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ビバ!政略結婚  作者: よだ ちかこ
第3章 フィアンセのいろいろな顔
35/195

~その6~ 秘書課の豊洲さん

 会議が終わって、樋口さんと会議室を出た。すると、そこには会議室の片づけをするために、葛西さんが待っていた。

「上条さん」

「はい」


「お仕事の方で、一臣様のサポートをされるんですね」

「え?」

「今は秘書のお勉強をなさっているとか」

 いつの間に、そんな情報を?

「青山さんから聞きました」

 え?青山さんって、確か社長の秘書の。


 すると、どこからともなく、青山ゆかりさんが現れた。

「初めまして、社長の秘書をしている青山です。今後ともよろしくお願いします、弥生様」

 あ、私に挨拶?うわ。近くで見ても綺麗だし、スタイル抜群で色っぽい。

「は、はい。よろしくお願いします」

 私は緊張しながら、ぺこりとお辞儀をした。


 青山さんはにこりと微笑み、会議室から出てきた一臣様に何か話しかけ、そのあと、社長のもとに駆け寄った。

 社長は私をちらりと見た。私は慌ててぺこりとお辞儀をしたが、顔をあげるとすでに社長は背中を向け、廊下を青山さんと歩いて行ってしまっていた。


 なんだ。話しかけられるかとも思ったんだけどな。自意識過剰だったかな。

「弥生」

 一臣様が声をかけてきた。するとその横に、葛西さんがなぜかぴたりと寄り添った。

 なんでかなあ。ちょっと嫌だなあ。


「会議のメモは取ったか?」

「あ、すみません。一言一句聞き逃さないように、メモを取らずに聞いていたので取っていません」

「そうか。それで、聞いていてどうだった?」


「えっと。あの、ここではちょっと」

 周りに重役の人がいて、私が話しづらそうにしていると、

「ああ、じゃあ夜だ。夜に話を聞く。お前はいったん、秘書課に戻れ。あとのことは葛西、頼んだぞ。こいつの面倒をちゃんと見てくれよな」

と一臣様はそう言って、樋口さんと廊下を歩いて行ってしまった。


 ポツン。私は葛西さんと取り残された。

「秘書の仕事を教えますので、一気に覚えてください」

 葛西さんは、また敬語に戻っている。15階に行った時には、怖い顔で話しかけて来たのに、今は顔も冷静だ。


 葛西さんのあとを歩きながら、秘書課に戻った。それから、葛西さんは私のデスクに、ドンとファイルを何冊も置き、

「こちらを読んでください。わからないことがあれば、わたくしか大塚に聞いてください」

とそう言って、自分のデスクに戻ってしまった。


 うそ。それだけ?

 ファイル、数えたら7冊あった。これを全部見ろっていうことだよね。


 椅子に腰かけ、私は一つずつファイルを開いてみた。時計を見ると、もうすぐ5時だ。こんな時間に、こんな大量のファイルを渡されてしまったのか。

 これ、全部見終えないと、帰れないのかな。だとしたら、一臣様が夜って言っていたけど、一臣様には会うことができないってことかな。


 いけない。今は、こっちのファイルに集中。早くに秘書の仕事を覚えないといけないんだった。でも、さっきの会議でものすごく集中していたから、脳みそが疲れてしまっている。半分も文章が入ってこない。


「15階に行かれていたんですか」

 いきなり、隣の人が聞いてきた。江古田さんだったっけ?

「はい」

「なんでまた、新人のあなたが、15階に?私は一度も行ったことがないと言うのに」

 

