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ビバ!政略結婚  作者: よだ ちかこ
第6章 フィアンセ候補者集合!
74/195

~その5~ 秘書課の面接

 一臣様が、部屋を出て行ってから、5分後、私も自分の部屋を出た。二日酔いは治ってしまい、ほんのちょっとお腹が空いているくらいだった。


 階段を下りて、ロビーを出ると、一臣様と麗子さんが何やら話をしていた。

「今日はお仕事、持ち帰ったりしないでくださいね」

 麗子さんはそう一臣様に言っているようだ。


「弥生様」

 私の後ろから亜美ちゃんが声をかけた。

「具合が悪くて朝食も食べられなかったと聞きましたが、大丈夫ですか?」

 そう小声で聞いてきたので、私も小声で、

「大丈夫です。もう治りました」

と答えた。


「そうですか。また、一臣様にお叱りでも受けたかと思いました」

「何のお叱り?」

 キョトンとすると、

「昨日、龍二様に言われて、お部屋に行ったんですよね。怒られませんでしたか?」

と心配そうに聞いてきた。


「大丈夫です」

 そうきっぱりと答えると、亜美ちゃんは、

「そうなんですか。なんだか、一臣様が寛大になられて、驚きです」

と、目を丸くしながらそう言った。


「寛大?」

「昨日も、私に謝ったじゃないですか。このお屋敷に来て初めてです。びっくりしました。それに、一昨日は、声をあげて笑ったりもしたし。トモちゃんじゃないけど、私もびっくりしたんです。あんなふうに笑ったこともなかったから。何か一臣様にあったんでしょうか?」


「何かって?」

「心境の変化」

「………さあ?」

 ちょうど、等々力さんの車が来たので、私は乗りに行った。


 一臣様はようやく麗子さんに解放され、車に乗り込んだところだった。

 麗子さんは、にこやかに一臣様を見送り、一臣様の車のあとで発進した私が乗った車には、怖い形相で睨んでいた。


 なんで、睨まれたのかなあ。一緒の車に乗ったわけでもないのに。

「しばらくは別の車なんですね。弥生様」

 等々力さんに言われた。

「そうなんです。寂しいことに」

「ですね。ようやくお屋敷に戻られたというのに」

 等々力さんはそう言ってから、ショパンをかけてくれた。


 ああ。そうだった。ショパンと言えば、誕生日パーティでは一臣様のピアノも聞けるんだ。楽しみ。

 って、呑気に構えていられなかった。私には琴の演奏があったんだ。


「等々力さん。今日か明日、実家に琴と着物を取りに行きたいのですが」

「では、わたくしが今日、取りに行ってきます」

「え?」

「一臣様から、弥生様を絶対に実家に連れて行くなと、きつく注意されていますので」

 

 そうだったんだ。

「私、ちゃんと戻ってくるのに」

 そうボソッと言うと、

「それでも、一臣様は心配なんですよ」

と、優しく等々力さんは言った。


 会社に着いた。また、役員専用のエレベーターホールで一臣様と会い、一緒にエレベーターに乗った。

 15階まで、ノンストップ。他には誰も乗っていなかったし、途中で乗ってくる人もいない。


「弥生」

 一臣様が私の腰を抱き、チュッとおでこにキスをした。

 うわ!いきなり、いちゃいちゃモード?胸がバクバクしちゃうんだけど。


「頭痛、すっかり治ったか?」

「はい」

「そうか」

 一臣様はそう言うと、ギュウっと私を抱きしめた。


 うわわ。なんだか、いちいち私は反応してしまう。こういうのにも、いつか慣れる時が来るんだろうか。その頃は、恋愛上級者になっている頃かなあ。


 その日は、ずっと一臣様の仕事の手伝いをしていた。午前中はアポイントのお客様の接客、午後は秘書の面接の手伝いだ。


 面接官は、細川女史、樋口さん、一臣様。それと、社長秘書の青山さん。なんで青山さんまでいるのかが不思議だったが、青山さんはほとんど質問をすることもなく、ただ、面接を受けに来た人を見ているだけだった。


「う~~~ん。どうだった?樋口」

 全員で7人。面接が終わった。面接は一人5分。1対4で、それも一臣様までいたからか、全員が緊張しまくっていた。

 あ、私は面接官ではない。次の人、どうぞ~~。みたいな、補佐的なことをしていただけだ。


「この中から、4人ですか。3人は落とすわけですね」

 樋口さんはそう言った。細川女史は、

「4人も決めるんですか?はあ…」

と、溜息交じりだ。


「わたくしも、この中から4人も決めるとなると、難しいと思うわよ」

と、青山さんまでがそう言って、難しい顔をした。


「男性はお一人よね。町田さんだったっけ?この人はまあ、いいとして」

 青山さんは、書類を見ながらそう答えた。そして、パラっと書類に目を通し、

「女性がね。まともなのは、一人だけであとはどれも一緒」

と、書類をテーブルにバサッとおいてそう言った。


「その一人っていうのは誰だ?」

 一臣様がそう聞くと、

「そりゃもちろん、矢部さんですよ。総務部で5年目。なかなかしっかりしているし、後輩の面倒見もいい。真面目で清楚で、ちゃらちゃらしているところもなくて、いい秘書になると思いますよ?」

