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ビバ!政略結婚  作者: よだ ちかこ
第10章 甘いフィアンセ
138/195

~その7~ わくわくドキドキ

 午後の仕事も秘書課での事務仕事。気持ちが弾んじゃって、仕事もはかどってしまった。あっという間に終わってしまい、

「細川さん、仕事他にありますか?」

と意気込みながら聞くと、細川女史に驚かれた。


「え、もう終わったの?」

「はいっ!」

「張り切っているのね、上条さん」

「はいっ!!」


「くす。矢部さん。さっき頼んだエクセルの表は、もう手を付けている?」

「あ、まだです。午前中に頼まれたデータ入力が、まだ終わっていないので。でも、もうすぐ終わります」

「そう。じゃあ、鴨居さんに頼んだデータ入力のチェック、上条さんに頼もうかな」

「はい」


 私はファイルを開き、チェックを始めた。すると、何か所か数字が間違っているところがあった。危ない、危ない。このまま印字されていたら、一臣さんが見て怒っちゃうところだ。これ、今度の役員会議で使うデータだよね。


 見直しが終わり、

「終わりました」

と細川女史に言うと、また目を丸くして、

「え?もう?じゃあ、矢部さんのデータ入力が終わったようだから、そっちのチェックもお願いできる?」

と指示を出された。


「はいっ」

 ファイルを開き、またチェックを始めた。すると、矢部さんのは完璧。どこも直す箇所はなかった。さすがだ。

 

「あ!」

 鴨居さんが悲痛な声を上げた。

「鴨居さん、またデータ消しちゃったんじゃないでしょうね」

 細川女史がそう聞くと、

「違います。ただ、打ち間違えて、すみません。すぐに直します」

と鴨居さんはてきぱきと答えた。


 う~~ん。返事はとってもテキパキしているんだけど、やっぱりパソコンが苦手なんだろうなあ。必死にパソコンの画面を睨みながら、もたもたと指を動かしている。

 大丈夫かなあ。けっこう秘書の仕事、事務仕事も多いんだけど。


「す、すみません。今、変なところを押したみたいで、変な画面出てきちゃって」

「上条さん、ちょっと見てあげてくれる?」

「はい」

 私は鴨居さんの後ろに立ち、画面を見てみた。そして、

「すみません。マウス借ります」

と言って、操作し始めた。


 すると、

「あれ?」

と鴨居さんが私のほうをちらっと見て、くん…と匂いを嗅いでいる。


「ど、どうかしましたか?」

 昼に食べたお弁当の匂いかな?私、なんか服に落っことしたとかかなあ。なんて思いつつ、着ているスーツを見てみた。昼はまた豪華なお弁当だった。そのソースの匂いでもしちゃったかな?


 今日はベージュのスーツを着てきたんだけど、特にソースのシミはどこにもついていない。

「一臣様と同じコロンをつけているんですか?」

 ギクッ!そっちの匂いか!


「あ。いいえ。でも、あれかな?15階の一臣さんの部屋にいたから、服にコロンの香りがついちゃったのかも」

 ものすごく苦しい言い訳かな。多分、一臣さんに抱き着かれて香りが移ったんだと思うんだけど。

「そうなんですね。一臣様の部屋がコロンの香りで充満しているんでしょうか」

「充満っていうわけでも。でも、部屋に入るといつもの一臣さんの香りがします」


 そう言うと、なぜか鴨居さんはうらめしそうな顔をして私を見た。

 はて。なんでかな。

「上条さんは一臣様付きの秘書なんですね。どうしたら、一臣様付きの秘書になれるんでしょう」

 そう鴨居さんは言ってから、きゅっと口を固く結んだ。


「えっと」

 一臣様付きの秘書になりたいってことだよね。そうか。私のことが羨ましいって思って、うらめしそうな顔をしたのか。

「上条さんは優秀だからですよ。機械金属部のプロジェクトの発案もなさったと聞いていますし、そのプロジェクトのメンバーでもいると聞いています」

 隣から突然、矢部さんが私たちの会話に割り込んできた。


「そうなんですか?でも、上条さんも今年この会社に入ってこられて、秘書課に移動してから間もないと聞いています。なのに、どうしてそんな責任ある仕事を任されているんですか」

 鴨居さんがまた私のほうを見ながら質問してきた。


「えっと」

 また私はどう答えるか、考え込んだ。すると、

「ですから、上条さんが素晴らしい提案をしたからですよ。ね?上条さんは仕事も早いし、行動力もあると聞いています。庶務課にいた頃も、いつも明るく、仕事を率先してやっていたと臼井課長も褒めていらっしゃいました。そういうところを一臣様にかわれたんですよね?」

