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異種たちの慰安旅行  作者: 貴神
2/22

(2)慰安旅行の予約表

遂に温泉旅行の詳細の紙が、異種たちの下へ届きます☆


名前が一杯出てきますが、


覚えられる範囲で、ぼちぼちで構いませんので~~(^^;

秋から復活祭に掛けてが、異種たちにとって一年で一番忙しい季節である。


特に南部と東部の架け橋役で在る夏風の貴婦人は南部と東部を行ったり来たりの往復生活を、


休む間もなく続けなくてはならなかった。


だがらんの貴婦人が太陽たいようの館に棲む様になってから大分、


屋敷を空け易くなったのだが。


此の日は白の貴婦人の館を、夏風の貴婦人は赤の貴婦人と共に訪れていた。


赤の貴婦人は、まだ異種として就任したばかりで、こうして夏風の貴婦人について来ては、


仕事の流れを教わっているのだ。


そして、そうなると兄で在る赤の貴公子は、あの岩の様な図体で在り乍ら、


赤の館で留守番をしつつ、デスクワークをしている事となる。


白の貴婦人は主に南部の接待を任されていた。


と云っても南部には他にしろの夫妻や白の貴公子、蒼花あおはなの貴婦人、


漆黒しっこくの貴公子が居る為、


南部東部の仲介人の夏風の貴婦人や東部の翡翠の貴公子ほど、仕事はハードではなかった。


だが今回の話には、白の貴婦人は、あからさまに嫌な顔をした。


「また冬の接待が入るの?? ハクソンの倅・・・・嫌いなのよ」


白の貴婦人は面食いな女であった。


と云うより、彼女は男性キラーなのだ。


狙った男は絶対に逃さないと云うのが、白の貴婦人の有名な噂である。


しかし、ハクソン家の次男坊は御世辞にも美男子とは言い難い為、


白の貴婦人は逢うのを酷く渋っていた。


「何で、わたくしが、あんなブ男と・・・・」


あのタラコ唇が堪えられないのよぉ!!


と叫ぶ白の貴婦人。


夏風の貴婦人は腕を組むと、


「仕方ないでしょ。ハクソンは元々北国育ちで、冬、活動的なのよ」


必要な書類を白の貴婦人に渡す。


だが白の貴婦人は、まだ納得がいかない様だった。


「北国育ちだから何なのよ?? 態々、冬真っ盛りの時に来なくたっていいじゃない??


大体、何で此の時期、わたくしにばかり、こう云う陳腐な接待が回って来るのよ??


こう云うのは、そう!! 男に無関心の蒼花の貴婦人に遣らせるべきだわよ!!」


ああ、もう!!


信じられない!!


ひたすら抵抗してみせる白の貴婦人に、好い加減、夏風の貴婦人は米神をぴくぴくとさせると、


「先方が決めた事なんだから、仕方ないでしょうがっ!!


あんたね、一々接待の相手の男の顔まで、選り好みしてるんじゃないわよ!!


