シルバーアップ!
「ねー!いーじゃんいーじゃん!お願い〜!」
「なんで俺がそんな事しなきゃいけないんだ!」
「困ったら頼っていいって言ったじゃん!」
「そんなくだらない事で困るな!」
「くだらないとはなんだ!超重要だろうが!」
「んな訳あるか!」
「そんな事言わずに一緒にかっこいい掛け声考えてよ〜!」
「だから嫌だって言ってんだろ!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…で?なんでそうなったのか話してみ?」
「だからですね…えっと…説明させて頂きますので…そのベルトをしまっていただけませんか?」
「…ツッコミ用だから気にすんな。」
「だからダメなんだよ!ベルトってかなり痛いんだぞ!?」
「…分かったよ…で、何だって?」
「だから…変身する時の掛け声をだね…」
「…はぁ…」
「なんでため息つくのさ」
「お前がアホの子だって思い知らされたからだよ」
「変身に興奮しなきゃ男じゃないと思うんだ」
「お前は今女だ。」
「心は男だからいいの。ね〜考えてよ〜」
「…別に変身!とかでいいんじゃねーの?」
「やだ。そんなありきたりなの」
「こいつ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「よし!これで行こう!」
「結局お前1人で決めてんじゃねーか」
「まぁまぁ…いいから見てなって!」
行くぞ!
「シルバーアップ!」
パリィィン!
ふふん…決まった…
「どうよ」
「…意外とかっこいいかもしれんな」
「でしょでしょ〜?更にこの姿になるとこういう事もできるんだよ」
床を指差すと…
ゴゴゴゴゴ…
「うお!?なんだこれ!?」
「棺桶だよ。閉じ込めたり、逆に引きこもったりできるよ」
「更に!」
ジャララララ!
紅い鎖が指から出てくる。
「おお…」
「どうよ…もっと凄いのも出来るけど、真司の部屋がめちゃくちゃになるから…」
…お腹減った…
「…どうした?」
「………血を寄越せぇぇぇ!」
「うおぁぁ!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「D地域で魔力反応です!」
「…レベルは?」
「5か6かと…」
「そうか…詳しい位置は?」
「一瞬だったので詳しい場所までは…」
「そうか…聞いていたな?お前達の担当地域だ。速やかに特定し、封印するように」
「はいっ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…んー?魔力の反応があるぞ?」
「なんだと?レベルはどのくらいだ?」
「…6って所だな」
「どこに居るの?」
「…消えちまったが…そう遠くは無いな…」
「そう…」
「レベル6と言っても貴重な仲間です。あいつらに捕まる前に早く保護しましょう。」
「…頼めますね?」
「もちろん!」
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「あ、後こういうのもできるよ?」
しゅみーん!
「なんだ…?」
「魔力を渡してみました!」
ボッ!
「おお…炎が出た…」
「真司は僕に血をくれるから…僕は真司に魔力をあげようかなって!」
「…それって俺の血が2倍速で無くなるって事じゃね?」
「…はっ!そういう事になるのか!?」
「…はぁ…」
いい案だと思ったのになぁ…
え?掛け声がダサいですって?…センスがないんですよ…