表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ビバ!政略結婚  作者: よだ ちかこ
第6章 フィアンセ候補者集合!
79/195

~その10~ パンケーキ

 パンケーキとコーヒーと紅茶を、なぜか執事の国分寺さんが持ってきたようだ。

「あれ?喜多見さんは?」

「一階で長谷様を引き留めていらっしゃいます」

「引き留めて?」


「はい。一臣様のお部屋に来ようとしていたのを、喜多見さんが気づかれて…」

「そうか。それはありがたい。あ、俺が運ぶから、国分寺さんはもう下がっていいぞ」

「そうですか?……これは、一臣様の朝食…」

「深読みはするな。あ、まさか、親父に報告でもするのか?」


「いえ…」

「するんだな。国分寺さん、親父の忠実な執事だもんな。だったら、正確に報告してもらう。これは、俺と弥生の分だ。弥生以外の女を部屋に連れ込んでいるわけじゃ…」

 うわ。何を言ってるんだ。一臣様は。それに、国分寺さん、本当に社長に報告しちゃうの?こんなことまで?


「まあ、いい。中まで運んでくれ」

「はい」

 あれれ?国分寺さんを中に入れちゃうの?

 

 私は慌ててソファを立った。

「いいぞ、弥生。座っていても。あそこのテーブルに置いてくれ」

「はい」

 国分寺さんは部屋の奥まで入ってきて、テーブルの上にお皿やカップを置いた。


「わあ。美味しそう」

 私はつい、パンケーキに目がいって、そう呟いていた。

「うまそうだろ?味も最高だぞ」

「そうなんですか?すごく綺麗なパンケーキですよね。どうしたら、こんなにふっくらと美味しそうに焼けるんだろう。コック長に聞いたら、コツを教えてくれるかな」


「お前が焼くとか言い出すんじゃないだろうな」

「え?駄目ですか?でも、夢なんです。子供にパンケーキを焼いてあげるのって…」

 と、うっとりとしながら言って、一臣様の呆れた顔を見て我に返った。


「すみません。そんなこと、できないですよね?キッチンだって使えないだろうし」

「いいえ。大丈夫ですよ。コック長はいつでも、弥生様の味方ですから」

 そう言ったのは国分寺さんだった。にっこりと優しく微笑みながら、国分寺さんはそう言ってくれた。


「良かったな。お前にはたっくさんの味方がいて」

 一臣様がそう言った。今の半分、嫌味かな。顏がそんな顔をしていたけど。

「はあ…そうですよね?」

 でも、一臣様は賛成してくれないのかな、パンケーキを私が焼くのを。

「その時には、もちろん俺も食べていいんだろ?お前が作ったパンケーキ」

 え?!


「も、もちろんですっ」

 嬉しい!食べてくれるんだ!!

「ははは。涙目になって喜ぶなよ。面白いよな、お前は」

 一臣様はそう笑いながら言うと、国分寺さんのほうを見て、

「まあ、どう親父に報告してくれてもかまわないけど、弥生とはこの通り、うまくいっているから」

と、そう言った。


「はい。ではこれで、失礼します」

「ああ。それと、他の候補者はくれぐれも俺の部屋に来ないように阻止してくれ。あと、今日は大広間でピアノの練習を一人でしたい。その時にも誰も大広間に入れないよう阻止を頼んだぞ、国分寺さん」

「はい、かしこまりました」


 国分寺さんは丁寧にお辞儀をして、部屋を出て行った。

「社長に報告されちゃうんですか?私が一臣様の部屋で、パンケーキ食べちゃうことも」

「ああ。とっても仲睦ましく、パンケーキを召し上がっていました。それに、あの二人は、一緒に寝ているようですよ。とかな」


「ええ?!」

「そりゃ、朝から俺の部屋にいるんだから、そう思われてもおかしくないだろ?2人で夜を共にしているってことは、もうそういう関係なんだって思うだろうしな」

「そういう関係…?でも、まだ私たちは!」


「事実はまだでも、そうは思わないだろ?普通はな?」

 うそ。じゃあ、喜多見さんも、国分寺さんも、私と一臣様がもう関係があるって思っちゃってるの?

 誤解だ。どうしよう。


「そんなに真っ青になることないだろ?フィアンセなんだし、もう大人なんだし」

「お、大人?」

「24と25だぞ?高校生の初々しいカップルとは違うんだ。いや、今の高校生じゃ、付き合ってすぐにそういう関係になっちまうかもしれないな」


 え~~~!

