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ビバ!政略結婚  作者: よだ ちかこ
第12章 気弱な私
176/195

~その10~ 忍者部隊と侍部隊

 地下2階でエレベーターが止まった。ドアが開き、樋口さんが先頭に立って歩き出した。

 なんだか、緊張してドキドキしてきた。


 殺風景な灰色がかった壁と廊下。カツンカツンと、足音が響いた。頑丈そうな鉄でできた壁と同じ色の灰色のドアが何個か並び、そのひとつ前で樋口さんが止まった。そして、IDカードをかざしただけでなく、暗証番号も打ちこんだ。


 ガチャリ。重たいドアの鍵が開く音が聞こえ、樋口さんは重たそうにドアを開いた。

「どうぞ」

 私と一臣さんを先に通し、樋口さんは注意深くドアを閉めた。


 中は、広かった。だだっぴろい部屋にデスクが置かれ、パソコンで打ちこんでいる人が数名。あとは、大きめのテーブルに椅子が何個も並び、そこに腰かけて話をしている人が数人いた。


 その人たちみんなが、やけに体がでかくて、顔が怖い。まさに「猛者」って言葉が似合うような人たちだ。

 樋口さんが怖い顔のまま、みんなに近づくと、一斉にみんなは、私たちを見た。うわ。どの人も目つきが怖い!


「辰巳さんはまだ来ていないですよ」

 その中で、一番大きくて猛者苦しい人が一臣さんに言ってきた。

「わかってる。上で会った。先に弥生を案内したくて来たんだ」

 一臣さんは私の背中に腕を回し、みんなのところに私を連れて行った。


「は、は、はじめまして。上条弥生です」

 ぺこりとお辞儀をした。私、すごく緊張しているかも。なんか、変な汗出てきちゃった。

「弥生様、そんなに緊張なさらないでも大丈夫ですよ」

 樋口さんがそう言ってくれたけれど、いつもの優しい口調ではない。


「あ、はい」

 私はすぐに顔を上げた。すると、いつの間にか私のすぐ横に、日陰さんが来ていた。

「あ、日陰さん」

「奥に案内しますよ」


 日陰さんの後ろを一臣さんと一緒について行った。部屋の奥にガラス戸で仕切られた部屋があり、そこには数人、日陰さんのように線が細く、影が薄そうな人たちが、テーブルを囲み座っていた。


「こっちの部屋は、忍者部隊の部屋だ」

「は?!忍者部隊?」

 一臣さんの説明に、思わずびっくりして聞き返した。

「はい。忍者部隊の隊長が、彼です」


 部屋の中に入ると、一人の背の高い人がすっと椅子から立ち上がり、私の前に進み出てきた。体の線は細いけれど筋肉質で、黒のスーツに身を包み、どこか影のある雰囲気を漂わせている。

「隊長の押上です」

「上条弥生です」

 ぺっこりと私はお辞儀をした。


「弥生様は、八広と四ツ木が守っています」

「八広と四ツ木?」

「日陰と伊賀野だ」

「え?」


 一臣さんがそう言ったので、私はくるっと振り返り、私の後ろに立っている日陰さんを見た。

「八広は私の名前です。日陰は仮の名前ですので」

「そうなんですか」

「わたしたち忍者部隊は、闇の組織以外では本当の名を明かしませんからね」


 隊長が一切顔の表情を変えず、そう言うと、

「臼井課長も、細川女史も本当の名前は違うんだよ」

と一臣さんが、私の背中に腕を回したまま教えてくれた。

「そうなんですか?!では、誰が臼井課長や細川さんの名前を付けたんですか?」


「私です」

 隊長が、これまた無表情にそう答えた。私は心の中で、ネーミングセンスないって思ったけれど、口にはしなかった。だって、あまりにも見た目すぎる名前だ。髪が薄いから臼井。細いから細川。影が薄いから日陰。きっと伊賀野さんは、伊賀忍者の出なんだろう。


