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朝起きたら女の子でした〜銀髪蒼眼の吸血鬼〜  作者: フォレスタル
疲れるよーやだよー体育祭!
21/141

巨?貧?


てててん♪てててん♪てててててててて♪

ガチャ!


うぅん…もう朝か…僕は毎日思うんだけど、朝なんてなければいいのに。



…もぐもぐ…昨日の事を思い出すとまだ顔が熱い…いや、あれは真司が全て…いや8割…半分は悪いんだ!だから何も気にしなくていいんだ…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「夜おはよー!」

「おはよう〜…」


むぅ…光は胸大きいよね…それに比べて…


ストーン…


くぅ…くそ…胸で人の価値は決まらないんだぞ!


「…どうしたの?夜、なんで睨みつけてくるの…」

「…別に…」



「…大丈夫!夜のスレンダーな体型もいいと思うよ!」

「何を言ってるんだ…」


何故バレたし…


「そんな涙目で胸を睨みつけてたら誰でも分かるって…」

「ふん!」

「拗ねないでよ〜!」

「拗ねてない!バーカバーカ!もう先に行く!」

「可愛い」


光の馬鹿〜!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「あれ?どうしたんですか?なんか元気無いですね。夜さん」

「あー…ちょっと色々あってね…ぷぷ…」


…本田さんもよく見ると胸大きいよね…くっ…


「…あの、凄い殺気を感じるんですけど…主に胸の辺りに…」

「…間違ってないから安心して…昨日なんかあったらしくて…」


…こんな事で悩まなきゃいけないのも全部真司が悪い…真司があんな事しなければ…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「はい、体育祭の練習しますよ〜。」

「はーい」


はぁ…やだなぁ…なんかもう全てがやだ…


「杉下さん。勝負しませんか?」


縦ロール…まだ僕との勝負を諦めてないのか…不屈の精神の持ち主だね。いや、前みたいに付きまとってこないからいいんだけどさ


…あぁ!縦ロールも胸が大きい!


「…どうしたんですか?」

「いいよ。勝負しよう。」

「ありがとうございます!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「はぁっ…はっ…!」

「僕の勝ちだね。圧倒的に。」

「次は負けませんよ…」

「うん。楽しみにしてる」


どうだ!勝ったぞ!胸が大きくたって運動の邪魔になるわ肩とか首とか凝るわロクな事ないんだぞ!ざまーみろ!


「荒れてるなぁ…」

「いいんですかあれ…」

「いや、傍目には健全に競争してるようにしか見えないから。ていうか、真っ黒なのは夜の頭の中だけだから。」

「そうですね…」


胸の大きいコンビがなんか僕の方見て笑ってる…気がする!ちくしょう!大きいからって小さい方を見下すな!


…ぐすん。もういい…諦めよう。僕には変身があるし…人前では見せられないけど…


「自分の胸見て涙目の夜…可愛い…」

「えっ…そういう趣味が…」

「違うよ!?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ふむ…キャベツを丸ごと…なるほど。


「どうしてこんな所で読んでるんだ?」

「うわったった!?」

「どうしたんだ?そんなに慌てて…ん?本落としたぞ…?」


「わー!?やめて!ストップ!フリーズ!ドントムーブ!」

「…ふっ。」

「今鼻で笑ったでしょ!?」

「いや、笑ってない…大丈夫。そのうち大きくなる」

「それを信じるしかないかなぁ…」

「そうそう。俺の幼馴染も急に大きくなったし…」

「希望は捨てない事にするよ…」

「それがいいな…行こうぜ。先輩が待ちわびてる」


…そういえば先輩も胸大きいよね…ちくしょう…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「結論。僕の周りは皆巨乳。」

「どうした…」

「いや、僕には女としての魅力がないんだな…と改めて思い知らされまして…」

「女の魅力が欲しいのか?…すっかり女だな。」

「違うぞバカ!ただもうちょっと大きければなーって…ほら、男は巨乳好きじゃん?」

「いや、一概にそうとは…」

「…真司は好きじゃん?」

「まぁな…」

「変態め。」

「なんでそうなるんだよ!」


…そのうち大きく…なるよね?


「あ、血を下さい。」

「おう。」


「…おい。胸を大きくして俺の体に押し付けながら吸うのやめろ。」


…ばれちゃった…

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