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守ったつもり  作者: ユウハ
3/4

ヤンキーの心情の変化

悠は電車から降りていった。

俺は、どうやってあいつに接すればいいか分からなくなった。


次の集会もあいつは来なくて、その次の集会も来なくて、その次もその次も

学校でも見かけなくなった。


また集会だ。と思った。またあいつは来ないのかなと思った。

「お疲れさまでーす」

透き通った声がした。

「あ。久しぶり」

「お、お前なんで、なんで」

顎が抜け落ちたのかと思うほどうまくしゃべれなかった。

「親父に殴られて肩折れちゃったから病院に行ってただけだけど、そんなに心配させてたの?」

「別に心配なんてしてねえし」

「ツンデレかよ」

ただ、嬉しかった。

元気とはいえないものの集会に帰ってきてくれたこと。

少しでも会話をしてくれたこと。

悠がいつもと変わらなかったこと。

いや、いつもと変わらないように見えたこと。

読んでくださった方、感謝です。

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