「臼井課長は牛田さん、細川女史は堀切さん。それが本当の名前だ」

 一臣さんがまた、私にそう教えてくれた。

「でも、会社では、今まで通りの名前で呼べよ、弥生」


「はい。っていうことは、あの二人も忍者部隊?!」

「まあ、一応な。臼井課長はそう見えないだろうけどな」

 見えなさすぎる。存在感ありありだし。


「向こうの猛者…、いえ。あの方たちは、忍者部隊とは別なんですか?」

 私は押上隊長に聞いてみた。

「ああ。あっちの隊長は辰巳氏だ。もと侍が集まっている」

「もと侍?!」


「侍の末裔だよ、弥生。明治になって、武士が必要とされなくなり、商人が力をつけていた頃、侍を用心棒として雇っていた商人がいたんだよ」

「お侍さんを?」

「ああ。緒方商事は江戸時代から始まった。最初は小さな卸問屋だったが、明治になってから、でかくなったんだ。その頃から、侍を雇いだした」


「へえ、そうなんですか」

「忍者もその頃からだよな?押上隊長」

「そうですね。忍者の仕事もなくなりましたからね」

「緒方商事…いや、その頃の名前は緒方商店だな。緒方商店はいち早く、忍者や侍を雇い入れ、用心棒にしたり、裏で仕事をしてもらったりしたってわけだ」


「裏の仕事って?」

 闇の仕事とか?なんか、危ない仕事なの?

「闇組織みたいなのがあって、そこから店を守ったり。ライバル社から守ったり」

「じゃあ、変な仕事をしていたわけじゃないんですね?」


「やばい仕事ってことか?殺しとか?脅しとか?」

「そこまで言っていませんけど。ただ、えっと、なんかやばいものを取引しちゃうとか」

「そういうやばいものを売ってこようとする連中や、脅して来たりする連中から守っていたんだよ。ここだけの話、緒方財閥は警察とも繋がっているし、弁護士や検察官とも繋がっているんだ」


「え?す、すごいですね」

「ああ。今までもやばい闇組織の情報を警察に流したり、逆に情報を仕入れたりしていた。で、今は、Aコーポレーションが、標的ってわけだ」

「じゃあ、警察も動いているってことですか?」


「裏でな?」

「裏?」

「表沙汰にはまだしていない。相手も用心深い連中みたいだしな」

「そうなんですね」


 すごい組織が緒方財閥にはあるんだな。幕末の頃から侍や忍者を雇い、末裔の人たちがいまだに、緒方財閥の裏組織で働いているってことなんだ。


「ここにいる連中は、裏組織の一部だけだ」

「え?他にも大勢いるってことですか?」

「ああ。親父やおふくろのガードをしているものもいる。緒方商事以外の社長をガードしている連中もいるし、海外で働いているやつらもいるからな。かなりでかい組織なんだよ」


「す、すごいんですね」

「俺も人数までは把握していない。取り仕切っているのは辰巳さんと押上さんだからな。その二人と親父が組んで、裏組織を形成している」

「………そ、そうなんですか」


 言葉が出て来やしない。やっぱり、緒方財閥ってすごい。


 ガチャリ。重たい扉が開き、怖い顔をした辰巳さんが入ってきた。すると、そこにいたみんなが、

「お疲れ様です」

と辰巳さんに向かって挨拶をした。


「ああ。これから一臣氏と打ち合わせがあるんだ。奥の部屋にいるからな」

 辰巳さんはドスの聞いた声でそう言うと、私たちのほうに来た。

「奥の部屋に行きましょう」

と、忍者部隊の部屋とは逆の方向に歩いていき、一つのドアを開け、中に私たちを通した。


 一臣さんは始終私の背中に腕を回していた。そのおかげで、なんとか安心が出来た。一臣さんが言っていた通り、ここにいる人たちみんな顔が怖いし、猛者苦しいし、一臣さんがいてくれなかったら、かなりびびっていたかもしれない。


 樋口さんも最後に部屋に入り、ドアを閉めた。その部屋は窓もなく、真っ黒の応接セットがあるだけで、ちょっと息苦しい感じの部屋だった。


「まあ、座ってください」

 辰巳さんの声で、私たちはソファに腰かけた。樋口さんだけは、ドアの前に立っていた。


「ここでしたら、誰にも聞かれる心配はないですからね。では、こちらで調べたことをお話ししますよ」

 辰巳さんは、手にしていた封筒から何枚かの書類や、写真などを取り出した。

「買い取られていた工場、やはりAコーポレーションが関与していましたよ。それから、いきなり辞めてしまった社員、名前は菊名さんでしたか。やっと消息が掴め、話が聞けました」


「え?菊名さん、会社辞めたんですか?」

「ああ。機械金属部に戻した途端、辞めちまったんだ。それも退職届を出して自主的にだ」

「それって、まさかプロジェクトを外したから?」

「いいえ。工場乗っ取りと関係があるようですよ」


 辰巳さんが渋い声でそう言った。

「じゃあ、まさか、菊名さんがスパイ?」

「そこまで、単純にはできていないさ」

「え?どういうことですか?」


「菊名は踊らされていただけだ」

「踊らされているって?」

「スパイは他にいる。菊名に汚名を着せて、のほほんと今も社内にいる」

「汚名?」


「菊名が視察に行った工場が乗っ取られた。そのあとすぐに菊名は会社を辞めたとなれば、誰だって菊名がスパイだって思うだろ?」

「そうですよね」

「辰巳さん。菊名はどこにいた?」


「Aコーポレーションの下請け会社ですよ。だから、なかなか見つけ出せなかった。菊名の両親ですら、菊名が引っ越した先を知らなかったようです。だが、私たちの情報網はAコーポレーションの上を行きますからね」

