入学試験!?遅刻しました・・・
結構真剣に書きました
是非最後までお付き合いください
凛星戦闘学園
それは、世界でも名の知れた使者を生み出す名門校だ
使者と言うのは、この世界に何万といるモンスターや獄者と呼ばれる悪人を倒し、世を平和に導くことを目的とした職業
その使者になりたい少年がここにも一人
彼の名は神崎 刀也16歳
彼もまた、立派な使者になりたく、この凛星戦闘学園に入学を希望したのだ
そして、今日がその入学試験の当日なのである
なのであるのだが・・・彼はまだベッドの上で横になっていた
この時点での時刻8:30、試験開始時刻まであと30分
「んっ、ん~」
そんなうなり声と共に彼、刀也は目を覚ます
そして、ふと時計に目を合わせる
8:54
刀也は目を擦りもう一度、時計を見る
8:55
「うわ~~~~~~~遅刻だ~~~~~~~~~」
刀也はそう叫び、着替えを始める
着替えながら、刀也は空間魔法『シフト』で収納箱の中身を全て自分の仮想空間に移転させる
着替えと移転が終わり、もう一度時計を見ると
8:57
遅刻確定の時間だった
それでも諦めず、刀也は家を飛び出す
走る、走る、走る
刀也は常人ではありえないスピードで走る
「くそっ、何でこんな時に限って寝坊なんかするんだよっ」
そう愚痴を漏らしながらも足を休めることなく走る
刀也の『走る』は、普通の人には見えない、 風のように速いのだ
到着時刻 9:03
しかし、その速さでも試験開始時刻には間に合わなかった
刀也は、自分の試験が行われているはずの第2グラウンドへ行く
そこには、100人ほどの生徒と試験官と思われる先生が二人居た
「すみませんっ、遅れましたっ」
そう言って頭を下げる
「遅れた理由は何だ?言ってみろ」
一人の女の試験官が俺に問う
「・・・寝坊です。」
生徒たちから軽く笑いが起こる
「どうします、佐伯先生?」
と、女の試験官
「正直に答えたことだし、試験は受けさせてあげましょう」
「本当ですか!?」
「ああ、でも3分の遅刻、そのため30点の減点だ」
「はい、分かりました。ありがとうございます」
刀也は、30点の減点になってしまったが、試験は受けさせてもらえることになった
まだ1話なので何ともいえないと思いますがどうでしたか?
ご感想などがありましたら是非下さい
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