と細川女史が答えた。


「あら。ちゃらちゃらしてて、悪かったわね。細川女史」

「あなたのことを言ったんじゃないですよ。青山さん。最近の秘書課の人たちのことを言ったんです」

「それ、どうやら人事部の部長が役員たちと、つながっていたそうじゃない?ねえ?細川さん」


「ええ。臼井氏が調べたところによると、新入社員の中から、役員が自分好みの女性を選んで、秘書にするよう人事部の部長に言っていたようですね。今の人事部の部長が、課長クラスから一気に昇進できたのは、どうも役員の誰かが裏で手を回していたからのようですし。その頃から秘書課に入る子は役員が決めるって、そうお約束を交わしていたんじゃないでしょうか」

 細川女史がそう言うと、一臣様は情けないなと言って、溜息を吐いた。


「とんでもないエロ爺の集団だよな。自分の好みの子を秘書にしているなんて。秘書はホステスじゃないし、ここはクラブじゃないんだぞ」

「それで、なんだか派手でちゃらちゃらした女性ばっかりが、秘書課に配属されていたってわけよね」

 青山さんがそう言って、また書類を見た。


「今度は人事部の部長が選んでいないんでしょう?誰が選んだの?細川さん」

「臼井課長や、総務部の部長や本部長です。この矢部さんは臼井課長一押しの子。あとの人は総務部の部長と本部長が押してきたらしいですけど」


「決め手に欠ける。どの子もいまいち。まあ、一番この中でまともって言ったら、鴨居っていう子かしら」

 青山さんはそう言って、鴨居さんの書類を見た。

「中高と、ソフトボール部。体育会系のがたいのいい子。24歳で今は燃料部にいる。自分で言っていた長所は明朗活発。頑張り屋。あら。面白いことが書いてあった。一臣様の好みだって」