私なんて散々オヤジ達に囲まれて、四六時中会議してるのよっ!!」


夏風の貴婦人は、びしぃ!! と白の貴婦人を指差すと捲くし立てる。


「大体ね!! 真冬の仕事は、雪女と雪男の仕事でしょうが!!」


息荒く夏風の貴婦人が言い捨てると、ずっと傍観していた赤の貴婦人がぼそりと言った。


「夏風の姉・・・・雪女は、ともかくさ・・・・雪男は、ちょっとだよ」


「わたくしも・・・・そう思うわ」


同意する白の貴婦人。


だが当の夏風の貴婦人は橙の猫目を丸くしている。


「え?? 雪女の反対と云えば、雪男でしょうが??」


「いや・・・・そうだけどさ。こう・・・・ニュアンスって云うかさ・・・・」


ぼそぼそと赤の貴婦人が言う。


「其れ聞いたら白の貴公子・・・・凹むと思うよ」


共に頷く白の貴婦人。


「わたくしも、そう思うわ。あのナルシストが自分の事を雪男だとか言われたら・・・・


激情して叫びまくった挙句、世界の終わりだと云わんばかりに凹むわね」


其れ、辞めた方がいいよ。


二人に抗議の目で見詰められ、


「そう??」


夏風の貴婦人は、まだ、きょとんとしていたが、


「あ、そうだ」


もう一枚、紙切れを取り出す。


「此れ、ついでだから持って来たわ。当日まで失くさないでね」


白の貴婦人が目を輝かせて受け取ると、其れは例の温泉企画の詳細であった。


プライベートな旅行は、やはり白の貴婦人も嬉しい様だ。


白の貴婦人は顔を綻ばせて紙面を見たが・・・・


「な・・・何よ、此の、『プリティ・フラワー団』って!!」


次の瞬間、夏風の貴婦人を睨んだ。


赤の貴婦人は、もう詳細の書類を貰っていたのだろう、苦笑している。


「は・・・恥ずかしい!! こんな名前で宿に入らないといけないの?!」


信じられない!! と仰け反る白の貴婦人は更に驚愕を露わにする。


「ちょ・・・ちょっと!! 此れ何なのよ?! 此の、スノー・ホワイトって云うのはっ?!」


夏風の貴婦人は「ん??」と白の貴婦人を見上げると、


「ああ、其れ。全部、蘭の貴婦人が決めたのよ」


いいじゃん。


名前なんて、何でも??


ぽりぽりと頭を掻いている夏風の貴婦人に、


「良くないわよ!!」


普段の男性キラーは何処へいったのやら、白の貴婦人は目くじらを立てる。


「宿に行った時に、『プリティ・フラワー団』のスノー・ホワイトです、


って言わなきゃならないのよ?!


しかも、スノー・ホワイトって名前が又、厭味ったらしいったら、ありゃしないわ!!」


蘭の貴婦人、わたくしに喧嘩を売ってるの?!


「まぁまぁ。白の貴婦人は、まだマシな方だよ」


赤の貴婦人が宥める様に手を上げる。


「夏風の姉は、ファイティング・プリンセス。あたしなんかさ、レッド・モンキーだよ」


「・・・・・」


流石に其れには・・・・白の貴婦人も咽喉を詰まらせた。


だが赤の貴婦人が更に言う。


「しかもさ春風の貴婦人なんか、海外の謎の妖精、ウーパールーパーだよ」


「・・・・・」


其れは・・・・流石にあんまりであろう。


いや・・・・。


確かに春風の貴婦人の雰囲気は出ているが。


だが・・・・だからと云って、謎の生命体ウーパールーパーは・・・・ちょっとであろう。


白の貴婦人は諦めた様に溜め息をつくと、


「蘭の貴婦人って・・・・全然、悪気はないのでしょうね」


「・・・・うん」


赤の貴婦人と共に首を項垂れる。


其処が蘭の貴婦人の凄い所・・・・と云えるのかどうかは判らないが。









其の恐怖の書類は、他の異種たちの館にもぞくぞくと届いていた。


無論、翡翠の館にもである。


秋に入ってからと云うもの、翡翠の貴公子は急がしい毎日を送っていた。


館を空ける事も多く、此の日も彼は遅くに屋敷へ帰って来た。


翡翠の貴公子が執事に外套を渡すと、執事が一通の封書を差し出して来る。


「夏風の貴婦人様から届いております」


翡翠の貴公子は其れを受け取ると、自室の在る二階へと上がった。


其の後を追う様にして金の貴公子が、


「おかえり!!」


と部屋に入って来る。


翡翠の貴公子は軍服の詰襟を開けると、渡された封書をペーパーナイフで切った。


中には、


<当日まで大切に保管する事!!>


と大きく書かれたメモと一枚の紙が入っている。


翡翠の貴公子が二つ折りにされた其の紙を開くと、横から金の貴公子が覗き込んできた。


「・・・・・」


二人は暫し其の紙を見詰めていたが・・・・。


「・・・・な・・・何だ此れは!!」


金の貴公子の雄叫びが沈黙を破った。


「『プリティ・フラワー団』って、何だっ?! 誰だ!!


こんな、すっとんきょうな名前を付けた奴は!!」


恥ずかしいにも程が在るぞ!!


金の貴公子が、ぎゃーぎゃー騒いでいると・・・・。


「どうやら驚くのは、まだ早い様だ」


ぼそりと翡翠の貴公子が言った。


まだ何か在るのか・・・・??


と金の貴公子が再度覗き込むと、最早、開いた口が塞がらないと云う様に呆然となる。


「・・・・な・・・何だ・・・・此の名前は・・・・」


辛うじて言葉を紡ぐと、


「此の俺が、ゴールド・チキンだとっ?! ざっけんじゃ、ねえぇ!!」


一気に叫び出す。


プレイボーイの金の貴公子を捕まえて、此の名前は確かにあんまりであった。


「主っ?? 主は??」


金の貴公子が翡翠の貴公子の名前の欄を見ると、


「エメラルド・バード?? な・・・なんて無難な名前なんだ・・・・」


俺なんか・・・・チキンだぞ・・・・チキン。


金の貴公子は他の同族の名前にも目を走らせる。


「うわっ!! 白銀の貴公子の見ろよ。


なんて厭味な・・・・パーフェクト・ボーイだってよ・・・・」


確かにイメージは出ているが・・・・それにしても、もう、いい大人なのだが。


「蒼花の貴婦人は、ブルー・ドールだってよ!! 何か・・・・恐いな」


そんな冷ややかな女なのか??