と、また矢部さんが私の代わりに鴨居さんに答えてしまった。


「え?臼井課長がそんなことを言っていたんですか?」

「はい。秘書課に行ったら、上条さんがいるから安心だと。細川さんもとてもいい上司だから、頑張ってくださいと励ましてくれました」

「へ~~。臼井課長、そんなことを言ってたの」


 今の話を聞いていた細川女史が、パソコンを打つ手を止めてそう言った。

「あ、すみません。仕事の途中で話したりして。仕事再開します」

 矢部さんは焦りながらそう言うと、パソコンに向かってまた手をすごい速さで動かした。あの速さで正確に打てるなんて、さすがだ、矢部さん。


「……。私も頑張れば、一臣様付きの秘書になれるんでしょうか。総務部の部長が、私にはバイタリティがあるから、秘書課でもやっていけると言っていたんですけど」

「え?そうなんですか?」

 総務部の部長の一押しだったのかな。鴨居さんは。


 あ、そうか。そういう部分が私と似ているのかな。バイタリティがあるって、一臣さん、私を褒めてくれたことあったもんな。

 じゃあ、一臣さんは鴨居さんのことも認めるかな。どうなんだろう。


「ごめんなさい。私にはどうやったら、一臣さんの秘書になれるかわかりません。でも…」

 私は一回言葉を飲み込んだ。

「なんですか?教えてください」

「あの、前に一臣さんが、どういう秘書が優秀なのかはわからないと言っていました。ただ、信頼できる人間じゃないと自分の秘書にはしないと、そう言っていたことがあって」


「信頼?信頼があれば、秘書にしてもらえるんですね。じゃあ、私、頑張ります」

 鴨居さんは目を輝かせ、頬を赤くした。

「鴨居さん、手が止まっていては困りますよ。お喋りはそのくらいにして、仕事を再開させてください」

 細川女史にそう言われ、

「はい!」

と鴨居さんは元気に答え、またパソコン画面を睨んだ。


 私は、鴨居さんに直し方を丁寧に教え、それから自分の席に戻った。

 鴨居さんは、また必死に画面に顔を近づけ、パソコンを打ち出した。


 そうか。鴨居さんは一臣さんの秘書になりたいのか。それってあれかな。一臣さんに憧れているからかな。

 それにしても、私から一臣さんのコロンの匂い、やっぱりしちゃうんだな。


 5時半を過ぎ、私は、

「お先に失礼します」

と、元気に挨拶をして秘書課の部屋を出た。そして、15階に向かいながら自分の手や腕を嗅いでみた。

 う~~ん。自分ではわからない。匂っているのかなあ?


 一臣様の部屋に行くと、一臣さんはスーツの上着を脱ぎ、ネクタイを緩めているところだった。

「おかえりなさい、一臣さん」

「ただいま、弥生」

 そう言って私を見る一臣さんの目が優しい。


 嬉しさのあまり、一臣さんに飛びついてしまった。

「ラン、そっくりだな」

と一臣さんは呆れながらも、私を抱きしめた。


「一臣さん、私、一臣さんのコロンの香りがしますか?」

「ん?」

 一臣さんはくんくんと匂いを嗅ぎ、

「いつもの弥生の匂いだぞ。シャンプーの匂いだと思うけどな」

とそう言ってから、私の顎を持ってくいっと顔を上げた。


 キス?

 ドキン。


 チュ…と一回、唇に触れ、

「唇はいつものマシュマロだ」

とそう言ってから、またキスをしてきた。わ~。今度は大人のキス。


 長い。腰をまた抜かしてしまった。

 へなへな…と座り込みそうになると、一臣さんが私の腰を抱き、そのままソファまで連れて行って、膝の上に私を座らせた。


「キスは、いつもと変わらず甘かったぞ?」

 何をいろいろと一臣さんは確認しているんだろう。恥ずかしいなあ、もう。

「私から、一臣さんのコロンの香りがするって鴨居さんに言われて」

「へえ。やっぱり、いっつも俺とこうやってくっついているからかもな」


 そう言うと一臣さんは、さらに私を抱きしめる腕に力を入れた。

 キュン。その力強さがなぜか胸をときめかす。


「あ、あ、あの」

 話をしていないと、疼いちゃうそうだ。何か、話、話。

「なんだ?」

「帰って、明日の支度しないとならないですよね」


「明日の?たったの一泊だ。寝る時は浴衣でいいし、特に準備するものもないだろう」

「化粧道具とか…、下着とか」

「下着か。色っぽいのにしろよ。な?」

 もう~~。相変わらずスケベだなあ。


「一臣さんは、シルクのパジャマじゃないと眠れないんじゃないんですか?」

「ああ。でも、どうせ裸で寝るんだ。お前もな?」

「え?」

「裸で抱き合って寝るんだろ?」


「……あ、明日のお部屋は和室ですか?」

「さあな」

「…和室だったら、お布団ですか?」

「嫌なのか?」


「いいえ。お布団をきっと、二つ並べて敷くんですよね?」

「ああ、多分な」

「でも、一つの布団で寝たりしますか?」

「一つの布団だと?狭すぎるだろ」


 ガッカリ。

「今、がっかりしたのか?お前」

「はい…」

「ははは!素直だな。わかったぞ。一つの布団で寝てやるよ」


 やった~!嬉しい。

「なんてな」

 え?今の冗談なの?一つの布団で寝てくれないの?


