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ここから本編、第一話

ここからが本編です

よろしくお願いします

                  4月1日


今日から俺、神崎かんざき 刀也とうやは凛星戦闘学園の生徒だ


10日前、俺は入学試験を受けに入って見事合格したのだ


(収納箱の中身も全部移したし、完璧だな)


最後に戸締りを確認してから学園へ向かう


試験の時は遅刻してしまったが今日は違う


集合時間の9時より二時間程早い時刻に家を出た


朝の町は人通りも少なく静かだ


(こんなにのんびり歩いたのはいつ以来だろう?)


俺は、そんなことを考えながら、学園へと続く道を歩いていった


1時間後、学園へ到着する


まだ、指定時刻の1時間前だ


そのため、生徒は俺一人しかいない






と思っていたのだが


俺の目の前には長い銀の髪の女性が空を見つめていた


桜舞い散る樹の下で座り、無表情で空を見つめる女性の姿は


美しく、神秘的だと俺は思った


自然と俺はその女性を見つめてしまう


「・・・あなたは空が好き?」


急に女性が喋りだす


どうやら、最初から俺に気づいていたようだ


そして、この疑問も俺に向けてだろう


「ええ、好きですよ」


と一言答える


「・・・そう」


その女性も一言


そしてまた、時を止めたように静かな時間が訪れる






どれ位経っただろうか


遠くから話し声が聞こえてきた


俺と女性は、まだ空を見つめ続けていた


たぶん、他の生徒達が登校してきたのだろう


つまり、この静かな時間も終わりということだ


少し残念だが、仕方ない


「じゃあ、またいつか。俺は、神崎 刀也 新入生です」


そういって立ち上がる


「・・・リリィ・フィア・アストリア、2年」


そう言うと僕の顔を見て軽く微笑んだ






ような気がした・・・


「じゃあ、リリィ先輩また」


そう言うと先輩はコクっと頷き、また空を見上げはじめる


そして、俺は集合場所の第一グラウンドに向かうのだった

どうでしたか?

ご感想を是非下さい


誤字等があるかもしれませんが、ご了承下さい

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