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必勝ダンジョン運営方法 相手に合わせる理由がない  作者: 雪だるま
大陸間交流へ向けて

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落とし穴外伝:2026年 年始スペシャル

落とし穴外伝:2026年 年始スペシャル



Side:ユキ



時計の針は既に0時を過ぎてもう40分を過ぎようという所だ。

つまり、新年になっている。


「毎度毎度のことだが、幾度も重ねていると慣れてくるもんだよな~」

「ま、そうですよね」

「そうだな。とはいえ、それが平和ということだ」

「そうですね。こうしてコタツを囲んでいられるというのはありがたいことです」


この場には男四人がコタツに足を突っ込んで、ぬくぬくと年明けをのんびりしている。

お互い、奥さんたちは奥さんたちでのんびりすごしているわけだ。

ああ、もちろん、年越しは一緒にした。

まあ、そのあとは今後の予定に合わせてみんなまばらに動いているわけだ。

夜が明けて朝一で予定があるメンバーは寝ているし、教会や神社にお参りに行こうというのもある。

あるいは年越しすぐの賑わいを感じるために外にでるメンバー、買い物に行くメンバー。

俺たちと同じように雑談をしながらゆっくりするメンバーもいる。


「昔は嫁さんたちが周りを固めていたんだよな。まあ、何もわからない状態だったし」

「ウィードがそれだけ安定したということですよ」

「それと、夫婦としての信頼も出来たのだろう」

「ええ。別にべったりしなくても夫婦というのはいつでも夫婦ですし。エノラも今日は教会の方に手伝いに行っていますからね」


確かに、嫁さんたちが自由にウィードのあちこちに行っているってことは、それだけ諍わず穏やかに発展したっていう証拠だもんな。

そして、俺の心配もないってことはそれだけ信頼しているってことでもある。

いやぁ、時間はもちろん、ウィードも発展したってことか。

頑張って作った甲斐があるってもんだ。


「それで、今年はどうしますか? 今から寝ます? 日が昇ってから動きますか?」

「そうですね~、俺は寝るに一票ですね。どうせ、年明けは色々ありますし」

「だな。お互い忙しい身になったモノだ」

「そうですね。とはいえ、何かセラリアさんから話があったのですが、プレゼント交換するとかなんとか」

「ああ、それですね。具体的には……」


俺はプレゼントに対する最近の悩みについてのことと、その対策についての案がでたことを説明する。


「なるほどなぁ。家族とかそういうのが多いと出てくる悩みですね」

「確かにな。知り合いの誕生日を重ねていく度、何をプレゼントするのかは悩むところだな。私も領土などがあれば特産品をと思うのだが」

「そうですねぇ。そういう拓けた領土がないですからねウィードは。まあ、だからこそ統治も楽ではあるのですが、そういうデメリットもあるんですね。あ、ちなみに私はカミシロ家として領地をもらっていたので特産品で済ませることが多かったですね」