「だいいち、24で処女なんて、普通は思わないぞ」

「そんなこと…!ほ、他の候補者の方だって、きっと…」

「きっといまだに、処女だとでも言いたいのか?」

「…違うんですか?」


「さあな?でも、逆に処女だったら、引くって言うか、怖いけどな」

 え………。

「ひ、引いちゃったんですか?わ、私が…まだ…」

「ん?」


 一臣様は私の隣に座ってきた。

「こ、怖いですか?私…」

「……」

 うわ。顏、覗き込んできた。


「そうだな。24にもなって、処女だなんて引くな。男と付き合ったこともないだなんて、ドン引きだな」

 うそ。 

 ドスン。久々に岩、落ちてきた…。


「だけど、お前の場合は別」

「…え?」

「誰かにやられていたとしたら、頭に来てた」

 え?


「他の奴になんか、触れてほしくない。今も、未来も、過去も」

 え?え?

「誰のものにもなっていなくって、良かったって思ってるぞ?」

 ドキ。


 チュ。一臣様が頬に優しくキスをしてきた。

 ドキン。


「まだ、真っ白なんだよな。お前は…」 

 ドッキン。

「誰の手も、触れていない。誰にも、汚されていない」

 ドックン。ドックン。


 一臣様が私の髪を撫でた。それから、頬も優しく撫でてきた。

 うわ!胸がキュン!ってした。キュンって…!!!


 どうしよう。ドキドキが半端ない。なのに、キュンキュンして…。ううん。違う。もっと、なんか、こう、甘酸っぱい気持ちになってくる。


 チュ。唇にも一臣様はキスをした。でも、ちょっと触れただけ…。


「パンケーキ、あったかいうちに食うぞ」

「…」

 ほわんってしていて、何を言われたんだか…。

「食うぞ、弥生」

「はい」

 そう口から勝手に言葉が出ていて、自分でびっくりした。


「え?いえ。今のは、違います!」

 慌てて首を横に振ると、

「何が違うんだ?食べないのか?パンケーキ」

と、一臣様が片眉をあげて言って来た。


「あ。パ、パンケーキ…」

 ひゃあ!恥ずかしい。一臣様が私を食べるって言ったのかと思った。それも、はいって頷いたりして…。


 うわ~~~。思い切り恥ずかしい。 

「何を赤くなってるんだ。変な奴だな」

「なんでもないです」

 私が間違って聞いていたことも、それに対して、はいって頷いちゃったことも、どうか一臣様にはばれませんように。と心の中で願いながら、私はパンケーキを食べていた。


 だから、味わって食べられなかった。惜しい。絶対にもう一回、コック長に焼いてもらおう。


 朝食が終わると、

「弥生。俺は大広間にこもってピアノの練習をするから、今日はお前の相手をしていられないんだ」

と、唐突に一臣様が言ってきた。

「…え?」


「他の候補者も、大広間には入れさせない。だから、安心しろ?」

「はい…」

 私、不安そうな顔でもしたのかな。


「ああ、そうだ。お前、エステでも行って来たらどうだ?祐さんに聞いて、予約入れて」

「あ。そうですね!」

 明日の誕生日パーティにそなえて、少しでも綺麗になっておきたい。


「じゃあ、電話してみます」

「ああ。等々力に言ったら、車も出してくれるだろうし」

「はい」


 自分の部屋に戻ってから、私は祐さんに電話をしてみた。

 でも、電話に祐さんは出なかった。

「忙しいのかな?そうだよね。土曜日だもん。お店も混むよね」

 そう呟きながら、私はベッドにドスンと座った。


 琴の練習でもしようかな。それとも、そっと一臣様のピアノの音聞きに行っちゃおうかしら。

 それ、いいアイデアかも。


 それから、しばらく部屋で大人しくして、そっと1階に行った。大広間のほうに向かおうとすると、廊下に敏子さんがいた。そして私と目が合うと、慌てて180度回転し、廊下を歩いてお客様用の部屋に入っていった。


 もしや、大広間に忍び込もうとしていた?

 あ!