 辰巳さんは、口元に笑みを浮かべそう言った。笑みを浮かべるとさらに怖い顔だった。


「菊名をうまく使っていたのは、やはり…」

 一臣さんがそこまで言うと、言葉を濁した。

「はい。一臣様が疑った人物です。Aコーポレーションと繋がっていました」

「そうか。それと、もう一人怪しい人物がいるんだ」


「もう一人ですか?」

「ああ。まだ俺も確証は得ていないんだが、樋口と堀切さんが、怪しいと睨んでいる人物だ。確証を得たら報告する」

「はい。それから、身近にいるスパイ、何か怪しい動きを見せましたか?」


「身近って、そんなに一臣さんの身近にいるんですか?」

「…。役員クラスしか知らないような情報が、流出したんだ」

「え?」

「ハッキングされたのかとも思ったんだがな。それはないらしいし」


「我が社のセキュリテイは高いですからね。そうそう外部からハッカーされませんよ」

「外部から侵入できないとすれば、内部からだろ?」

「…内部って。まさか、役員に…?」

「それはない。もうろく爺ばかりだからな」


 ひどいなあ、いつも役員さんたちを爺って。

「私もそれはないと思いますよ。彼らは、緒方商事に忠実ですしね」

「やっぱり、怪しいのは秘書課だよな、辰巳さん」

「そのようですね」


「秘書!?秘書の中にスパイが?!」

 でも、矢部さんは違うって言っていたよね、一臣さん。

「という可能性もある。今、調べている最中だ」


「目星はついているんですか?一臣様」

「まあな」

 一臣さんは、辰巳さんの質問に静かに答えた。


「プロジェクトチームはどうですか?あの菊名と一緒に視察に行った彼は?」

「綱島か?それもないだろう。もし、スパイだとしたら、あいつも視察に行った工場を乗っ取られたんじゃ、一番に疑われるだろうし」


「じゃあ、もしかして、一番疑われなさそうな人が怪しいってことですか?」

 私はそう一臣さんに聞いてみた。

「そうだな。それでいて、裏で人を操れそうな人物だ」

「………」

 裏で人を操れそうな?


「秘書課は最近、新人を入れたんですよね」

 さっきから、辰巳さんはずうっと同じ表情だ。怖くて、声は低くて、どうも私はこの人苦手かも。

「ああ。町田、矢部、鴨居だ」

「どうですか?町田は」


「一番怪しくないと言えば、怪しくないな」

「矢部は牛田さんが、推していた人物と聞いていますが」

「矢部は信用できる」

「っていうことは、もう一人残った鴨居は?」


「一番怪しい人物だ」

「え?」

 鴨居さんが?


「だが、菊名のように怪しすぎるから、スパイとは思えないんだよな」

 一臣さんがそう言って、何やらポケットから取り出し、テーブルに置いた。USBメモリーだ。

「弥生、今までよくあの、鴨居のミスだらけのデータを直していたよな」

「え?」


「大変だっただろ。毎回毎回、ミスだらけだ」

「わざと、間違えていたということはないですか?無能に見せかけていたとか」

 辰巳さんが、眉間に皺を寄せ一臣さんに聞いた。

「それも考えたんだけどな。ただ、一回あいつはデータを全部消しちまったという、とんでもないミスをしたんだ」

 あ、そういえば、そんなことがあった。まさか、それってわざと消したとか?


「そのデータは、役員会議で使うものだった。外部に漏れたらやばいような、極秘の資料だ。それをあいつが消してくれたおかげで、漏れずに済んでいるからな」

「どういうことですか?一臣さん」


「順序立てて説明するとだな、弥生。外部に漏れていた情報ってのは、鴨居が入力したデータのものばかりだったんだ」

「え?!」

「役員会議で使う資料、あれが一番漏れたらやばかったんだが、それは鴨居がデータを消してくれたおかげで漏れずに済んだ」


「漏れていたって、どうやって外部に…」

「一番考えられるのは、社内の誰かが鴨居のIDやパスワードを使って、鴨居の打ったデータを盗み出していたってことだな」

「それができる人物って?」


「簡単なことだろ。社員のIDは入社当時から変わらないから、簡単に誰でも入手できる。パスワードは本人しかわからないとはいえ、鴨居のやつが前から同じようなパスワード使っていたら、前の部署にいた連中なら知っているかもしれない」

