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ダークナイトスパーク

うわーん!全然思い浮かばないー!

このままだと真司にバカにされてしまう…何か考えないと…何か…


……………ダメだぁ!どうしようどうしよう…!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


もういい!もう派手じゃなくてもいい!実用的な物を作ってやるっ!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…真司は何かできた…?」

「なんでそんなテンション低いんだ?…出来たぞ」


「…じゃあ僕から…」


シュン。


「…なんだこれ?」


「…設置型トラップ式魔法陣…踏んでみ?」

「おう…」


バチバチッ!


「ぐおおっ!痺れたっ!」


「…まぁこういう事だね。…真司は?」


「俺はこうだ。」


ズォォォッ!


複数の闇のレーザーが弧を描きながら飛んで行く。その軌道には闇の残滓が残る。


「…かっこいい…」

「だろ?」


…負けた…真司に負けた…


体育座りをして膝と膝の間に顔を埋める夜。


「…お、おい?どうした…」

「…負けた…真司に…っ…真司なんかに…っ!」

「…そんなに悔しいのか?」

「真司に…負け…真司に…真司に…」

「おい!そんなに俺を下に見てんのか!」


「……………………」

「…なんも喋らなくなった…おい!」

「…真司…負け犬の僕になんか用…?そうか。勝者の余裕ってやつか…」

「…どこまで卑屈になってんだよ…」


夜は体育座りを全く崩さず、顔だけを上げる。


「…ごめんごめん。なんか変な事になってた。…今回は僕の負けだね。僕なんかが真司様に勝負を挑んだりして申し訳ありませんでした」


「(…目が死んでる…)…そうだ。あれやろうぜ。合体魔法みたいなやつ!」

「…がったいまほう…?」


「お前がシルバースパークやって…俺がダークレーザーをやる!きっとかっこいいぜ?」


……確かにいいかもしれない。


「…よしやろう!真司にしてはいい事思い付くじゃないか!」

「…ふぅ…やれやれだ」


「…なんか言った?」

「いや別に」


「よし!行くぞ〜…シルバースパーク!」

「ダークレーザー!」


ゴォォォォ!


銀の光を紫色のレーザーが周りを回りながら飛んで行く。


「…かっこいい!」

「だろ?」


真司と一緒にやるってのもいい所だよね。


「名前はどうする?」

「…ダークスパークとか?」

「…なんかもうありそうじゃない?」

「そうか…」


「…ダークナイトスパークとかどう?」

「…長くね?」


「いや、だからさ…こういう事だよ。」



「ダークナイト!(真司)」

「スパーク!(僕)」


「…っていう。」

「なるほどな。じゃあそれでいいんじゃないか?」


…ふふーん。合体技かぁ…いいなこれ。


「…あ、これどうしよう。」


設置型トラップ式魔法陣…


「…名前…」

「…落とし穴?」

「…落としてないよ?」

「…それもそうか…」


うーん。


「…ナイトラップ?」

「…いいんじゃね?」

「…ニャルラ「止めろ。」…ダメか」


…ま、かっこいいの出来たしいいか。

〜杉下夜の技解説コーナー〜


「今回はこれだっ!」


『ダークナイトスパーク』


真司と夜の合体技。シルバースパークの周りをダークレーザーが飛ぶ。


銀の光と紫の闇の色彩がかっこいい。


『メリット』


威力が個別にやるより高い

シルバースパークの欠点である範囲の狭さをカバー

色の感じがかっこいい

真司と2人でやれるから楽しい


『デメリット』


2人揃わないと出来ない。

真司に魔力を渡す必要がある。


「いいよねこれ。楽しい」


『ナイトラップ』


踏むと痺れる。


『メリット』


沢山設置できる。

音等が出ないので戦闘中にも仕掛けられる


『デメリット』


踏んでもらわないと意味がない


「それではこの辺で…また今度!」


魔法思い浮かばないんですけどどうすればいいですか…

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