 一臣様のピアノの音が聞こえてきた。


 うわ~~~~~~。すんごい上手。これ、車の中で聞いたことがある。ショパンだよね。

 優しい音だなあ。


 うっとりとして聞いていると、2階から物静かに京子さんが降りてきた。

 あ。聞いているのをばれちゃった。


「一臣様のピアノですか?この音…」

「はい」

「やっぱり。昨日も聞いて、本当に吸いこまれそうなくらい、深くて、綺麗な音で、すっかり一臣様の弾く音色の虜になりました」


 そう頬を染めながら、京子さんが囁くように言った。

 うっわあ。しぐさ、物の言い方、頬の染め方まで、なんて女らしいんだ。女の私ですら、ドキッてした。


「弥生様は、一臣様と同じ緒方商事で働いていらっしゃるとか…」

 しばらく2人でうっとりと、一臣様のピアノの演奏を聞いていた。でも、一臣様のピアノの音が消えると、京子さんが私にそう聞いてきた。


「はい。4月から働いています」

「そうですか。では、一臣様に会社で会われることもあるんですか?それとも、一臣様は忙しいでしょうし、会う機会もないんでしょうか」

「会います。私、今は秘書課にいるので」


「一臣様の秘書をなさっているんですか?」

「はい」

 あれ?言ってよかったのかな。


「……」

 わ。京子さんの顔が、一気に曇った。

「羨ましいですわ。わたくしは、全くと言っていいほど接点がなくて。でも、一度、一臣様とは病院でお会いしているんです…」


「病院?」

「わたくしの父の病院です。わたくし、心臓が弱くて、入退院を繰り返していたことがあるんです。その頃、一臣様のお知り合いの方が交通事故を起こして、うちの大学病院に入院したことがあって」

 あ。ユリカさんのこと?


「まだ、わたくしは、高校1年でした。一臣様は3年だったと思います。わたくしが父の部屋にいる時、一臣様はお父様と父の部屋にいらっしゃって。その時、初めてお会いしました」

「そうだったんですか」

「ええ。一目見て、素敵な方だなって…」


 私と一緒?一目見て、一臣様に恋しちゃったんだ。あ、高校1年って言った?じゃあ、私よりも早い時期から一臣様に恋していたの?


「それっきりお会いしたことはありませんが、一臣様が婚約者を探しているという、そんな話を父から聞いて、ぜひ、候補に名乗り出たいと、父に無理を言ってお願いしたんです。でも、わたくし、その頃心臓が弱くて、そんな体じゃ、断られるだけだと…」

「それで?」


「ずっと、怖くて受けられなかった手術を受けました。無事成功して、今はこの通り元気になりました。ただ、まだ、激しい運動などは控えないとならないんですが…」

「そうだったんですか。でも、手術が成功して良かったですね」

「はい。それも、一臣様のおかげです。だから、わたくし、一臣様のお嫁さんになりたいんです」


 え?

「弥生様は、一臣様のどんなところに惹かれたんですか?」

「え?」

「わたくしは、一臣様のお優しいところや、思慮深いところや、紳士なところに。いつでも、お優しい笑顔を向けてくれて、寛大な心で支えてくれて…。とっても素敵な方だなって、いまだにわたくしは、一臣様に恋しております」


 ええええええっ?!

 恋してる?っていうのも、衝撃。だけど、優しくて、思慮深くて、寛大っていうのも、いったいどこの一臣様かと…。


 いやいや。優しいことは優しい。本当の一臣様は、とっても優しいと私も思うし、寛大だとも思う。

 でも、短気だ。それに、面倒くさがりで、それに、スケベだ。かなりの…。


 俺様だし、けっこういつでもえばっているし。メイドや、秘書たちからは思い切り怖がられている。

 

 そんな一臣様を知らないで、京子さんは恋しているのかなあ。

「あの、病院で一回お会いになったきりなんですよね?」

「はい。あとは、ここに来てからの一臣様を見て、わたくしが思い描いた通りの方だと」


 どこかで、聞いたような…。あ、私も大学時代、遠くから一臣様を見て、勝手に優しい笑顔を向けてくれる、優しくて紳士な人だと思っていたっけ。


 また、一臣様のピアノの音が聞こえてきた。と、そこに2階から龍二さんが降りてきた。

「おや?こんなところで、2人で何をしているんですか?」

「いいえ。何もしていませんわ。わたくし、ちょっと喉が渇いたので、お茶でも入れてもらって、休もうかと」

「では、応接間に行って一緒に休みませんか?」


 龍二さんは京子さんに、そう優しく言った。京子さんは、

「そうですね。弥生様もご一緒にどうですか?」

と、聞いてきた。でも京子さんの後ろから、お前は来るなと龍二さんが目で訴えている。


「私は、部屋に戻ります。琴の練習もありますから」

 そう言って断ると、龍二さんの顔付きがガラッと変わり、思い切り優しい顔になると、

「では、京子さん、行きましょうか?」

と、背中に優しく手を回し、

「ああ。申し訳ないな。上条家のご令嬢。応接間にコーヒーを二つ持って来てくれるよう、メイドに頼んでくれ」

と言って、廊下を歩いて行ってしまった。

 

