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海なき

作者: 秋葉竹

おおきな海の

とどろくなみおと

虚しいせかいへ

いざなうつもりか?


砂浜にたち

秋かぜにふかれ

さみしい夕陽の

影さす戯れ


『オマエハイイヤツダヨナ』


あなたの冷たい

あたしをしなせた

ききたくなかったあの声が

あたまの骨にヒビいれた


とおい異国の

市場では

しんだこころを瓶に詰め

特売している 店もあるとか


これから夜が

深まると

季節はずれのうちあげ花火を

泣きつつ打ちだす ヤツもいるとか


あたしの声を

とどける手段は

あったとしても

あるだけであり


おおきな海の

とどろくなみおと

で きこえないとか

つうじるつもりか?


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