名前の欄を見下ろし乍ら、更に金の貴公子は呻く様に言った。


「春風の貴婦人・・・・ウーパールーパーだぞ・・・・此れは惨い」


幾ら御忍びの旅行だからと云っても・・・・此れは、あんまりであろう。


等と金の貴公子は眉間に皺を寄せていたが・・・・。


不意に或る名前を見て、一瞬、息を止めると、わはははは!! と腹を抱えて笑い出した。


「見ろよ!! 赤の貴公子っ!!」


金の貴公子は更に加速せんばかりに笑い乍ら必死に言う。


「レッド・マッチョッ!! レッド・マッチョだってよっ!!」


うはははは!!


最早、止める事が出来ないのか、金の貴公子は大声で笑い転げる。


レッド・マッチョ・・・・!!


レッド・マッチョ・・・・ッ!!


プリィテ・フラワー団のレッド・マッチョ!!


赤の貴公子が宿で其れを口にする姿を想像すると、金の貴公子の腹筋は限界であった。


金の貴公子はヒーヒー言い乍ら納得した様に指を差す。


「此れ考えたの・・・・絶対、蘭の貴婦人だな」


彼の長い指の先には蘭の貴婦人の名前が在る。


「蘭の貴婦人、シンデレラ・ピンクとかなっているし!!」


他の同族が何時間考えたところで、誰も蘭の貴婦人を「シンデレラ」等とは思わないだろう。


しかも翡翠の貴公子の名前が微妙に無難ときていたら・・・・


蘭の貴婦人が考えたものと断定して間違いはなかった。


因みに表にすると、こんな感じである。





   翡翠の貴公子=エメラルド・バード


   金の貴公子=ゴールド・チキン


   夏風の貴婦人=ファイティング・プリンセス


   蘭の貴婦人=シンデレラ・ピンク


   白銀の貴公子=パーフェクト・ボーイ


   春風の貴婦人=ウーパールーパー


   快の貴婦人=シルバー・エルフ


   漆黒の貴公子=ロンリー・ウルフ


   白の貴公子=プチ・ナルシス


   白の貴婦人=スノー・ホワイト


   蒼花の貴婦人=ブルー・ドール


   赤の貴婦人=レッド・モンキー


   赤の貴公子=レッド・マッチョ


                     『プリティー・フラワー団』





異種たちが楽しみにしていた慰安旅行が、此の書類と共に憂鬱なイベントに一変してしまった事は、


言うまでもない。









秋も深まり始めると、翡翠の館には度々商人が訪れる様になった。


季節の変わり目の流行品や冬の蓄え品を売るべく、様々な商人が商売に遣って来るのだ。


今日も又、一台の大馬車が翡翠の館の門を潜った。


あれは何の商人だろう??


と二階の廊下の窓から見下ろしていた金の貴公子は大きく欠伸をする。


彼は相変わらず暇人な男で在った。


異種で在り、翡翠の館の居候で在り乍ら、同族として殆ど貢献していなかった。


此れでは夏風の貴婦人に「役立たずめ」と言われても致し方あるまい。


それはさておき、金の貴公子は再度、大欠伸をする。


「ああ。今日も暇だ」


翡翠の貴公子は来る日も来る日も出払っているし、館に居る時は黙々と机上に向かっている。


よって金の貴公子の一日の殆どは、欠伸と共に流れていくのである。


すると。


何やら一階の方が騒がしくなってきたではないか。


賑やかな声は、先程の商人が案内された部屋から響いてくる様だ。


金の貴公子は興味有り気に一階へと下りて行くと、声のする部屋をそうっと覗いてみた。


中ではメイド達が集まって、きゃあきゃあとはしゃいでいる。


何やら楽しそうだ・・・・。


金の貴公子が扉の隙間から覗いていると、其れに気付いたメイドが顔を輝かせた。


「あ!! 金の貴公子様!! そんな所で何遣っているんですか!!」


「いや・・・・何してるのかなぁ・・・・と」


しどろもどろに言う金の貴公子を、メイドは招き入れる。


「金の貴公子様も御一緒に選びましょうよ!!」


メイドに服を引かれて金の貴公子が部屋へ入ると、其処には膨大な衣類が溢れ返っていた。


どうやら秋冬の新しい衣類を、商人が持って来た様だ。


太った男の商人が毛皮のコートを片手に、金の貴公子の下へ歩み寄って来る。


「此れは此れは、金の貴公子様!! 御初に御目に掛かります!! 如何でしょう?!