 私は龍二さんの召使いか。


 私はダイニングに行き、キッチンの中にいる日野さんに、応接間にコーヒーを二つ持って行ってくださいと頼んだ。

「申し訳ありません。弥生様に召使いのようなまねをさせて」

「いいんです。全然気にしていません」

 日野さんは悪くないもん。悪いのは、龍二さんだから。


 と、ちょっと頭に来ていると、ブルルルっと、ポケットに入れていた携帯が振動した。

「すみません。電話に出てもいいですか?」

 ダイニングでそう聞くと、亜美ちゃんがキッチンから顔をだし、

「いいですよ」

と答えてくれた。


 電話に出ると、祐さんからだった。

「あ。ご無沙汰しています。上条弥生です」

「弥生ちゃん?ずっと連絡待っていたのよ。もしかして、エステの予約?」

「はい。今日これから、いきなりは無理でしょうか?」


「大丈夫。私も行くから、一緒に行きましょう」

「え?祐さん、お仕事は?」

「今日は予約入れてないの。今夜、知り合いの結婚式の2次会に呼ばれているから、エステ行って、綺麗にならなくっちゃ。一緒に行きましょうね。迎えに行きましょうか?」


「いいです。等々力さん、あ、運転手の方がいるので、大丈夫です」

「まあ。一臣君付きの運転手でしょ?さすが、弥生ちゃん。もう等々力さんの車、使ってるのね?」

 え?さすがって、なんでさすがなのかな。


「わかったわ。住所はメールで教えるから。私は1時に予約入れてるの。軽くお昼を食べたら、お店に直接来てね。受付に行ったら、すぐにわかるようにしておくから」

「はい。ありがとうございます」


 私は電話を切って、喜多見さんに等々力さんを呼んでもらった。時間と住所を等々力さんに教えてから、自分の部屋に戻った。


「エステって、ところで何をするのかな?」

 わからないけど、ちょっとドキドキしている。肌とか、綺麗になるのかな。

 綺麗になったら、一臣様、何か言ってくれるかな。また、抱きしめられちゃったりして。


 キュキュン。

 抱きしめられるところをイメージしただけで、胸にまた、甘酸っぱいものが広がった。

 なんだろう、これ…。


 そして、12時。ダイニングに行くと、一臣様と京子さんが、いい雰囲気で話し込んでいた。

 あ、あれれれ?いつの間に?だって、龍二さんと一緒にいたんじゃないの?

 と、そこに龍二さんも現れ、なにやら、一臣様をぎろっと睨んでいる。


 一臣様も龍二さんを睨み返した。まるで、京子さんをお二人で奪い合うみたいな…。そんな三角関係が出来上がっているように見えるけど。


 椅子に座ろうとすると、国分寺さんが椅子を引いてくれた。

「ありがとうございます」

とお礼を言ってから、小声で、

「他の方は?」

と聞いてみた。


「はい。長谷様と大金様は、美容院に行かれました。奥様も、美容院に行っております」

 あ。なるほど。

 それで、京子さんは、一臣様を独り占め…、いや。龍二さんもいるから、両手に花って感じなのかな。


 ギロ。何やら、思い切り睨む視線に気が付き、目線をそっちに向けると、龍二さんが私を睨んでいた。まるで、お前、なんだって、一臣と京子さんが2人きりになるのを邪魔しないんだ。とでも、言っているかのように。


 怖い。思わず、視線を外し、無視してしまった。


 そして、昼食を済ませると、そこに等々力さんが来て、

「弥生様、お時間です」

と、教えてくれた。


「あ、はい」

 私は慌てて席を立ち、等々力さんと一緒にダイニングを出て行った。その時、後ろから龍二さんがくっついてきて、お屋敷を出たところでつかまってしまった。


「おい。あんたさ。今夜は絶対に、一臣の部屋に押しかけて、何が何でも中に入れよな」

「は?」

「あの二人がやたらと、いい雰囲気になってるんだ。絶対に邪魔しろよな」

「……いい雰囲気?」


「ああ。今夜、見ているからな。一臣の部屋に行くのを見張っているからな」

 思い切りそう怖い目で言われ、私は怖くなってすぐに車に乗り込んだ。でも、まだ、龍二さんは車のドアを開け、

「おい。言うこときかなかったら、あんたについてる立川ってメイド、クビにするからな」

と、脅してきた。


 私は返事もしないで、思い切り勢いよくドアを閉めた。

「等々力さん、出してください」

「はい」

 車はすぐに発進した。それから、等々力さんが、

「一臣様に、言っておいた方がよろしくないですか?」

と、心配そうに聞いてきた。


「はい。あとで、言います」

 どうしよう。でも、一臣様に言ったことが、龍二さんにばれたら、亜美ちゃん、クビになる?

 ドキドキドキ。一気に不安が押し寄せてきた。でも、亜美ちゃんを守らないと!という気持ちが湧いてきて、龍二さんと戦ってやるというそんな闘志まで、湧いてきてしまった。


 大丈夫。亜美ちゃんは、私が守るからね!!!



 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