「なんだと?」

 一臣様が慌てて、その書類を見た。

「誰だ。こんなことを書いたのは」

「総務部の部長じゃないかしら。でも、そういえば、ちょっと上条さんに似ていたかも」

 そう言ったのは細川女史だ。


「私に?」

 私はずっと話に参加せず、おとなしくしていたが、そう言われてびっくりして聞き返してしまった。

「カモ?燃料部?」

「最後に面接した子よ、一臣様。ほっぺた赤くして元気に答えていた子、いたでしょ?」

 青山さんがにんまりしながら、そう一臣様に言った。


「ああ。どこか田舎臭い感じの。でも、弥生には似ても似つかないぞ」

「あら。そう?元気で明るくて、頑張り屋っていう雰囲気が似ていたじゃない?」

 青山さんがそう言いながら私を見た。するとまた、一臣様が、

「似ていない。弥生のほうがずっと」

と言いかけて止めた。


「ずっと、なんですか?」

 沈黙していた樋口さんが、いきなりそう聞いた。

「ずっと…。変だろ?」

 ガックリ。可愛いとか、美人だとか、そう言う言葉を期待した私がバカでした。


「それにしても、何だって俺の好みが、こんな女になっているんだ」 

 一臣様はまた、鴨居さんの書類を見ながらそう言った。

「弥生様に似ているからではないですか?」

 そう言ったのは樋口さんだ。


「でも、なんで弥生に似ていたら、俺の好みなんだ」

「そりゃ、もっぱら噂になっているからじゃない?一臣様と上条さんが付き合っているって」

「え?」

「だから、上条さんに似たタイプなら、一臣様が喜ぶと思ったんでしょ?安易よね」 

 そう青山さんは言うと、くすくすと笑った。


「弥生がタイプって…。俺は別に弥生がタイプなわけじゃないぞ」

 そうぶつくさと一臣様は言うと、

「だいたい、この鴨居っていうのも、弥生には似ていないじゃないか」

と、まだそこにこだわっている。


「それより、この鴨居っていう子に決めるとしても、もう一人足りないですよ」

 細川女史がそう、話を切り替えた。

「そうですね。では、もうお一人は保留という形で、また、臼井課長に探してもらいましょうか」

 樋口さんがそう言うと、青山さんも、

「賛成」

と言って、席を立ち、「じゃあ、これで失礼するわ」と、とっとと会議室を出て行ってしまった。


「では、さっそく来週から、矢部さん、鴨居さん、町田さんには秘書課に移動してもらいましょう。あ。今いる部署の引継ぎなどもありますから、再来週からにしますか」

 そう樋口さんが言うと、一臣様も、

「ああ、そうしてくれ」

と一言だけ言って、席を立った。


「弥生。15階に戻るぞ。細川女史、いいよな?弥生連れて行っても」

「はい。今日は特に急ぎの仕事もないですし、大丈夫ですよ」

「じゃあ、弥生、行くぞ」

「はい」


 私は一臣様と一緒に、15階の一臣様の部屋に戻った。

「は~~~~、疲れた」

 一臣様は上着を脱ぎ、ドカッとソファに座った。

「弥生、コーヒー淹れてくれ」

「はい」


 私は濃いコーヒーを淹れた。一臣様はネクタイを緩め、ボタンを第2ボタンまで外すと、さっきの面接の書類を見始めた。

「どんなのが秘書に向いているかは、俺にはわからないな」

「え?」


「ただ、俺や弥生が信頼できる人間なら、それが一番なんだがな」

「そうですね」

「なあ。この鴨居っていうのは、お前に似ていたと思うか?」

 まだ言ってる…。そんなに気になるのかなあ。


「自分ではわかりません。でも、明るい元気な人だっていう印象はありましたけど」

「う~~~ん。そこだけだろ?キャラがかぶっているのは」

「はあ。そうですよね」

 なんたって、私は「変」ですもんね。ついでに「妙」でもあるんですよね?


「なんだってみんな、お前と似ているなんて言ったんだろうな」

「さあ?」

 ちょっとだけ、キャラがかぶっているから?

「お前のほうが全然可愛いのにな」


「………」

 え?

「は?今、なんて?」

 一瞬、耳を疑っちゃった。


「だから、可愛いって」

「でも、さっきは変だって言いましたよね?」

「そりゃ、細川女史や青山ゆかりがいるところで言えないだろ?可愛いなんて」

「……」


「あとあと、ひやかされそうだからな。特に青山」

 そうなんだ。青山さんには頭あがらないのかな。


「う~~~ん。どう見たって、お前のほうが断然可愛い」

 はい。もういいです。恥ずかしすぎるからやめてください。心の声。口に出して言えないのは、ちょっと喜んでいる私もいるから。


「だいたい、あの鴨居っていうのはがたいが良すぎだよな。お前くらいのほうが、抱き心地が良くていいぞ。お前、これからあんまり武術を頑張ろうとするなよ。筋肉質の体は嫌だぞ。抱き心地悪くなるからな」

 そこが基準?そこが可愛いかどうかの分かれ目?まさか。


「な?」

 そう言って一臣様は、私のことをいきなり抱き寄せ、また一臣様の膝の上に座らせてしまった。

「あ、あの?!」


「ほら。このくらいがちょうどいい」

 後ろから両手で抱きしめてそう言うと、そのまま後頭部に頬ずりをしてきた。

 うわわ。まただ。ドキドキしちゃうんだけどなあ、これ。


「可愛いよなあ。お前」

 また言った!


 それからも、一臣様は私を抱きしめていて、なかなか離してくれなかった。


「屋敷に帰ったらまた、窮屈な思いをするんだ。どうせ車も別に乗らなきゃならないんだし。だから、今しかないもんな」

「何がですか?」

「弥生を思う存分に、抱きしめられる時間だよ」


 耳元で一臣様がそう囁いた。

 うっきゃあ!顔が火照りまくった。


「あ、あの、あの」

 思う存分って?

「今夜は、あと2人候補者が来るだろ?あ。俺、今日と明日くらい、ピアノの練習もしないとならないしな。いい加減少し弾いておかないと、本番失敗できないしなあ」


 一臣様は顔を少し私から離してそう言った。

「ピアノの練習、私、聞いてもいいですか?」

「駄目だ。本番まで聞くのは待ってろ」

「……」

 え~~~。ピアノの隣で、一臣様が弾いている姿を見ていたかったのに!


 ぷうっと膨れたつもりはないが、一臣様に、

「なんだよ。膨れるなよ」

と言われてしまった。


「いつか、お前だけのために弾いてやるから。な?」

 一臣様が顔を近づけ、耳元でそう囁いた。

 ドッキ―――ン!

 私だけのために!?きゃあ!それも、耳元で囁かれてしまった。


 うっわ~~~。クラッときた。今、押し倒されたら、抵抗できるか自信ない。


「弥生…」

 ドキン。一臣様が髪にキスをしてきた。それから、ギュッて私を抱きしめる腕に力を入れた。

 ドキドキドキドキ。


 駄目。やっぱり駄目。ここ、オフィスだし。でも、抵抗できる自信がなくなってる。

 ど、どうしよう。このまま、押し倒されたりしたら…。

 きゃ~~~~。ドクドクドクドク!