 そんなことを言われても、困ってしまう。

「江古田さん、私語は謹んで。仕事の邪魔はなさらないように」

 すぐに、葛西さんが注意をしてきた。

「はい」


 江古田さんは、すぐにパソコンのほうに目をやり、仕事に戻ったようだ。

 なんだ。葛西さんは、誰にでも厳しいのかもな。


 それからは、ファイルを見るのに集中した。

「お先に失礼します」

 次々に秘書課の人たちは帰って行き、逆に外回りをしていた男性社員が帰ってきた。


「あれ?君誰?」

 私がファイルを必死に見ていると、横から声をかけてきた人がいた。

「え?」

 顔をあげると見かけない若い男性社員。


「ああ、今日から秘書課に移動になった、上条さんだよ。ほら、庶務課にいた」

 そう湯島さんがその人に私を紹介した。

「ああ!庶務課の変な人!え?その人がなんでまた、秘書課に!?」


 変な人って言った?今。

「人事異動。庶務課から秘書課に移動なんて、異例中の異例。なんかあるんでしょ?ねえ?上条さん」

 大塚さんがそう口を挟んできた。そして、若い男性社員に向かって、可愛い笑顔で、

「豊洲さん、もう帰ります?一緒に帰りませんか?」

とそう聞いた。


「ああ、まだ仕事があるんですよ。すみません。お疲れ様でした」

「……お疲れ様です。豊洲さんはお仕事熱心ですね」

 また、可愛らしく大塚さんは微笑み、そして秘書課を出て行った。


「怖いなあ、彼女」

 豊洲さんが突然そう言った。

「女は化けるって言うけど、俺がいない時、彼女態度変わっているんだろうなあ」


 豊洲さんがそう話を続けると、それを聞いていた湯島さんが、

「変わってるよ。でも、それでもまだ、何百も、猫をかぶっていると思うけどね」

と、小声で言って、

「さ、僕は仕事終わっているから、もうこれで失礼するよ。お先」

と部屋を出て行った。


 秘書課には、私、江古田さん、豊洲さん、そして葛西さんだけが残った。

 し~ん。みんな、仕事に熱中しているから、とても静かだ。そんな中、葛西さんのデスクのインターホンが鳴った。


「葛西?いるのか」

 うわ!一臣様の声だ。声だけでわかっちゃう。当たり前か。今、胸が高鳴っちゃったよ。

「はい。何か御用ですか?」

 すぐに葛西さんが返答した。


「言い忘れていたが、I物産との会食は、相手側の都合で来週になったからな。お前ももう帰っていいぞ」

「はい、かしこまりました。一回、15階に顔は出さなくてもよろしいですか?」

「ああ。特に用事はない。まだ他の奴は残っているのか?」


「はい。数人…」

「そうか。樋口もいるし、たまには早くに帰っていいぞ」

「はい。ありがとうございます。お疲れ様でした」

 そう言うと、なぜか小さな溜息を葛西さんはすると、デスクの上を片づけだした。


「わたくしは先に帰らせていただきます。あなたたちもキリのいいところで終わらせてください」

「はい」

 私以外の人が、返事をした。私はどこがキリのいいところかわからず、それを聞こうとしたが、目が合ったというのに、葛西さんに思い切り無視をされてしまった。


「お先に」

 葛西さんは、そう言うと、さっさと部屋を出て行った。


「今日は、ふられたな、彼女」

 豊洲さんが小声でそう呟いた。すると、それを聞いていた江古田さんが、

「やめなさいよ、豊洲さん。すぐにそうやって、勘ぐるけど、一臣様と葛西さんはそんな関係ではないと思うわ」

ときつい口調で言った。


 え?一臣様と葛西さん?


「どうだか。I物産との会食だって、なんだって葛西さんが行く必要があるんだ?あれは、帰りに2人でとこかに行くか、それかもともと、I物産との会食なんてなかったかのどっちかじゃないのか?」

「豊洲さん!ここに何にも知らない新人さんがいるのよ。変なこと言って本気にしたらどうするの?もうやめたら?」


 う…。そうだよ。変なこと言わないでよ。けっこう、気になるっていうか、そういうのを聞くと今、落ち込んじゃうんだから。


「名前、なんだっけ?上条さんだっけ?」

「はい」

「俺は豊洲浩介。25歳。一臣氏とは同じ学年だ。で、江古田さんとは同期になる」

「そうなんですか」


「…上条何さん?」

「弥生です」

「へえ。可愛い名前だね」

 もしかして、けっこうな遊び人?そういえば、着ているスーツも、なんだかオシャレというか、格好つけてるっていうか。


「それ、何?さっきから見ているファイル」

「え?これは、葛西さんに目を通すようにと言われたもので」

「ああ。秘書の心得みたいな?そんなもん、真面目に読んでるの?俺も秘書課に入って来た時に、目を通せとは言われたけど、見たことないよ」


 え?そうなの?みんな、読んでいるものではないの?

「私はちゃんと見ましたよ」

 江古田さんはそう言った。ああ、さすがだ。この人だけは、他の秘書の人とは違う感じがする。着ているスーツも、髪型も、化粧も。


 他の人たち、なんか派手だもん。きらびやかにしているし、スーツまで華やかで。葛西さんは違っているけど。


「弥生ちゃんの歓迎会開かない?それを決めに、今日どっか、飲みに行かない?」

「は?」

 なんで、そうなる?