ふむ。

やはり領土っていうのはそういう特産品とかあるから、無難なプレゼントが出来そうだよな。

まあ、領地も領地持ちは領地持ちで大変なことがあるので一概に良いことばかりではないんだが。


「で、今回その試みを初めてするってことで、色々呼びかけているんでしょう。タイキ君やタイゾウさん、ソウタさんの反応とかも見たいのかもしれません」

「身内だけでなくても楽しめるからな。同じものが贈られてもプレゼント交換なら問題ないし、お題が決められて、予算もあるのが誰でも参加できるいいところだと思う」

「ええ。とはいえ、身内ぐらいが限度でしょうね。贈り物をして覚えをよくしたい人たちからすれば余計なルールですから」

「まあ、身内で悩んできたから出た方法ですから」


外向けのプレゼントを制限するとかひんしゅくを買うに決まっているからな。

とはいえ、大陸間交流同盟の共同予算にも制限はしている。

そうでもしないと大国はガンガンお金をいれるからな。

マウントの取り合いになるし、小国は払えない額になりかねない。

かといってちょっとした額で大きい顔をされるのも問題ということで、最少額と最大額を決めたわけだ。

つまり、時と場合というやつだな。


「俺は楽しみですね。明日何を買おうかなんかワクワクしてますよ」

「それはあるな。限られた予算で良いモノをとなると悩む。そしてそれが楽しい」

「いろんな出会いがあるかもしれませんしね」


そうなんだよな。

この条件付けをすることで、今まで見向きをしなかったものが目に入るって可能性もあるんだよな。

だから、探す方も楽しいわけだ。


「ですね。じゃ、あとは明日の予定の為にもそろそろ寝ますか。贅沢にコタツに体をつっこんだまま」

「いいですね~。コタツ寝って怒られますからね。今日は表向きは男達の集まりですし~」

「ははは、下手をすると風邪をひくからな。過ごしやすいのにダメというのはやりたくなるものだよ」

「ですね~。あと水分不足とかにもなりかねないですから、ちゃんとテーブルの上にお茶や飲み物は完備してありますからね」


そう、事前に寝られるような準備は整えている。

枕になるクッションもあるし、コタツも四人が四方から足を突っ込んでもぶつからないという大きさを誇る。

つまり、万全なのだ。


「嫁さんたちには寝るなっていってますからね。こういう時しかできない贅沢ってやつですよ」

「あはは、まあ、こういう文化を押しているんですからね。自分からルール破りはできないですよね」

「だな。説得力がない。まあ、この場はばれても、つい寝てしまったという流しだな」

「ですね。私もエノルにはコタツで寝るなと言ってしまっていますし。その理屈がいいですね」


そして、屁理屈も完璧だ。

これでコタツで寝ているところを目撃されても、嫁さんたちに文句を言われなくて済むだろう。

とはいえ……。


「素直に寝れるかという問題もありますがね」

「確かに、そろそろ寝た方がいいのは分かりますが、なんかもったいない気もするんですよね~」

「めったにない、自由な夜更かしの時間だからな」

「ですね~、特別な日でもありますし、何かをしたいというのは分かります。かといって、外にでますか?」


ソウタさんにそう聞かれて、俺たちは顔を見合わせて顔を横に振る。


「流石に寒いし、今から着替えるのもですね」

「そうですね。コタツでゆっくり暖をとっているのに、寒い中に出るのはちょっと……」

「ふむ。まあ、新年を迎えてからまだ40分とちょっと。それを考えるともったいないか。かといって酒盛りは明日があるからな」

「お酒は私も控えたいですね。まあ、ちまちま飲むぐらいはいいでしょうけど。じゃあほかにっていうと、何か摘みます?」

「さっき年越しそば食べたばかりですからね」

「コタツの上のミカンがちょうどいいんじゃないですか? あとはゲームとか?」

「ゲームか。モノによっては寝ずにずっとしてしまうな。信長の野望とか」

「いやいや、あれは数時間で終わるものじゃないでしょう。しかもタイゾウさんは最近縛りをいれているでしょう? 弱小勢力とか」

「やっているな」


うわ、いつの間にかタイゾウさんは縛りゲーもやるようになっているのか。

しかも弱小勢力で始めるって。

いや、それをひっくり返すのが楽しいんだが。

でも、ソウタさんの言う通り、あの手の戦略ゲームは短時間で上がるわけがない。

そう思っていたのだが……。


「だからこそいいだろう。どうせ戦略を練っている間に眠くなるし、終わるわけでもない。そして、先ほどのプレゼントの話でおもったのだが、こういうゲームの条件もランダムでやるのもいいだろう」

「あ~、どの勢力でやるのかっていうのをランダムで?」

「タイキ君ご明察だ」

「それはいいですね。4人で献策して天下統一を目指すわけですね」

「面白そうですね」


ということで、寝るのはちょっと後回しにして、お正月ならではのワイワイゲームを始めるのであった。





こういう戦略ゲームをみんなでワイワイしながらプレイするのも楽しいよね。

もちろん桃鉄とかも楽しいけど。


そして、明けましておめでとうございます!

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― 新着の感想 ―
私感で感想 私はカミシロ家として領土をもらっていたので 領土は国家の縄張り、その中の自治体などの区画割りなら領地。 つまり、完璧なのだ。 結果論なら完璧。 予測して対応するのなら万全? …
つエアライダー 伝説マシンの取り合いしよう!
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