエストを受け、受け付けに向かった。


「いらっしゃいませ。本日はどの様な御用でしょうか?」


「今日は……」


 クエストクリア、素材の買い取り、錬金術の為の薬草とMポーションの仕入れを行い、ギルドを後にした。


 次は味付きポーションが欲しいからヤヨイさん達の店だな。これを買っとかないと召魔達に嫌われるかもしれないからな。


 ヤヨイさん達のクランがやっている屋台へと到着するが今日はハルトが知っているメンバーは誰も居ない様だった。

 なので味付きポーション5種類を5個ずつ買いクルストを後にし、再びロックツーへとワープポイントで向かったのだった。


 ふぅ、クルストはプレイヤーが多過ぎてちょっと疲れるな。こっちに来てなんか落ち着くわー。


 少し気を吐きながら町の外へと向かい歩き始めた。

 そして町の外へと出て。ハルトはカルマを召喚したのだった。


「今日は俺とカルマの2人でレベル上げだからよろしくな」


 そう言われたカルマはニヤリと笑いハルトに一礼した。


 相変わらず頼もしいな、カルマもイベント前にレベル上がったら良いんだけど。

 さて、モンスターを探しに行く前に魔法スキルを取ろうかな。今の俺のボーナスポイントは21ポイント。魔法スキルを1つ取るのに必要なポイントは2。取れる魔法スキルは4つだから8ポイント使う訳か。一応サモナーも魔法職だから必要なポイントが少なくて助かるな。その分武器スキルが多くなってるけどそんなに武器スキルは取らないからいいや。


 そんな事を考えながらスキル取得の欄から魔法スキルを4つ選択して取得していくのだった。すると。


『6属性の魔法スキルの取得を確認しましたので称号【魔法の探求者】を獲得しました』


 ん?称号?そんなのあったの?


 ステータス画面を開いて見てみると称号が記載されていた。


 なんだこれ?称号って何か効果でもあるのかな?お、称号の所押したら説明出てきた。何なに。


【魔法の探求者】

 6属性の魔法スキルを取得した者に送られる称号。消費MPがほんの少し減少する。


 おお!ちゃんと効果がある。しかも消費MP減少って重宝するやつだ。魔法スキルを全部取ったのは正解だったみたいだな。これならジャイアントゴーレム戦の前に取っておけば良かったな。

 まあ終わった事を言ってもしょうが無いか。えっと使える様になったのはウォーター、ウィンドボール、アースボール、ノクトビジョンか。

 ウォーターは水を出すだけ?ウィンドボールとアースボールはファイヤーボールの属性違いなだけ。ノクトビジョンは暗闇でも目が見える様になら魔法か。ライトと被ってるな。

 まあ両方使ってみて試してみるか。


 気持ちを切り替えモンスターを探すべくフィールドへと歩きだす。


 本日の第1モンスター達発見!


 コボルト Lv7

 状態 アクティブ

 テイマー


 全部コボルトでリーダーは無しと。レベルはソヨ村周辺と同じ位だな。3匹か、これぐらいなら2人でも大丈夫だろう。向こうはまだ気付いてないから先制攻撃だ。覚えたての魔法を使っていってみるか。


「ウィンドボール!」


 ハルトが杖をコボルトに向けて呪文を唱えると薄らと白い色の風の玉がコボルトに向かって飛んで行った。


 風は目に見えないからどうなるのかと思ったけど、ゲームだから見えるように薄ら色を付けてるのか。それでもかなり見にくいから不意打ちとか先制には有利かもしれないな。


 ウィンドボールがコボルトに当たるとこちらに気付き「ワン!ワン!」と吠えながらこちらに向かって走り出して来た。


「カルマ迎撃してくれ!」


 ハルトも剣を構えつつもう1発ウィンドボールを放つ。


 カルマとコボルト達が接触すると、2体のコボルトをあっという間にカルマは倒すのだった。

 もう1体はカルマよりもハルトの方が弱いと見たのかハルトの方に突っ込んで来る。


 殺られる味方に構わずこっちに来るのか。今度はこの魔法だ。


「アースボール!」


 コボルトの顔を狙ったアースボールは上手く命中し、弾けた土がコボルトの目に入りコボルトはその場で持っていた棍棒を振り回し始めた。


 顔を狙ってみたけど正解だったな。土が目に入って周りが見えなくなってるみたいだ。後はカルマに任せよう。


 棍棒を振り回しているコボルトにカルマが近付きコボルトを2発で倒したのだった。


『風魔法のレベルが上がりました』

『気配察知のレベルが上がりました』


 風魔法のレベルが上がったか。流石にレベル1からだと早いな。土魔法は1回しか使わなかったから上がらなかったけど。それに気配察知が上がったのは嬉しいな。体力が低いから不意打ちは避けたいからな。


 そう考えながらコボルトに解体ナイフを突き刺し解体していく。


 魔石の欠片が1個だけか。何にも無いよりもマシだけど。この辺のモンスターならカルマ任せでも大丈夫だな。俺が狙われたら不安だけど。でもリスクがある方が強くなるのも早いだろ。


 そう気合いを入れて次のモンスターを求めて歩き始めたのだった。

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