第四話 学園案内・・・それだけです
今回はほんの少しだけど長め
まだ全然短いけど・・・
(っ!?)
あの人がこのクラスの魔法担当?
腕は確かだけど性格が最悪だからな・・・
入学試験の際、俺の試験官だった先生
それが斉賀先生だ
斉賀先生は俺を殺しかけた上に俺の心配ではなく自分の給料の心配をしたのだ
(・・・これも仕方ないか)
俺はそう思い直して先生達の話に耳を向ける
「今日は授業は無い、新入生は担当の者に学園の案内を今からしてもらえ。担当に選ばれなかった者は今日、休みと思っていい。以上だ、解散!!」
(早!?)
ニル先生の話は滅茶苦茶早く終わった
「さて、行くか」
そう言って一は立ち上がる
「なぁ一、先生の話っていつもこんなに早いのか?」
「ああ、あの2人の先生はいつもこんなだ」
そうなのか・・・
まぁ長ったらしい説明を聞くよりかはいいか
「それより、早く行こうぜ」
「ああ」
こうして学園案内&説明が始まった
「まぁ、俺等が使う施設はこんなもんかな」
一はそう言って椅子に座り直す
今、俺達が居るのは一階にある食堂だ
あれから三時間程かけて学園の案内をしてもらった
凛星学園は慣れないと本気で迷子になる位広かった
そのため三時間もかかった
「じゃあ次はこの学園の説明だな」
「ああ、よろしく頼む」
「この学園は月~土曜日まで授業があり日曜は休みだ」
まあ普通だな
「んで、6日間のうち3日づつ武器・魔法の授業をとらなきゃいけない」
「ふ~ん」
「武器を選択した日はずっと武器の授業、魔法の場合も同じだ」
まあその方が効率がいい気がするな
「授業の説明はこれで終わり、休日の説明に入るぞ」
「ああ」
「休日は基本的に自由だ。町に出かけてもいいし、部屋でじっとしていてもいい」
「課題とか出ないの?」
これがあると面倒だからな
「基本的に無い、のんびり休養できる」
「良かった」
ホッと安堵の息を漏らす
「あとは、クラスについてだな」
「それなら知ってるよ、A~Eの5クラスだろ」
入学試験前に風間に教えてもらったからな
「いや、実はもう一クラスある。Sクラス、最強の集まりだ。実力は、Aクラスの奴らの二倍以上あると言われている」
「!!」
Aクラスの二倍!?
「まあでも、Sクラスも授業を受けたりしているし特別待遇とかは無いから普通の生徒と同じだな・・・強さ以外は」
どんな人達なんだろう?
「明日、新入生歓迎パーティーでその実力を見られるよ」
「新入生歓迎パーティー?何それ?」
「明日になれば分かるよ」
・・・明日のお楽しみって事か
「話がそれたが、クラスは実力を現すだけで特に意味はない。学年が上の奴が先輩、下の奴が後輩となる」
「分かった」
クラスはあくまでも実力であって地位の高さではないという事か
「説明はこれくらいだな、特に決まった規則とかはこの学園に無いし・・・」
何か自由だなこの学園・・・いいのか?
「じゃあ休憩も終えたことだし、寮に行くか」
「ああ」
そう言って俺等は寮に向かった
お読み頂きありがとうございました
学園の説明だけとなってしまいました
御免なさい・・・
次は新ヒロイン出します・・・たぶん
誤字などがあるかもしれませんがご了承下さい
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