「鴨居さんって、どこの部署でしたっけ」


「燃料部だ」

「じゃあ、燃料部の人が怪しいってことですか?」

「今、その辺を探っている」

「……で、でも、このままだと鴨居さんが入力したデータがすべて、外部に漏れちゃうんじゃ」


「だから、偽のファイルを鴨居に渡し、データ入力させている」

「え?」

「このUSBメモリーに、そのデータが入っている。今、どのパソコンから鴨居のIDとパスワードを使って侵入しているのか、それも探っている」


「…そうだったんですか」

 だから、一臣さん直々にファイルを渡し、鴨居さんが入力したものを、一臣さん直々にコピーしていたんだ。

「鴨居も踊らされているんだろ。弥生も不思議に思わなかったか?あんなにパソコンができないやつが、なんだって秘書課にやってきたのかって」


「でも、面接をしたのは、一臣さんや樋口さんですよね」

「あ、思い出した。鴨居の書類に変なことが書いてあったよな。俺の好みだとかって」

「そういえば…」

「樋口、あの書類、誰が作成したものかすぐに調べてくれ」

「はい」


 樋口さんはすぐに部屋を出て行った。

「あの面接に来た連中、牛田さんが推していた矢部以外、まともなやつがいなかった。もっと優秀な人間がいるだろうに、使えないやつらばかりをよこしてきたってこと自体、おかしな話だよな。あの時、気づいていたらよかったな」


「え?」

「ということは、裏で操作されていたということですか?」

 顔をずいっと一臣さんに近づけ、辰巳さんが聞いてきた。

「わざと鴨居を選ぶように仕向けたのかもな。まんまとしてやられたわけか」


「その人選をしたのは、どこの誰です?」

「総務部だ。それまで、人事部が秘書課に配属する人間を、役員好みの女性にしていたからな。人事部には介入させず、総務部で決めたんだ」

「総務部ですか」


「……ここは牛田さんにまた、探らせよう。伊賀野…いや、四ツ木にも一肌脱いでもらうか」

「四ツ木さんって、伊賀野さん」

「ああ。あいつは優秀な忍者だからな」

 う~~ん。今の時代に優秀な忍者って言われても、なんかピンとこない。


「では、鴨居はまだ、泳がせておくんですね?一臣様」

「ああ。まだ泳がせておく。スパイを油断させておかないとな」

 一臣さんはそう言ってから、私の腰に回していた手に力を入れた。

「弥生、鴨居に対する俺の態度は、全部演技だからな。本気にして落ち込んだりするなよな」


「え?!」

「今までのも演技だ。鴨居やスパイを安心させるためのな。俺がまるで、鴨居を信用しているように見せかける演技だったんだ」

 うそ。


「じゃあ、ほっぺぐにってすると、アヒルに似ているとか、そういうのも?」

「そうだ」

「鴨居さんにだけ、優しかったのもですか?」

「まあ、最初はお前に言われたからだけどな。お前、とっちめるなって言っただろ?」


「はい、言いましたけど」

「ほう~。社長がおっしゃっていたのは、本当なんですねえ」

 いきなり辰巳さんが、目を丸くして私たちの話に入り込んできた。


「なんだ?親父が何を言っていたんだ?」

「一臣様が、弥生様を大事にされているんだと」

「……それが、どうした?」

「いえ。前は確か、思い切り婚約することを嫌がっていたのに…と思いまして」


「うるさいぞ、辰巳。そんなことはどうでもいい。報告は以上だ。そうだ。上条不動産にAコーポレーションが近づいてきたってのは、どうした?目黒専務から報告を受けたんだろ?」

「はい。早速、上条不動産に侍部隊から援助と、忍者部隊から、社長のガードを送り込みました」

「そうか」


 侍部隊、忍者部隊って、今は何時代?って思っちゃうような会話だ。

「危ない連中だって聞くからな。十分気を付けてくれ」

「はっ」

 辰巳さんは最後、総おじ様に見せたような、従順な態度で一臣さんに返事をした。


 それにしても、びっくりするようなことが、起きていたんだな。

「弥生」

「はい?」

「お前は何もしないでいいからな。変に首を突っ込もうとするな」


「…はい」

 首を突っ込むも何も、何をしていいかすらわからない。

「私たちにお任せください。弥生様」

 辰巳さんも私にそう言った。その表情は真剣そのものだった。


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