「仕事あるんですよね?豊洲さん」

 江古田さんがそう言うと、豊洲さんはようやくパソコンを見た。

「あ~~~あ。面倒くさいよなあ。秘書課。俺、秘書課になんで配属になったのかな。本当は営業とか、企画開発とか、そういう部署に行きたかったよ」


「文句言わないの。秘書なんてなかなかなれないのよ」

 江古田さんがまた、きつい口調で言った。そうか。同期だから、こんなにバンバン言い合っているのか。

「江古田は、秘書課希望だったんだっけ?でも、最初は海外事業部に配属されたよな?」

「ええ。1年だけ。そのあと、秘書課に移って来たけど」


「不思議な経路だね。あ、弥生ちゃんもか。庶務課から秘書課は、相当な出世だよ。いったい、どうやって秘書課に来たわけ?色目?一臣氏に気にいられた?」

「……いいえ」

 なんか、この人、嫌かも。無視してファイルに集中しよう。


「さて。私は終わったわ。それじゃ、お先に」

 江古田さんはそう言うと、さっさとパソコンを閉じて部屋を出て行ってしまった。

 あ、あれ?いきなり仕事おしまい?っていうか、まずい。このナンパな人と二人きりだ。


 どうしよう。このファイルっていつまでに見たらいいの?今日はもう終わりにしていい?でも、残っていたほうがいい?

 それより、夜にまたって、一臣様言っていたけど、それはどうなの?


「弥生ちゃん。夜食でも食べない?」

「いえ。お腹空いていませんから」

 グ~~~~。


 ああ!なんてタイミングでお腹が鳴るんだ!!いつもながら、絶妙すぎるでしょ。少しは考えて鳴ってよ。

「お腹減ってるじゃん。なんか、食べに行かない?それから仕事したらいいじゃん。ね?」

「いえ。もう少し、していきますから。お一人でどうぞ」


「冷たいなあ。弥生ちゃんって、上条グループのご令嬢の弥生ちゃんでしょ?」

「え?」

「俺、大学一緒だったんだけど。知らない?覚えていないかな」

「ええ?!」


「一臣の先輩。会社では一応、緒方さんとかって呼んでいるけどさ、大学ではあっちのほうが、後輩だったんだよね」

「……え。それで、あの。なんで私のこと知っているんですか?」

「……。まあ、いろいろと?」

 いろいろとって?


 とその時、

「開けるぞ」

 いきなり、秘書課のドアを開け、一臣様が入ってきた。

「なんだ。まだ残っていたんだ」

 私に言ってるんじゃないよね?豊洲さんのほうを見ているし。


「邪魔だった?俺」

「いや。ちょうどいい。樋口から、浩介がいいんじゃないかって提案があったところだった」

「何?俺が何?」

「浩介さあ、秘書課の仕事しながら、他の仕事もしない?」


「ダブルワーク?なんだってまた、俺が」

「ダブルワークじゃなくて…。いずれは、秘書課をやめて、こっちに本腰を入れてほしいって思っているんだけどな」

「何?秘書より面白い?」


「多分」

「へえ。一応聞いてから、返事していいか?」

「ああ」

 なんか、仲のいい友達って雰囲気だな。大学の先輩っていうだけあって、この豊洲さんは一臣様に対して、まったく媚びることもないし、同等な感じで話している。


 あ、それに、年は一緒なんだもんね。一臣様は留学していて、1年大学遅れて入ったし。

「こいつ、弥生だってもう知ってるか?」

「知ってるよ。名前教えてもらってすぐにぴんと来た。で、一臣と婚約したから、秘書課に移動になったわけ?」


「ああ、そうだ。秘書の仕事を覚えてもらっている」

「それ、秘密にしないとならないこと?」

「秘書課で知っているのは、樋口と葛西だけだ」

「葛西さん、知ってんの?へえ」


「……」

 一臣様は一瞬、ぎろっと豊洲さんを睨んでから、

「弥生は秘書の仕事より、俺の仕事の補佐を将来はしてもらうつもりだ」

と話を続けた。

「補佐?」


「ああ。こいつ、なんかすげえんだ」

「へえ。すげえって、何が?」

「…うまく言えない。でも、今日の会議で集まった常務やら専務より、ずっと使える」

 使えるって…。褒めてもらっているのかなあ。


「ふうん。そうなんだ」

 豊洲さん、なんだか面白がってる?

「それで、浩介。お前も弥生のアドバイザーっていうか、補佐になってくんない?」

「俺が、弥生ちゃんの補佐?」


「そうだ。……お前、弥生を名前で呼んでいるのか?」

「いいだろ?友達のフィアンセなんだからさ」

「いつ、俺とお前が友達になった。上司と部下だろうが」

「今は違うだろ?友達としての頼みじゃないの?」


「上司としての、相談だ」

「ふ~~~ん。ま、いいよ。よくわかんないけど、秘書の仕事、面白くないし、そっちのほうが楽しそうだもんな。弥生ちゃんとも仲良くなれるし」

「物好きだな、お前。だいたい、お前にもフィアンセいるだろ?」

 今、物好きって言った?よね…。ちょっとショック。


「あ~~~~~。フィアンセっていうか、腐れ縁っていうか」

「フィアンセの方がいらっしゃるんですか?」

 良かった~~。それなら、私、そんなに構えることないよね?


