私はただ自殺しようとしていただけなのに....
こんなはずじゃなかった。こんなことが起きるならやめときゃよかった。
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私はブラック会社に勤めていた普通の,,,いや、今は疲れ切ったOLか。上司は仕事の邪魔してくるし、給料も上がらない。ミスは押し付けられて、今夜で7徹目。もう視界が朦朧とする。さすがに体に応える。周りはいつ私がミスするかを狙っているかのような目線を向けている。私は心の底で思った。もういいや,,,,,死のう。
私はその日の夜、家に帰る途中に百均ショップでノートを一冊買った。用途?そりゃもちろん私がなるべく楽に死ぬ方法を研究するためだよ!私は学生のころから一つ大きなことをするときはノートやパソコンのメモ帳で入念に計画を練るタイプなのだ。
私は少し仮眠してから家で早速コーヒー牛乳片手にノートにペンを走らせた。場所、方法、時間、それにかかる予算、これらを素早く割り出していく。幸い今日明日は休日なのでそのことに集中できた。頭が冴えに冴える。本当に自分がしたいことってここまでスムーズに進むのか! 私は少ししたらパソコンを取り出し安楽死について調べる。どうやら日本ではそれ用の薬がないので海外に行かねばならんらしい。「くそっ!」と口に出してしまった。なぜなら私が勤めているのはブラック、そんな暇与えてくれないだろう。ならどうするか、いっそのことあの憎い上司を殺して私も死ぬか?親兄弟はいないし親戚もいない、この状況だからこそできるな、よしそうするか。ならあとは殺す方法は,,,,,
「うちが殺してあげようか?」後ろから聞こえた冷たい声は、私をビビりあがらせた。やばい、もれたかも,,,,,そんなことを思っていると「ねぇ、うちがあんたもその上司も殺してあげようかって聞いているんやけれど」そういってその人は私の左顔を覗いていた。私は慌てふためく前にその人もみたらリアクションがぐるりと一変した。
「え、かわいい、、、、」そう言葉に出てしまうほどその人、、いや人かわからない人は可愛かった。紅茶色の腰まである長い髪、頭にはキツネのような耳、目はオットアイで右が暗い紅色でもう片方は灰色、こっちは視力がないように見える。ズボンのポケットからハムスターのような生き物が顔を覗かしている。そして奇しくも私より大きいバスト! く、負けた、、、私はこの悲しい感情に浸っていたら彼女は顔を近づかせ「なぁどうなんだ、殺られるのか、殺られないのか!はっきりしたらどうなんだ。」と迫られたので私は思わず「お、お願いします!」と言ってしまった。内心ものすごい汗を流している私とは裏腹に、その少女はクスッと笑って「わかった。お前が言ったんだからな。これから私はお前を殺した犯人で、お前は私のマスターだ。」そう言って彼女は私の手を取った。