試験前の出会い 風間 吹雪
2話目です、1話1話が短くてすみません
「では、これより入学テストを始める。では1番~5番は付いて来い、残りは全員待機」
そう言って試験官の先生達と5人の生徒は、黒いテントの中に入っていく
ちなみに刀也は101番、一番最後だ
(試験の内容って何なんだろう?)
遅刻をしたので全く説明を聞けてないため、試験内容が分からない
そんなことを考えていたら突然、前の女の子に名前を聞かれた
「私、風間 吹雪16歳で~す♪あなたの名前はな~に?」
「えっ!?俺は、神崎 刀也だけど」
「そっか、神崎君ね、よろしく~」
「あっ、ああ、こちらこそよろしく」
(風間さん、試験だって言うのに全然緊張していないみたい・・・)
「神崎君って、遅れてきたから説明何にも聞けてないでしょ、私してあげよっか?えっとね、試験の内容はスピード、技術、戦闘の3つだって」
(俺、返事してないけど・・・)
「スピードは、その名のとおりスピードを計るテストだって、それでねっ、技術は先生の言った魔法を使えるかどうかだって♪最後の戦闘は先生との試合だって~この合計で合否が決まるらしいよ~」
「ふ~ん、そうなんだ」
(大体の試験内容は分かったけど・・・)
「あのさ、風間さん30点の減点って大きいのかな?」
「んっとね~、スピードと魔法のテストが各50点で戦闘が100点満点だって~合格点は、100点らしいよ~♪だから、実力があれば全然取り返せるよ~」
(そうなんだ、良かった~)
その後も風間さんと色々話した
最初は、テストに関係する事を話していたが、いつの間にか好きな食べ物や動物の話になっていた
「あっ、次、私達の番みたいだから~」
「うん、頑張ってきてね」
そう言って風間さんを見送る
(緊張がほぐれたな~テストの内容も分かったし、どれもこれも風間さんのおかげだ、機会があったらお礼しなきゃ)
今、グラウンドに残っているのは刀也一人
他の皆はテストも終わっているのだろう
(風間さんどうだったのかな?)
刀也はそんなことを考えていた
1人目のヒロイン、風間さんを出しました
詳しいことは後ほど人物紹介に出します
お読み頂きありがとうございました