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フレスベルク公国の考え…

いつもお読み頂き又ブックマークを付けて下さり本当に有難うございます。

さて…

今回は国王陛下の日本国への想いと3人娘+1の今後についての言及です。

何を語るのでしょうかね?

身延総理大臣が国連でスピーチをしている頃…

フレスベルク公国王宮では…

レオポルド=フォン=フレスベルグ(古屋大樹)国王

が、日本国側の関係閣僚と揃って横一列に並び記者からの質問に答えていた。


私は元日本人として個人的に日本国に親しみ以上の感情を持っておりますし他国との交流を積極的に行う事は全く考えてはおりません。

同時にフレスベルク公国国王として、古くより日本国とは交流をしておりこの国の一部の民が日本国に移り生活をしている事も承知しているし、

彼等が非常に友好的に迎え入れて貰え幸福に生活している事も存じています。

従って、その恩義に報いる為誓って他国との友好条約の締結が日本国の仲介なしで行われる事は

未来永劫有り得ない

と誓います。


日本の属国と言う事ですか?


と言う問いには、


いえ、違います。確かに我が国は文化文明が現在の地球より恐ろしい程遅れておりますが、それも日本のODA(政府開発援助)により我々が望むスピードで発展を続けております。

我が国と日本国は互いのパートナーシップにて結ばれているに過ぎません。

言ってみれば、

我々は日本と言う大変有能で素晴らしい…

姉のいる弟

と言ったところでしょうか?

姉

と言う表現はおそらく日本で初の女性首相である、

身延総理大臣への配慮でしょうか?


とアナウンサーが判り切った事をさも重要と言った感じでコメントをする。


異世界担当局の大型テレビで映し出されている

フレスベルク国王陛下

と

その隣で汗をかき乍ら時折頷いている

望月官房長官


これだと事実上の

日本国以外はシャットアウト

宣言だなぁ…

と思い乍ら微温くなってしまった珈琲(マンデリン)を啜った。


お嬢様は日本に残るのですか?

と言う質問には

望月官房長官が


セキュリティの都合上

このまま日本に留まるのか?

フレスベルク公国に戻るかの回答は控えさせて頂きます。

と言ってしまった。


待て待て待て待て待て!

その言い方だと姫達が日本に居続ける事が正解だと言っている様なものだぞ!


と思っていたら、半ば呆れ顔でフレスベルク国王陛下

が望月官房長官を見つめていた。

そうして溜息交じりで…


娘たちは日本国内に残ります。

全員です。


その警護は

我が国近衛騎士団長

と

日本国陸海空の自衛隊

更に

警察庁

等あらゆる方達が行って下さっておりますので娘の父である私も全幅の信頼を寄せております。

事実、先日も奇襲をされましたが、彼らが鉄壁の防御で追い払って下さいました。


ニッコリと、そうしてずっしりと答えを出した国王陛下。

引き攣る望月官房長官。

まぁ…

フォローして貰った事も気が付いていない様だな…

後でブレーンからお小言を貰って下さいな。


さて…

この事で、今後の警備体制の強化を打ち合わせなければならないな…

私は溜息交じりで微温い珈琲(マンデリン)をもう一口啜った。


そうして数日後…

我が国は、ジブチ共和国に続く2国目の

日本国フレスベルク公国地位協定を締結した。

つまり…


フレスベルク公国における日本国自衛隊等の地位に関する日本国政府とフレスベルク公国政府との間の交換公文


に両国が署名したのである。

日本に対する想い…

利口な姉ちゃんに色々と教わっている弟…

成程ネ…

さて、弟を守る為に姉ちゃんは次の手筈を整えないといけないですネ。

次回はそんな事が出てくるのでしょうか?


因みに…

ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とジブチ共和国政府との間の交換公文

という条約は2009年にジブチ共和国と日本国に於いて締結されており、自衛隊の基地がジブチ共和国には実在しています。

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