水着選び
今日は業者さんが来てるので家にはいられません。
…でもって。お母さんから『水着買うならお金渡すわよ』と言われてお金を渡された為、水着を買いに行こうと思うのですが…
…真司が捕まらない!返信来ないし家にも居ないし…
仕方ないので光と一緒に行きます。
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「プールに行くなら私も誘って欲しいな〜」
「あー…そうだね。一緒に行く?真司に聞いてからだけど…」
「いいの?2人きりでイチャイチャしたいんじゃないの?」
「別にそういう訳じゃないんだけど…」
「取り敢えず水着選ぼうか!」
「う、うん…」
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「これは?」
取り出されたのはビキニなる物…男の頃の知識だから殆ど分からないけど…
「これ…布の面積少な過ぎない…?」
明らかに過激です。三角だし、隠せる部分が少な過ぎるよ。
「え〜…似合うのに…じゃあこっちは?」
…なんかよく分からないけど、紐を首の後ろで結ぶ感じみたいだね。
…ていうか、なんでこう、二つ分かれてる感じのやつばっかりなの?
「…だからさ…もっと大人しくても…」
「ダメだよ。夜は可愛いんだからちょっとは攻めないと…それにこれは胸を強調できるタイプなんだよ?」
…ぐぅ…それはちょっと心を惹かれるかも…
「ふふ…決まりね。色は何がいい?黒?黒?それとも黒?」
「…黒しか選択肢がないんですがそれは…」
「夜には黒が似合うって!うん。これでいいよね」
「…そう?じゃあこれ…」
水着かぁ…似合うかな?これ…ていうか、いつ行くんだろう…
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「という訳で水着買ってきたからいつでも行けるよ。後、光も行きたいって。」
「あぁ、いいんじゃないか?何人増えても…その方が楽しいしな」
「それと、今日どこに居たの?」
「俺も水着を買いにな…」
「真司も持ってなかったんだ?」
「履いてみたら小さかったんだ…」
「ぷふっ!」
「笑うなし」
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『いいって。』
『やった。本田さんとか橘さんとか誘ってみるね。』
『うん。行くのは4日後だって。』
『分かった!』
…ふ〜、4日後か…楽しみかもしれない。
水着…似合うかな…真司は可愛いとか、言ってくれるだろうか?
…そうじゃない!違う!そんな事望まないぞ僕は…
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「では、エアコン直りましたので。」
「ご苦労様です。」
ピッ…
ふぅ…涼しいなぁ。やっぱりクーラーはいいよね。
…さて、ゲームでもしようかな。
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「なんでまた俺の部屋に…」
「だってクーラー壊れてるんだもん!」
「…あれ?今日直るとか言ってなかったか?」
「…なんか、立て込んでてまだ直しにこれないんだって。3日後くらいになるらしいから、もうちょっとお世話になるよ。」
「そうか…」
「さ、ゲームしようよ真司!僕の部屋からやりたいやつ持ってきたんだ。対戦しよ?」
「おう」
…別に寂しかったとかそういう訳ではないです。
ただ、もうちょっと美味しいジュースの出てくる真司の所にいたかっただけです。
あくまでジュースが目的です、それだけです。
「…それだけだもん…」
「…なんか言ったか?」
「別にっ!」
この話を書くために、水着調べました。種類めちゃくちゃあるんですね…