「一臣様」

 その時、インターホンから樋口さんの声が聞こえてきた。

「お屋敷からお電話が入っています」


 私は慌てて一臣様の膝の上からどいた。

「屋敷からだと?いったい誰からだ」

 一臣様はデスクまで歩いて行くと、インターホンで樋口さんにそう聞いた。

「麗子様です」

 樋口さんの言葉に、一臣様がげんなりした。


「なんだって、会社にまで電話してくるんだよっ」

 そうぶつくさ言いながら、一臣様は、

「つないでくれ」

とそう言って、デスクの椅子にどかっと座りデスクの電話に出た。


「もしもし。はい。一臣です」

 顔がものすご~~く嫌がっている。でも、声は冷静。いや、ほんのちょっとよそいきかな。


「今日ですか?いいえ。定時でないと帰れないですよ。まだ、仕事があるし。それから、今日は他にも候補者が来るので、夕飯は屋敷で食べます。そのあとは、ピアノの練習をしますので、外での食事は無理ですよ。麗子さん」

 一臣様は眉間にしわをよせながらも、声だけはソフトな感じで話している。


「は?ピアノの練習にですか?そうですね。…はい、いいですよ」

 え?何が?何がいいの?!


 一臣様は、電話を切ってから、

「あ~~~。面倒くせえな」

と思い切りぼやいた。


「ピアノの練習の時、麗子さん、どうされるんですか?」

「ああ。聞いていたいんだと。隣りで」

 え~~~~~!!!!それ、私がしたかったの。それ、私が叶えたかったの。それ、私が……。


 ショック。


 くら~~くなっていると、デスクの椅子に座っていた一臣様が私を手招きした。

「なんですか?」

 ちょっと、顔が膨れたかもしれない。今度は自覚がある。私には駄目だって言ったくせに、麗子さんには許可したんだ。


 ぐいっと一臣様は私を引き寄せ、また一臣様の膝の上に座らされた。

 ひゃあ!また?


「膨れるなよ。悪かったよ。でも、そうでも言わないと、また部屋に押しかけてくるかもしれないだろ?」

「麗子さんがですか?」

「ああ。いいのか?俺が麗子に襲われても」

「……。大広間でだって、麗子さんに襲われちゃうかもしれないじゃないですか」


 私は膨れたままそう答えた。

「大丈夫だ。麗子以外の候補者も呼ぶつもりだ」

「え?じゃあ、2人きりってわけじゃ」

「そりゃ当たり前だ。他の候補者が怒りだすからな、そんなことをしたら」


「じゃ、じゃあ、私も」

「お前は駄目だ」

「なんでですか?私も候補者の一人ですよね」

「練習段階では、お前は呼ばない」


 ぷうっ。

「あ、もっと膨れた。あはは。たこ焼きみたいだな」

 たこ焼き~~?大福の次はたこ焼き?なんだってそう、変なものばかりに例えるの?それに、なんだってまた、たこ焼きは知っているんだ?豚の角煮は知らないくせに。


「完璧なのをお前には聞いてもらいたいんだ。お前だって、琴がまだ下手くそな時は俺に聞かれたくないだろ?」

 え?

「それが理由?」

「ああ」


「でも、他の候補の人には聞かれちゃいますよ」

「いいさ。他のやつなんてどうでも」

 そ、そうなんだ。


「そういえば、お前、琴は?」

「今日、等々力さんがうちまで取りにいってくれてると思います」

「そうか。じゃあ、お前も琴の練習をしたらどうだ?」


「あ、そうか!はい。部屋でします。一臣様は聞かないでくださいね」

「なんでだ?」

「本番で聞かせますから。それまでに完璧にして」

「な?お前もそう思うんだろ?一緒だ」


 あ。そうか。そうなんだ。


 なんだか、そう言ってもらって、すっきりした。

 ギュ。一臣様がまた、私を後ろから抱きしめた。それから耳元で、

「機嫌直ったみたいだな」

と囁き、耳にチュッとキスをしてきた。


 うっきゃあ!!!耳、こそばゆい!

「あ、耳、感じるんだな、お前」

 一臣様にそう言われ、じたばたと私は一臣様から飛び跳ねて逃げた。


「なんだよ。逃げるなよ」

 きゃ~~~~~~~~~~。私は両耳を手で押さえ、ソファの裏にしゃがみ込んで隠れた。


「隠れても、見えてるし。っていうか、なんで隠れたんだ?意味不明だな」

 一臣様は呆れたようにそう言うと、そのあと、あはははと大笑いをしていた。


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