「大学時代からの付き合いの子だよな?俺らと違って、親同志が決めたわけじゃない。本人同士が決めた婚約者だ。だよな?」

「そうだよ」

「そろそろ結婚しないのか?」


「まだ、結婚資金も溜まってないよ。親に出させようとしたら、自分で稼げって言われたからな」

「大変だな。お前もいろいろと。お前の親変わっているしな」

「?」


 私がきょとんとしていると、

「こいつは、緒方自動車の社長の息子だよ。と言っても3男で、緒方自動車の社長を引き継ぐわけでもないし、勝手に自分で職に就けと、親から見放されている息子なんだ」

と一臣様が説明してくれた。


「おい。一臣。そう言うと、語弊があるだろ。見放されているわけじゃない。自分の力を試せって言われたんだ」

「そうだったな。で、結局自分の力だけじゃ就職できず、俺や親父に泣きついて、緒方商事に入ってきたんだよな」


「……まあ、そう言われたら、そうなんだが」

 なんだ。そうだったんだ。あ、じゃあ、緒方財閥の一族の人なんだな。一臣様とも大学だけじゃなく、もっと交流があったのかもしれない。


「でも、親父はお前のこと気に入ってる。仕事もできるやつだって、そう信頼もしている。だから、緒方商事に入れたんだ。それも、秘書課に。いずれは俺の片腕にって思っているのかもしれないしな」

「俺を?」

「親父は信頼できるやつしか、俺の身近には置かない。まあ、秘書課には信頼できるか怪しい奴もいるが、お前は親父が秘書課に入れた人間だから、信頼されているってことだ」


「初耳だな」

「その片腕になるお前だったら、俺も信頼できるからな。やってくれるよな?」

「いいよ。弥生ちゃんのそばにいられるんだろ?楽しそうじゃん」

「だから!弥生のって言うよりは、俺の補佐だ。変に弥生に近づいたりちょっかいだしたら、奥さんに言いつけるからな。お前の奥さん、怖いんだろ?」


「奥さんじゃないよ、まだ」

「でも、言いつける。名前なんだっけ?なんか、花みたいな名前」

「桔梗だ」

「ああ、そうそう。難しい名前だよな。なかなか覚えられない」


「簡単だろ?」

「桔梗さんっていうんですか。素敵なお名前ですね」

「だろ?なのにこいつは、全然覚えないんだ。いっつも聞いてくる」

「女の名前を覚えるのは苦手なんだよ」


「じゃあ、弥生ちゃんの名前は?」

「…弥生は覚えやすいだろ?暦と同じだし、簡単だ」

「……でもお前、付き合ってた女いっぱいいたけど、ほとんど覚えていないだろ?それにいつも、名字で呼んでいたよな?名前でなくって」


「だから、覚えるのが苦手だって言ってるだろ?」

 うそ。付き合ってた女の人を苗字で?あ、そういえば、祐さんが、私の名前を一臣様が呼んでて、珍しいって言っていたっけ。


「秘書課の女性の名前は?わかってるのか?」

「ああ。苗字はな」

「下の名前だよ。大塚は?」

「…さあ?聞いたこともないし、わからないな」


「大塚は、真歩だろ?大塚真歩。たまに酔うと自分のこと、真歩ちゃんって呼んでるかなり危ない奴だよ」

「へえ。全く知らないな。一緒に飲んだこともないし、興味もない」

 そ、そうなんだ。一臣様、大塚さんには興味ないんだ。ちょっとだけ、ホっとした。


「葛西さんは?」

「葛西?ん~~~~。前に聞いたことはあるが、忘れたな」

「葛西尚美だろ?一臣、付き合っていたんだから、そのくらい覚えておけよ」


「え?」

 今、なんて?

 葛西さんと、一臣様が付き合っていた?


「おい。勝手なことを言うな」

 私の顔を見てから、一臣様が睨むような目で豊洲さんを見た。

「あ、悪い。ごめん、弥生ちゃん。聞かなかったことにしてくれ、な?」

 豊洲さんの必死な弁解が、逆に私を落ち込ませた。


 一臣様は無言になり、そのあと、

「仕事終わらせろ。夕飯食いに行くぞ」

と、私にかなり冷たくそう言った。


「はい」

 返事をしたつもりだったが、声にならなかった。ああ、頭の上にまた、岩が。

 ドスンドスンドスン。

 一臣様の本命は、もしかすると上野さんじゃなくって、葛西さんなの?



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