此のコート!! 今年流行りの銀狐の毛皮のコートでございます!!」


差し出された銀色の毛皮のコートに、金の貴公子は思わず「おお・・・・」と声を漏らす。


何と豪華絢爛なコートな事か。


派手好きな金の貴公子は、気に入ったと云わんばかりに腕を通してみる。


部屋中には、コートから軍服、普段着や装飾品まで、秋冬限定の商品が所狭しと並べられている。


季節の変わり目になると翡翠の館には商人が訪れ、運び込まれた商品の中から、


メイド達が主と金の貴公子の衣類を選んでいるのである。


こんな良いチャンスを、遊び人の金の貴公子が見逃す筈がなかった。


金の貴公子は目を輝かると、早速、物色し始める。


やはり一番気になるのは普段着である。


金の貴公子は目についた服を手当たり次第に取り上げると、納得した様に頷く。


「そうか。いつも服を選んでいたのは、君たちだったんだ??」


メイドの若い娘が頷く。


「そうなんですよ!! もう!! 此の御仕事で何が一番楽しいかって、


こうやって主様や金の貴公子様に御似合いになる服を選ぶのが、もう、すっごく楽しいんです!!」


目をキラキラさせ乍ら、メイドはベストを取り出す。


「此れ!! 此れとか、どうです??」


差し出されたベストに金の貴公子は興味津々で受け取ると、商人の男が早口で説明してくる。


「此れ!! 此れはですね!! 今年流行りの白系のベストでしてね、


さり気無く此処に刺繍とラインストーンが施されているのがポイントなのですよ」


ふむふむ・・・・と耳を傾ける金の貴公子。


其の隣で、メイド達も顔を輝かせている。


「此のベスト。きっと主様にも御似合いになるわ!!」


「うんうん!! 主様、服の合わせ方が難しいけれど、此れは大丈夫そう!!」


そんなメイドの会話を聞き乍ら、金の貴公子は成る程なぁ・・・・と思った。


翡翠の貴公子の服装は何かとモノトーン・・・・特に黒系が多かった。


故に彼が明るい色物の服を着ている姿は、余り見られなかった。


其れは多分に彼の目立つ翡翠の髪が原因で、


メイド達が派手な色物を選ばない様にしていたからであろう。


其の点、金の貴公子は、どんな服でも着こなせてしまうので、


メイド達も服選びに楽しさが増している様だった。


「此れ等は如何でしょうか??」


商人が差し出して来た物は、ターコイズブルーとパステルオレンジの、


淡いが美しい色合いの軍服だった。


金の貴公子は其の軍服を受け取り乍ら、「こう云う上品な色合いは主に似合うだろう」と思い、


「此の軍服には白の肩掛けが合いそうかも??」と、白くふわりとした肩掛けを取り上げた。


だが、メイドが首を振った。


「そんな薄手は駄目なんですよ~~」


そう言い乍ら、メイドの娘は厚手の白の肩掛けを金の貴公子に差し出す。


「主様は余り肩幅が在られないので、肩掛けは厚手の物じゃないと駄目なんです」


「成る程・・・・」


そう言われて金の貴公子は内心、納得した様に手を打った。


翡翠の貴公子の軍服姿と普段着姿のギャップは、此処に在ったのだ。


普段の翡翠の貴公子は酷く中性的なのに対し、軍服姿の時は男前が増すのだ。


其れは相手に見下げられる事のない様、メイド達の日々の配慮によるものだったのだ。


なかなか面白いな・・・・と思う金の貴公子。


金の貴公子はメイド達に紛れて、一緒に衣類やら装飾品やらを選ぶのに没頭した。


「きゃあああ!! 此れ!! 此れなんか如何です??」


メイドが白と黒のセーターを引っ張り出してくる。


其れを見た商人は、


「此れは、今年流行の長毛のアンゴラのセーターなのですよ。御洒落でしょう??」


是非、御勧めですと云わんばかりに勧めてくる。


「此れ御揃いとかにしたら、素敵じゃありませんか?!」


「御揃い??」


「そうです!! 黒が主様!! 白が金の貴公子様!!」


メイド達が、きゃあきゃあ、はしゃぎ乍ら言う。


「御揃い・・・・いいかも」


しみじみと頷くと、金の貴公子は「此れ、御買い上げ」と言う様に、にこりと笑った。


当の館の主の知らないところで、メイド達と金の貴公子は一時の楽しみに浸っていた。

この御話は、まだ続きます。


センスの無さ過ぎる名前から始まる事になってしまった、温泉旅行です☆


これから、どうなっていくのか、楽しみにして貰えた嬉しいです☆


少しでも楽しんで戴けましたら、コメント下さると励みになります☆

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