「お前と同じ布団でないと、俺が眠れないんだけどな」

「え?そうなんですか?」

「そうだよ。お前を抱きしめていないと眠れないんだよ。知っているだろ?」

「あ。そういうことだったんですか。隣に寝ていたら眠れるのかと思いました」


「あほ。ただ隣に寝ていたらいいわけじゃない。こう、あったかいふわふわしたものを抱きしめていないと、寝れないんだよ」

「それ、私じゃなくてもいいってことですか?たとえば…」

「他の女か?そうだな。今まで付き合っていた女は痩せていたから、ダメだったのかもな。意外とふくよかな女性なら誰でも」


「え?」

 うそ。

 私じゃなくても大丈夫なの?

「今度、試してみるか。ふくよかな女性っていったら誰がいる?お前みたいに、やわらかそうな…」


 え~~~!嘘でしょう?

「秘書課、痩せている女ばかりだよな。あ、大塚はちょっと肉がついているか。お前より肉付き良さそうなのは、鴨居か」

「だ、だ、ダメです」


「ん?」

「ほ、他の人となんて…」

「他の女と試してみないと、本当にお前だけかどうかわからないだろう?」

「でも、で、でも…」


 嫌だよ~~。

「ぶっ。お前、泣きそうになってる?」

「………」

「嘘だよ。冗談に決まってるだろ?」


「……」

 もう半分くらい泣いてた。涙も出かかってたよ。一臣さんって冗談なんだか、本気なんだかわからないんだもん。


「さて。屋敷に帰るか。明日の朝は早いからな。会社に行かず、そのまま視察に行くぞ」

「はい」

 私は一臣さんの膝から飛び降り、帰り支度を始めた。一臣さんもスーツの上着を羽織り、アタッシュケースを持った。


 帰りの車内でも一臣さんはべったり。…っていうか、私がもしかしたら、べったりしていたのかもしれない。どうも最近、無意識のうちに一臣さんに引っ付いている。私ってこんなに、甘えん坊だったなんて自分でも知らなかった。


 そして屋敷に着いた。亜美ちゃん、トモちゃんはハイテンションで私たちを迎えに屋敷から現れた。

「おかえりなさいませ!!!」

 すんごい元気だけど、どうしたのかな。


「明日の準備、みんなでしていたんです。慰安旅行なんて初めてだし、何を持って行っていいかもわからなくって」

 亜美ちゃんがそう言いながら、私と一緒に屋敷に向かってわくわくしながら歩き出した。


 トモちゃんも私の横に並び、

「やっぱり、遊ぶものは必要ですよね。トランプ、ウノ、他には何があったらいいかなあ」

とうきうきした声で話し出した。


「でも、ホテルにカラオケルームもあるから、カラオケもしたい」

 トモちゃんの言葉に亜美ちゃんがそう答えると、

「カラオケもいいですよね。あと、ゲームセンター!」

とトモちゃんは弾む声でそう言った。


「卓球台はあるのかなあ」

「あったら、絶対に温泉上がりに浴衣着て卓球大会ですよね!」

「いいな~~!!私も卓球大会混ざりたい!」

 わくわくしながら、私もトモちゃんのあとにそう言った。


「弥生!お前はそいつらとは別行動だぞ!」

 あ。まだ一臣さんもいたんだ。とっくに部屋に行ったかと思った。

「第一、泊まるホテルも別だ。だから、こいつらと一緒に遊んだりもできない…」

と一臣さんが私たちに向かって、しかめっ面をしながら言っている横で、突然樋口さんが、

「恐れ入ります。ホテルは一緒になります」

と口を挟んできた。


「……なんだと?」

 一臣さんは、一回黙り込み、そのあと屋敷の入り口に立っている樋口さんを睨みながらそう聞いた。

「申し訳ありません。別のホテルは満員で、同じホテルしか空いていませんでした」

「こいつらと同じホテルなのか?!」


 一臣さんは眉間にしわを寄せ、樋口さんに怒鳴った。

「ですが、わたくしどもは本館。一臣様と弥生様は別館でございます」

「…別館?」

「離れです。そちらには、各お部屋に露天風呂がついています」


「え~~!各お部屋に露天風呂なんですか?羨ましい」

 亜美ちゃんがそう言うと、その隣でトモちゃんは、

「亜美ちゃん、一緒に露天風呂も、大浴場にも行きましょうね」

と、ニコニコしながらそう言った。


「いいなあ。私も一緒に大浴場入りたい」

 あ。しまった。また、つい口から出ていた。こんなこと言ったら、また一臣さんが…と思いつつ、こわごわ一臣さんの顔を見ると、一臣さんはこめかみに青筋を立てながら私を睨んでいた。


