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朝起きたら女の子でした〜銀髪蒼眼の吸血鬼〜  作者: フォレスタル
疲れるよーやだよー体育祭!
19/141

男と女


…あふ…今日は土曜日…真司はまだ部活かぁ…


…もう一回寝ようかな。それともゲームしようかな?


…寝ようか、眠気は人間の3大欲求の中で最強かもしれない。


それにいつも寝不足なんだし…寝不足解消のいい機会だよね。お休みなさい…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…ん…」


よく寝たなぁ…今何時だろ?


『14時30』


…寝過ぎだろ!?僕どんだけ寝てるんだよ!睡眠時間は短くてもダメだけど長過ぎても早死にするんだぞ!?


…それとも吸血鬼だから寿命がめちゃ長かったりするんだろうか?


それは置いといてだな…取り敢えずご飯食べよう。お腹減った


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


…もぐもぐ…真司は他の人達と遊んでるんだっけ…?じゃあ邪魔できないよね〜…ゲームしよう!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜30分後〜〜〜〜〜〜〜〜


「おっと!?」


…偶に声が出ちゃう事ってあるよね。仕方ないね。…ああっ!?あの野郎!CPUの癖にハメ技だと!?


〜〜〜〜〜〜〜〜1時間後〜〜〜〜〜〜〜〜


「…この!せい!こら!」


…もう声出まくってるけど気にしない!こいつを倒す!


〜〜〜〜〜〜〜〜2時間後〜〜〜〜〜〜〜〜


「…勝った…!」


まったく…どんだけ強いんだよ。確かに難易度1番高くしたけどさぁ…流石にこれはヤバイだろ。



む…もう何もする事が無い…よし!霧の状態で外を彷徨ってみよう!一箇所に留まらないようにすれば変にも思われないだろうし…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


むふふ…これ楽しいね。なんかこー…光化学迷彩を着て街中を歩いてるような楽しさだよ。誰も僕に気付かない…誰も僕を認識できない…でも僕は皆を見てる!みたいな?


あ、真司の家だ。…遊びに行ってるらしいし、侵入しちゃおうかな。


窓ガラスの隙間からっと…


成功!さて、…ってあれ?真司居るじゃん。なんで?遊びに行ったんじゃないの?もう帰ってきたのかな?


…スマホで何してるんだろ?ゲーム?マルチできる奴かな?



…うわ!?うわわわ…っ!?


…い、いや。真司だって男子なんだからそういうのを見てても不思議は無いっていうか…


…うわ、過激…あ、凄…


今重大な事に気付いた。僕、こんなの見ても全然興奮してない!


…どうしよう…男としての性欲が無くなっちゃったって事なのかな…心まで女に…?


知りたくなかったそんな事!これも真司がそんなもん見てる性だ!このやろ!


…むー…この女の人ちょっと僕に似てない?胸は大きいけど。今度これに変身して真司を弄ってやろうか…むふふ


そろそろ失礼しようかな…うん。思わぬネタも手に入れたしね。


あ!ちょっと待て!もしかして僕の誘いを断ったのってこれの為か!?流石に怒るぞ!


よし、ちょっと攻撃してやる。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『真司〜』

『どうした?』


『真司は胸は大きい方が好き?』

『いきなりどうした?』


『いや〜…あんな過激なのを見てたど変態紳士の意見が聞きたいな〜って!』

『お前まさか…』

『僕は吸血鬼だもん♪…別にああいうのを見るのはいいと思うけど…やっぱり胸の大きい方が好きなの?』

『なんでそんな事答えなきゃいけない?』

『男同士じゃん!そういう会話があってもいいかなって!』

『お前は女だろ。』


…そうだけどさ〜


『…男同士って言ってよ…僕は男なんだ…』

『…悪かった。なんだか分からんが悪かった。そうだな、胸は大きい方が好きだな』

『この変態!』

『てめぇ!』


…こういう会話こそ男同士の友達って感じするよね。そう。僕は男で、真司とは友達なんだ。


…明日はあの人に変身して真司の家行ってやろーっと♪

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