第六話 金髪の・・・ローランド
今回は短めです
「あの・・・大丈夫ですか?」
もう一度声をかけてみた
「大丈夫・・・・・なわけないでしょ~!!!!!!!!」
!!!!!!!
いきなり立ち上がり大声で叫んだ金髪の女性
「ごめんなさい、本当ごめんなさい」
必死に謝る
「そんなことで許せるわけ無いでしょっ!!ぶつかって来るし、ドアに挟まれるし!!」
ぶつかって来たのはそっちじゃないか・・・
まあでも・・・仕方ないか
(はぁ~)
心の中で溜息をつく
「では何をしたら許してくれますか?」
「そんなの自分で考えたら!!」
どうすればいいんだ?
そんな時
「あれ?どうしたんですか神崎さん」
救世主、誠人が現れた!!
「それに、ローランドさんも2人で何やってるんですか?」
!!
「「知り合いなのか(なの)」」
2人揃って聞き返す
「えっ、ええ。神崎さんは、僕のルームメイトでローランドさんは、同じAクラスで席が隣なんです」
とたじろぎながら答える誠人
「で、どうしたんですか?」
「それがね、こいつがいきなりぶつかって来たの!!そのせいで私、エレベーターのドアに挟まったんだから!!!」
と物凄い勢いで話し始める、ローランド
「わざとぶつかった訳じゃないんですよね」
「ああ、エレベーターの前を歩いていただけだ」
「それで神崎さんは謝ったんですか?」
「ああ、勿論」
わざとじゃないし、真剣に謝った
「ならいいじゃないですか、ローランドさん」
「む~」
誠人がそう言うと唸りだすローランド
「・・・分かった、今回だけ許してあげる!でも次やったら許さないから!!」
「ありがとう」
そう言い、笑いかける
どうやら許してくれたようだ
誠人のおかげで助かった
「それじゃあ、一緒に食事をして仲直りしましょう」
と誠人が提案する
「俺は構わないけど・・・」
ローランドは俺と一緒でいいのか?
「仕方ないわね、いいわよ」
そんなこんなで俺と誠人、そしてローランドの三人で食事を取る事になった
お読み頂きありがとうございました
今日初めてアクセス解析という物をしてみました
意外と読まれていてビックリです
本当にありがとうございます
ちなみにローランドは誠人が好きなわけではありません
ご感想・評価等是非下さい
誤字等があるかもしれませんがご了承下さい