 怖い。

「今の、嘘です。お部屋についている露天風呂だなんて、贅沢!とっても楽しみだなあ」

 ああ。今の私の口調、思い切りわざとらしかったよね。まるで下手くそな小学生の学芸会のセリフみたいだったよ。


「弥生」

 一臣さんは低い声で私を呼び、

「今、楽しみだって言ったな?」

と片眉を上げながら確認した。

「はい!」


 私はご機嫌を損ねないように、元気に返事をした。すると、一臣さんはにやっと笑って、

「わかった。今の言葉忘れるなよ。俺も、楽しみにしているからな」

と言い放ち、颯爽と階段を昇って行ってしまった。


「なんか、一臣様、怖かったですよ、今の表情」

「怒らないで、笑っている一臣様も怖いですね」

 亜美ちゃんとトモちゃんはそう言うと、

「大丈夫ですか?私たちのせいですよね。すみません。あんまりにも嬉しくて浮かれちゃってて。一臣様に弥生様が叱られることになってしまって」

と、私に向かって謝ってきた。


「ううん。大丈夫です。それに、亜美ちゃんとトモちゃんのせいじゃなくって、私が一臣さんを怒らせちゃうようなことを言ったからなんです。だから、謝らないで」

 私が二人に必死にそう言っている横で、樋口さんがくすくすと静かに笑い出した。


「あ、あの?」

 なんで笑っているのかな。

「一臣様は、相当弥生様との温泉旅行を楽しみにしているんですね」

「え?」


 旅行というか、一応仕事なんだけどなあ。

「お二人の邪魔はしませんので、どうぞ弥生様も楽しんでいらしてください」

 樋口さんは優しい表情でそう言ってくれた。


「樋口さんも、亜美ちゃんもトモちゃんも、楽しんでくださいね。思い切り羽伸ばしていいですからね」

 そう私が3人に言うと、みんなにっこりと微笑んで、

「ありがとうございます」

とお辞儀をした。


 さあ。いよいよ明日だ。

 わくわくするけど、仕事だってば、私。だけどやっぱり、わくわくするものはわくわくするよ。


 私は一臣さんの部屋に入らず、自分の部屋に入って旅行の支度を始めた。化粧道具や、着替えをクローゼットに入っている大きめのボストンバッグに詰め込み、そして下着の入っている引出しをあけ、どれを持っていくかで悩みだした。


「弥生?」

 そこに一臣さんがやってきた。

「お前、なんで俺の部屋に来ないんだよ」


「明日の準備をしていたんです」

「もうしているのか。気が早いな」

「はい。なんだか、わくわくしちゃって、早くにしないと落ち着かなくって」

「ふん。みんなして、はしゃぎすぎだぞ。お前、本当にあいつらのところに行ったりしないよな」


「行きません。それより、どれにしようかって今悩んでて」

 私がそう言ってまた引出しの中を覗くと、

「あ、下着か?」

と一臣さんもしゃがみこんで、引出しの中を見た。


「そうだな。明後日も視察があるから、あまり派手なのはダメだな。スカートに透けて見えても困るしな」

「はい」

「やっぱり、これだ。まだ、お前履いていないよな?紐のパンツ」

「………はい」


「これにしろ」

 指定されてしまった。仕方ない。それにするか。

 一臣さんは鼻歌交じりで、自分の部屋に戻って行った。


 そんなに紐のパンツが、嬉しいのかな。って、違うか。きっと一臣さんも明日の温泉、楽しみなんだよね。


 明日…。二人で露天風呂に入っちゃうのか。


 ………。

 きゃ!

 ああ、今危うく、鼻血が出そうになった。ちょっと、妄想してしまった。


 は~~~~。なんだか、今から胸がドキドキしちゃう。露天風呂でいちゃつくって言っていたよね。

 きゃ~~~~。


 一臣さんの浴衣姿を想像してみたり、露天風呂に入っている一臣さんを想像してみたりして、私はしばらく顔を火照らせ、胸をキュンキュンさせ、一臣さんの部屋に戻れずにいた。

「弥生!いつまでそっちの部屋にいるんだ。いい加減こっちに来い!」

と一臣さんに怒鳴られるまで。



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